2022年7月26日火曜日

R40724_第10回 霧島・えびの高原エクストリームトレイル リタイア記

 令和4年7月24日、第10回 霧島・えびの高原エクストリームトレイルに参加してきました。

 

 何時もは前日より選手駐車場で車中泊して臨んでいましたが、今回は申込が遅かったため選手駐車場が確保できませんでした。

 そこで、えびの高原キャンプ村を予約し、テント泊して参戦することにしました。

 前日23日(土)の昼過ぎにキャンプ場の駐車場に到着しました。

 選手受付もキャンプ受付も約2時間後の14時からでしたので、韓国岳を肴に、ぬるくなる前にとクーラーボックからビールを取り出し2本美味しくいただきました。

 14時ジャストに、キャンプ場横のホテルピコラナイの受付に出向くも、私のゼッケンが見当たりません。

 スタッフさん曰く、京町温泉駅観光交流センターでの受付ではというのである。

 今回から、山の上と下の2カ所での受付をしているとのことで、私のゼッケンは下の京町温泉駅観光交流センターでの受付に登録されているとのことでした。

 ビール飲んで運転できないし、どうしようかと困惑していると、私と同じように京町温泉駅観光交流センターでの受付に登録されている選手が受付に現れました。

 彼は、ここホテルピコラナイ泊の選手でしたので、麓の京町温泉駅観光交流センターまで行って受付後戻って来なくてはなりません。そこで、事情をお話しし、有り難いことに彼の車に同乗させていただくことになりました。

 彼は、福岡県の選手で歳も私よりひとつ上でした。昨年初めてショートに出場しクリアしたので今年はロングに挑戦するのだと言っていました。

 私も昨年ショートをクリアして今年ロングに挑戦でしたので車内では大いに話が弾み、あっという間に麓の京町温泉駅観光交流センターに到着しました。

 無事ゼッケンを手に入れ、再び彼の車でホテルピコラナイに戻ってきました。

 お互いの健闘を祈り、彼にお礼を告げ、今度はキャンプ場の受付です。

 走りがメインですので、テントは歩きお遍路さんで使用した懐かしいソロテントです。

 明日は早朝5時スタートですので、20時には就寝し、2時半頃起床する予定です。ですから、早めの夕食とアルコールタイムとなりました。

 19時過ぎには、すべてを片付け、テント内で就寝するように努めましたが、回りのキャンパーさん方は、これからが楽しいキャンプの一時です。

 さらに、標高1200mのキャンプ場とあって、陽が落ちると一気に気温が下がってきて夏用の薄いシュラフでは心許なくなってきました。

 そこで、20時頃テント泊を諦め、キャンプ場の駐車場で車中泊することにしました。

 

 予定通り2時半に起床し、朝食を摂り、着替え、テーピング、トイレ等を済ませ、4時半前にすぐ目の前のスタートブロックに到着しました。

 空には、きらきらと輝く星々と三日月が見られ、3日前までの予報を覆し、快晴の良い天気になりそうです。

 少し夜が白み始めた5時ジャストにロングがスタートしました。

 

 4km程ロードを走った後、一列でしか走れないトレイルに入ります。

 トレイルでは渋滞するので、始めの4kmのロードをいかに走り抜けるかが効率よく走るための第一目標です。

 しかし、走り抜ける自信の無い私は、最後尾をどうせ渋滞待ちするならゆっくりとと言う雰囲気でえっちらおっちら進んで行きます。

 それでもトレイルの入口はやっぱり渋滞していました。

 トレイル中も足踏み状態です。やはり最後尾は、この区間だけで時間ロスが多くなりますが仕方ありません。

 天気が良くトレイルの路面は良好、早朝で少し寒いくらいの気温で、トレイルを抜けた後は、ランには最適な気候で楽しく進むことができました。

 下りは適度に走り、登りは早歩きっていう作戦で12kmの第1エイドには、予定を5分オーバーして6時55分に到着しました。

 8時頃になると、陽射しが徐々に強くなり始めました。

 暑さに弱い私は、少々重たくなるが熱中症対策ドリンクやゼリーをかなり準備しましたが、これが結構下り坂で脚に負担をかけたような気もします。

 少し疲れを感じ始めましたが、24kmの第2エイドには、予定を6分オーバーして8時46分に到着しました。

 第2エイド出発直後の魔の栗野岳枕木階段で、身体の異変が急に現れ始めます。

 10歩登ると生汗がだらだらと噴き出すのです。

 うそやろう~と、思いながら休み休み進みます。

 栗野岳の登りは、ほぼこの状態で、スイーパーさんに心配を掛けながら、どこかで回復することを祈りながらの進行でした。

 1時間半近く、のろのろと進み、10時半ごろにようやく下り林道に辿り着きました。

 第3エイドまでは、8km位の下り林道とロードです。

 駆け下れば、まだ十分完走できる位置ではあったと思いますが、次の第4エイドまでが、本コースで最も長い16km程あり、前半の登りに気力はすでに萎えていました。

 ただただ、だらだらと下り林道とロードを陽射しを避けながら下り続けました。

 第3エイドに、予定を54分オーバーして、関門6分前の11時54分に到着しました。

 現時点の体調と気力では、第4エイドまでの距離と前半の登りをスムーズにクリアできそうにありません。さらに、スイーパーさんに更なるご迷惑を掛けそうで、残念ですが、ここでリタイア宣言しました。

 

 スタッフ、ボランティア、お声がけいただいた選手や応援の皆様方に感謝し、次年度再度トライさせていただきます。ありがとうございました。

 

 直後に出発した収容バスからは、容赦ない陽射しの中を懸命に進行しているランナーを見ることができ、羨ましく、また自分の力不足を再確認させられました。

 12時半頃には、ピクニック広場に戻り、給水、おにぎり、唐揚げの接待を受け、ホテルピコラナイの温泉で汗を流し、帰路につきました。

 参加賞は、以下の通り(Tシャツ、牛テールカレー、焼酎、水出し緑茶、MAGMA、温泉券)です。

 

 本日のワークアウト R04第10回 霧島・えびの高原エクストリームトレイル 走行距離 65km(第3エイドにてリタイア 36km) グロスタイム 6時間54分 でした。

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