2013年12月8日日曜日

H251208_第27回青島太平洋マラソン

 12月8日(日)、第27回青島太平洋マラソンに参加してきました。

 前日の7日(土)に、ゼッケンを交付を受け、宮崎市の自宅に泊まりました。
 当日は、朝4時20分に起きて、コンビニでおにぎりを買って、会場に向かいました。
 駐車場は、パンフでは5時30分開場でしたが、5時に着いた時点ですでに多くの車が駐車していました。

 車中で、おにぎりを食べた後、会場でうどんを食べました。
 これで、エネルーギー源となる炭水化物は、ばっちりかな?!
 食事の後は、しっかりトイレを済ませました。快便でやる気十分!

 

 6時30分からの無料のテーピングに並んで、コスモテープとかいうX型の小さなテープをツボに数カ所貼り付けて、五十肩の処置をしていただきました。

 『縁は異なもの味なもの』と言う訳で、10名以上いる整体師の中で、たまたま私にテーピングをしてくださった中村さんは、先日私がバイクデビューしたツール・ド・にちなんくしまのBコースのサポートライダーさんと言うことが分かり、話が弾みました。

 「応急処置だから、気をつけてくださいね。」と言われ、「脚で走るから大丈夫でしょう。」と笑いながら応え、練習でも走れば、血行が良くなりかえって気持ちが良くなっていたことを思い出していました。 ・・・ でも、これが大きな勘違いだったんですよね~

 無料テーピングは、患部1~2カ所のみなので、車中にて足底アーチ、足首、ふくらはぎ、膝等のテーピングは、何時ものようにキネシオテープを使って自前で行いました。

 ウェアを着替えて、スタート前の最後のトイレに行きました。
 マラソン大会のいつもの風景です。常に余裕を持って、しっかりと、2回はトイレに行くようにしています。

 スタート5分前の様子です!!
 いい天気になりました!!  というより、天気が良すぎて日焼けして、顔が火照っています。今日は、日焼止めが必要でしたね。
   朝方は、気温が低く寒かったのですが、昼からは宮崎の太陽の日差しで、暑いくらいでした。

 号砲から、2分後くらいにスタートラインを通過し、何時もの通り5kmくらいまでは密着団子という状態でしたが、徐々にスペースが空き、快適に走れるようになりました。

 7km付近の本郷ランプのエイドで給水をしていると高校生の息子がボランティアとして働いていましたので、声をかけハイタッチをしました。でも、今回、ハイタッチをしたのはこの1回限りです。
 青太の売りの一つは、非常に沢山の高校生ボランティアさんの沿道での応援です。黄色い声援とハイタッチに、エネルギーをもらって完走できたランナーも多いのではと思っています。
 しかし、コースの都合上、高校生ボランティアさんたちの9割は、ランナーの左側に位置しています。私の五十肩は左肩ですので、不用意にハイタッチでもしようものなら、その場で悶絶してぶっ倒れることになります。
 ・・・ということで、高校生ボランティアさんたちには、申し訳なかったのですが、今回は、息子とのみハイタッチをし、後はすべてスルーさせていただきました。

 神宮が近づくにつれて、左肩、左腕の上腕部、前腕部がしびれてきました。
 さらに、神宮の折り返しを過ぎる頃には、しびれが痛みに近くなり、気力までが萎えてきました。
 痛みは、どんどんひどくなり、途中何度もリタイヤが頭をかすめましたが、腕や肩を揉みながら完走を目指しました。

 途中、私設エイドでエアーサロンパスをお借りし(公設のエイドには、エアーサロンパス類が何故か無かった。菜の花はあるのに、残念。)、左肩や腕にスプレーしていたら、ぽかんとして見ています。苦笑いしながら、「五十肩なもんで・・・」と言い訳をすると、「大変ですね。」と哀れまれました。そうですよね、他のランナーさんたちは皆、脚にスプレーしていますから・・・
 以下、三度同じ台詞を、私設エイドの方にしながら、エアーサロンパスを使用させていただきました。四人のエアーサロンパスをお貸しいただいた私設エイドの皆さんありがとうございました。おかげで、何とか完走することができました。

 と言うことで、15km過ぎからは、五十肩の痛みと闘いながらのランでした。
 記録は、以下の通りですが、久しぶりにサブ4をオーバーしてしまいました。残念!!


測定地点 ラップ
10km 59m25s
20km 57m11s
30km 65m57s
40km 72m24s
Total 4h29m54s

 フィニッシュドリンク会場です。多くの高校生ボランティアさんたちが「お疲れ様でした。ドリンクをどうぞ」と接待をしてくれました。男子も女子も関係なく、高校生くらいの若い人たちが、一生懸命に働く姿は心地よいですね。

 高校生ボランティアさんが、完走証をプリントアウトし、「お疲れ様でしたと」明るいあいさつをして手渡してくれました。

 完走者に配布された補給食(マンゴーホイップメロンパン、ぷるんぷるんQooみかん味)です。
 ここでも、高校生ボランティアさんが、配ってくれました。

 参加賞のTシャツです。

 

 本日のワークアウト 第27回青島太平洋マラソン 走行距離 42.195km グロスタイム 4時間29分45秒 ネットタイム 4時間27分23秒 でした。

2013年11月24日日曜日

H251124_市木小学校_串間温泉いこいの里

 今日は、市木小学校前から、高畑山経由で串間温泉いこいの里まで走ってみました。
 高畑山の中腹、標高200mまでの登り約5km、後もう少しのところで歩いてしまいました。7月に走ったときには、何とか登り切っていたのに・・・ちょっと残念!!串間温泉いこいの里までの下り約8kmは、スピードもそれなりに出て快適なrunでした。
 runの後は温泉にゆったりと浸かって汗を流し、待ち合わせをしていた妻の車で帰りました。

 本日のワークアウト 市木小学校_串間温泉いこいの里 走行距離 13km 1時間30分 でした。

2013年11月4日月曜日

H251103_下関海響マラソン2013

 平成25年11月3日、下関海響マラソン2013に参加してきました。
 前日、昼過ぎに宮崎を出発して、受付関門ぎりぎり6時10分前に下関に到着し、ゼッケン交付を受けました。その日は、家族で本大会のコースにもなっている下関市彦島の実家に泊まりました。
 当日は、5時に起床し、ストレッチ、テーピング、朝食、トイレを済ませ、7時頃会場に向かいました。乗り合いバスで行くつもりでしたが、あいにくの雨のため、母上御用達のタクシーを利用することにしました。このタクシーの運転手さんとお話をしていると、息子さんも本大会にエントリーしており、なんと萩往還140kmを完走されている猛者だということが判明。縁は異なもの味なものと言う訳で、10分程度の車中でしたが、大会前に大いに盛り上がりました。

 本大会の嬉しい演出の一つがコース沿道に並ぶ応援旗。よくよく見ると、県内の小中学校の生徒さんたちが思い思いのメッセージと応援イラストを描いてくれているのです。どれ一つとして同じ旗はなく、毎年新調されており、県民あげての応援が伝わってきて嬉しくなります!!

 「海峡メッセ下関」前の車道が6ブロックに区切られ、スタート30分前までに走力順に並びます。ゼッケンに、A~Fの各ブロックが印字されており、係員にしっかりチェックされて整列します。時間内に整列できなかった選手は最後尾のブロックとなります。
 昨年は、4時間3分06秒と、今一歩でサブ4でしたので、今回こそはサブ4狙いで申し込みをし、Cブロックというかなり前のブロックを手に入れたのですが・・・。練習不足と4~5k近い脂肪をお腹に蓄えたため、青太のトレーニングとダイエットを兼ねての練習のような参加となってしまいました。目標は、サブ4.5、本コースの終盤の登りは無理をせず、歩いてでも完走し、完走メダルをいただくことです。

 スタートが近づくにつれて、雨が強くなりますが、風がなく、選手がひしめき合っているため寒くはありませんでした。
 7時30分、号砲とともに、いよいよ、スタート!!
 はじめの2~3分は、どの大会でも同じように、止まったり歩いたりのよちよち歩き。しかし、さすがCブロック、すぐにキロ6分以上のペースになり、徐々に追い越されていく感覚がよくわかりました。
 5kmも走ると、体が温かくなり一旦ランニングウインドブレーカージャケットを脱ぎ、腰に巻き付けて走りました。しかし、15km付近より再び雨が激しくなり、再度装着。多くのランナーがビニル袋の簡易カッパで出場し、エイドで脱ぎ捨てていましたので、後はずぶ濡れ状態でした。この付近までは、遅いなりに、走れていましたが、気力、心肺能力はあるものの、脚が徐々に重く感じられてきました。
 19km付近からアップダウンが続くこのコース、昨年は、関彦橋の登りも一気に登っていました。しかし、今年は登りは歩き、下りと平坦のみ走りに徹し、時計を見ずに完走目指して頑張ることにしました。 

 母と家族には、雨が降っているので、家でPCの応援ナビを見て見守っているように言っておいたのですが、21kmの彦島大橋入口付近に、応援に来ていました。ありがたいことです!!
 ここから、50mおよび40m位の上り下りが往復で続く一番の難所。家族の前だけ見栄を張り走りましたが、後は登りは歩きに徹していました。やっと、半分です。

 25km付近の写真です。

 30kmの長州出島からの帰り道で、この近くに住んでいる妹が応援に駆けつけてくれていました。応援ナビの情報を聞きつけ、来たとのこと。行きは見失ったが帰りは何とか見つけられたと言うことであった。雨の中、ありがたいことです。

 37kmの彦島大橋入口付近の往路で、再び母と家族に応援される。後で話を聞くと、近くのスーパーでサンドイッチを食べて、再び応援に来たとのことでした。残り5km、完走は目前、苦しくはなかったが、脚は重く感じました。苦しくないので、風を切って走ってみると面白いようにゴボウ抜きできるのですが、1kmも続かないというか、情けないことに気力がなかったような気がします。

 ゴールの海峡メッセ下関までの2kmは、多くの人々の歓声に支えられ、正にビクトリーロードを気持ちよく駆け抜けることができました。
 笑い話ではないのですが、フィニッシュで何時ものように、両腕をあげ勝利のポーズを採ると、一気に左肩が悲鳴!!五十肩なんですよね。現実に一気に引きも戻されました(笑)

 昨年度より、この大会、フィニッシャーに、完走メダルが渡るようになりました。結構、これを手に入れたくて、リタイヤしたい気持ちを抑えて完走する人も多いのではないかと思います。

 今年は、メダルの周りにブルーの七宝焼が施され、リボンも青1色からグラデーション化され、さらに素敵になりました!!

 皆さん、誇らしげに首に完走メダルを提げ、手にはフィニッシャードリンクを持って、完走証発行所に向かっています。

 何時ものことですが、この雨の中、完走証がずぶ濡れになるなあ。などと思って、完走証発行所に並んでいましたが・・・

 完走証をビニル袋に入れてお疲れ様でしたといって渡してくださいました。とっても、嬉しくなりました。下関海響マラソンの大会スタッフの皆様の温かい心遣いに感激です!!

 本年度から、計測は、シューズに着けるRSタグになりました。このRSタグ、レース終了後は、記念品として持ち帰ることができます。

 RSタグの裏面には、大会名、期日、高杉晋作没後150周年記念ロゴマークが印字されているなど、なかなかの記念品になりそうです!!
 また、本大会は、このRSタグを使い5km毎の記録やリアルタイムに選手の走行場所をPCやスマホで確認できる応援ナビなどのサービスを行っており、選手並びに応援家族は重宝しています。


RSタグによる暫定記録
測定地点 ラップ
 5km 30m34s
10km 29m43s
15km 31m24s
20km 34m19s
25km 36m45s
30km 37m05s
35km 39m03s
40km 35m35s
finish  15m05s
Total 4h49m33s

 記録証をいただいた後、雨の中、ふく鍋の振る舞いに並びました。

 雨ですっかり濡れてしまった体をふく鍋が温めてくれました。走った後の鍋は、塩分補給を体が欲しているのか最高ですね。
 その後、更衣室で着替えて、乗り合いバスで実家まで帰りました。湯船につかり、遅い昼食を待っていてくれた家族と共に摂り、3時半頃、下関を後にしました。宮崎にたどり着いたのは、22時半ぐらいだったでしょうか。毎回ですが、趣味に付き合ってくれた家族には感謝です!!

 参加賞のTシャツです。

 参加賞のハンドタオルです。

 アミノバイタルパーフェクトエネルギーが、参加賞の袋に同梱されていました。そればかりか、本大会の難所長州出島への入り口付近でも無料で配布されていました。このようなメーカーの協賛や無料配布、ウエルカムですね!!

 参加賞のお菓子(もなかふく笛)です。

 その他、各種の割引券等が配布されていました。

 冷たい雨の中、ボランティア・スタッフの皆様には、温かいおもてなしと声援をいただき、気持ちよく完走することができました。来年も是非参加させてください。今度は、練習をしっかりして、記録狙いで参加したいと思います。

 本日のワークアウト 下関海響マラソン2013 走行距離 42.195km グロスタイム 4時間50分50秒 ネットタイム 4時間49分33秒 でした。

2013年10月19日土曜日

H251013_2013長崎橘湾岸スーパーマラニックP部門

 2013長崎橘湾岸スーパーマラニックP部門に参加してきました。
 10月12日(土)、朝10時ごろ宮崎市から出発し、九州自動車道、長崎自動車道を通って午後3時ごろ大会駐車場に到着し、すぐに大会本部にて、ゼッケンの交付を受けました。その後、車中にて島原城エイドに預ける装備を準備し、テーピングを行い、少し早めの夕食を近くの長崎ちゃんめん屋でいただき、車中にて10時半まで仮眠しました。

 11時前に、大会本部に到着し、長崎橘湾岸スーパーマラニックP部門(100km)の11時スタートの部を見送りました。このP部門、走力等に応じて、10時、11時、0時、1時の出発が用意されています。標準は、0時スタートです。私のスタートも1時間後に迫ってきました!!

 スタートの小浜南本町公民館で、水餃子とおにぎり、栗ご飯等をおいしくいただきました。休憩室は熱気でむんむん!! 外でスタートまで待つことにしました。

 スタート30分前に、装備のチェックが行われました。前後のゼッケンとヘッドランプ、ピカピカバッチ等の装着の有無です。小生は、昨年度140km、本年度欠場の250kmエントリーでいただいた萩往還のピカピカバッチ4個を持参しました。この、萩往還のピカピカバッチ優れもので、軽く、遠くからよく見え、3日間くらいは平気で光っています。しかし、他大会のグッズの持込に少し気が引けて、バッチの萩往還部分のロゴは、テプラで本大会のエントリーナンバーで隠しました。しかし、そんな心配は無用でした。あちらこちらのランナーから萩往還のピカピカバッチの光が誇らしげに光っていました。本大会に出場する人は、萩往還にもかなり出場しているということですね。私を含めて好き者なんでしょうね!!

 10分前に、諸注意が行われ、予定通り0時に一斉にスタートしました。
 しばらく走ると街灯も少ない地域に来たため、快晴の夜空は恐ろしいくらいの星々が輝いていました。また、放射冷却現象のためか、空気が非常に冷たくなり、携帯用ウィンドブレーカーを着用することにしました。

 第1エイドは、津波見バス停(両子岩)、走行距離13.6km、残り距離87.9kmです。
 このエイドの予定出発時刻を01:30としましたが、4分遅れとまあまあでした。  エイドのメニューは、飲料とゼリーでした。

 第2エイドは、口之津FT、走行距離21.4km、残り距離80.1kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、02:30としましたが、ジャスト予定通りでした。
 またここは、第1回目のチェックポイントですが、チェック用パンチがうまく紙を切れず長蛇の列となり、係員方のサインに切り替わりました。選手の皆さんは、器械のパンチより生身の人間のサインのほうが温かみがあるとのことで大好評でした。
 エイドのメニューは、飲料とゼリーでした。

 第3エイドは、原城跡正門前、走行距離30.1km、残り距離71.5kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、03:40でしたが、9分ほど遅れてしまいました。2年前は、原城跡の坂を一気に駆け上ったことを覚えていますが、今回は歩きになっていました。練習不足と体重増加がじわりじわりと利いてきているみたいです。
 ここでの第2回目のチェックもサインとなっていました。
 エイドのメニューは、楽しみにしていた中華粥です。他に飲料とブドウ、オレンジ、梅干等がありました。

 第4エイドは、堂崎駅付近、走行距離40.0km、残り距離61.5kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、05:00でしたが、05:32となっていました。途中おなかの調子が悪くなりトイレに駆け込んだことも原因でしょうが、今後のフルマラソンの大会が思いやられました。
 このエイドのメニューは、飲料でした。

 6時過ぎると周囲も明るくなりました。1時間近く遅れています。50km位で歩きがこんなに入るようでは先が思いやられますね。島原城を巡って今見える雲仙岳を登って、小浜温泉まで走ると考えると気が遠くなりそうです。リタイヤが頭をかすめてきます。最近「練習」=「大会」になっていますので、体重が4~5kg増えてしまいました。反省です!!

 第5エイドは、みちの駅ふかえ付近、走行距離50.4km、残り距離51.1kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、06:00でしたが、7:14と1時間以上の大幅な遅れです。堂崎駅エイドから脚が痛くてリタイヤを考えながら、走ったり歩いたりです。
 まだ、レースは、やっと半分終わったところです。この後、標高550mの眉山ロードと標高750mの雲仙岳が待っています。そう思うとこの先の走行は、とても無理のように思えました。しかし、今回リタイヤすると前回に引き続きリタイヤすることになり、リタイヤ癖がつきそうな気がして恐ろしくなりました。そこで、とりあえず痛み止めを飲んで島原城までは、行くことにしました。
 このエイドのメニューは、飲料とカステラでした。

 第6エイドは、島原城森岳公民館、走行距離57.0km、残り距離44.5km、第3チェックポイントです。  このエイドの予定出発時刻は、07:40でしたが、08:33でした。
 痛み止めが効き、明るくなったせいか、少し元気になりましたが、依然として歩きが3分の1はあったように思います。
 日が照りだすと、急速に暑くなり、汗びっしょりになっていたので着替えることにしました。また、このエイドのメニューは、豚汁とおにぎりでしたが、湯どうふも有りおいしくいただきました。着替えてさっぱりし、おなかを満たすと元気が出てきました。走行距離も6割近くなったので、完走目指してがんばることにしました。

 第7エイド(無人)は、眉山ロード千本木湧水、走行距離61.5km、残り距離40.0kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、08:40でしたが、09:30でした。遅れが1時間以内になりました。
 何処まで行っても延々と続くような坂道と照りつける太陽の光に体力と気力を消耗しながらの走行でした。
 無人のはずのエイドに、係りの方が2名おり、湧き水をエイドまで運んでおられました。小生は、湧き水の流れる場所まで赴き、頭から浴び、ペットボトルに詰め込み気力を奮い起こして走行を続行しました。

 第8エイドは、平成新山展望園地、走行距離65.0km、残り距離36.5km、第4チェックポイントです。
 このエイドの予定出発時刻は09:40でしたが、10:10でした。遅れが30分となりました。
 きつい坂道と照りつける太陽に悩まされましたが、島原城エイドに預けたトレランポールが威力を発揮しました。この先は下りですので、トレランポールを一度折りたたみ、バックにしまいました。
 このエイドのメニューは、飲料と杏仁豆腐・他でした。

 第9エイド(無人)は、水無大橋付近、走行距離69.6km、残り距離31.9kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、10:10でしたが、10:50でした。
 2年前は、脚が故障してしまい、この下りを駆け下りることができず、悔しい思いをしましたが、今回は暑さを除けば、割と楽しく駆け下りることができました。
  このエイドのメニューは、飲料でした。

 第10エイドは、深江運動公園(大野木場町民グランド)、走行距離73.3km、残り距離28.2km、関門時刻12:40です。
 このエイドの予定出発時刻は、10:40でしたが、11:37とまた、1時間近くの遅れとなりました。下りで脚を痛めたためか、この区間はなだらかな平地にもかかわらず、走ることができませんでした。ギラツク太陽をにらみながら、ひたすら早歩きになりました。
 このエイドのメニューは、飲料と冷豆腐ですが、ブドウやリンゴなどの果物類も豊富でした。

 第11エイドは、俵石展望所、走行距離78.8km、残り距離22.7km、関門時刻14:00です。
 このエイドの予定出発時刻は、11:40でしたが、12:40でした。雲仙岳の厳しい上りと照りつける太陽にあえぎながらの走行となりました。前エイドで頂いたリンゴを途中で吐き出す始末でした。
 このエイドのメニューは、飲料と冷ぜんざいでした。

 第12エイド(無人)は、国道57号道路公園、走行距離82.5km、残り距離19.0kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、12:20でしたが、13:13でした。
 このエイドから2kmほど上ると仁田峠。後はほぼ下りとなります。カーブを曲がるたびに、仁田峠前の橋を確認するのですが、何度角を曲がっても橋は確認できず、気が遠くなる思いをしながらの走行です。 

 第13エイドは、雲仙温泉エイド、走行距離86.2km、残り距離15.3km、関門時刻15:20です。  このエイドの予定出発時刻は、13:20でしたが、14:16でした。
 仁田峠後の下りを一気に下り降りたかったのですが、脚がかなわず、3分の1は歩いてしまいました。また、第5チェックポイントの大叫喚地獄を1度探し損ね時間と距離をロスしてしまいました。しかし、止まることのない早歩きにより遅れを1時間以内に縮めることができました。  このエイドのメニューは、そうめんです。飲料、果物等も豊富でした。
 残り、時間が少ないので、休むこともなく出発でした。

 第14エイド(無人)は、塔ノ坂三叉路、走行距離90.8km、残り距離10.7kmです。
 このエイドの予定出発時刻は、14:00でしたが、15:37と1時間37分の遅れとなりました。
 写真のように、この無人エイドは、飲み物が空でした。残念!!
 第13エイドから第14エイドは、はじめの1kmがトレイルです。ここで、6名くらいの小集団と一緒になりました。その先は、交通量の多い国道を避けて裏道を通るため、幾つかの分かれ道で戸惑うことがあります。思考力も弱まっていましたので、暫くこの集団について行きました。

 第15エイドは、小浜木場集会所、走行距離95.5km、残り距離6.0km、関門時刻16:20、第6チェックポイントです。
 このエイドの予定出発時刻は、14:40でしたが、15:54と1時間14分と23分縮めることができました。
 残りの距離も少なくなり、歩いてでも完走できると思われましたが、第14エイドで随分遅れていたので、かなりの部分で走りました。
 実は、これが功を奏したのですが、GPSが表示する距離と実際の距離に5km位の差があり、ここで走っていなければ時間内に完走できなかったでしょう。
 途中、同行した選手の皆さんには、この後は歩いても完走するでしょうなどと楽観的なお話をして申し訳ありませんでしたm(_ _)m

 ゴールは、小浜南本町公民館、走行距離101.5km、制限時刻17:00です。
 ゴールの予定到着時刻は、15:30でしたが、1時間15分遅れの16:45でした。
 仁田峠以降は、下りだけのような気がしますが大きな勘違いです。第5チェックポイントの大叫喚地獄、第14エイドのはじめの1kmのトレイル、第15エイド後の2km登りは、終盤に入りかなり堪えます。
 しかし、最後の小浜温泉への下りは正にビクトリーロードで、気持ちよく走れました。

 ゴール後は、小浜南本町公民館に預けていた着替えと入浴セットを受け取り、すぐ近くの国民宿舎望洋荘にて汗を流しました。
 その後、再度、公民館に戻り、島原城で着替えた装備等を受け取り、スタッフの皆さんにお礼を告げ、駐車場に戻りました。
 お腹がすごく空いていたので、長崎ちゃんめん屋にいって食事をし、とりあえず帰路につきました。幸いなことに、明日は体育の日で祝日なので、高速まで頑張り、サービスエリアで車中泊しながら帰ることにしました。
 脚が痛くて階段の下りは難儀でしたが、運転は座ってしまえば何のことありません。大村湾PAに8時頃着き、一旦車中泊することにしました。後部座席はフラットにし布団を敷きいつでも寝られる体勢でしたのであっという間に爆睡でした。真夜中の12時に寒さで目を覚ますまでの4時間は、今までにこんなに深い眠りをしたことがないなと思うくらいの睡眠でした。その後も、PAやSAに何度となく立ち寄り、栄養補給と仮眠を繰り返しながら、宮崎には10時頃着きました。 

 長崎橘湾岸ウルトラマラニック100kmを何とか完走して帰ってきてビックリ!!
 『競技中の様子が全くfacebookに反映されていないく、ずっと心配していた!』との妻の開口一番の言葉!!
 どうやら、投稿の設定が公開になっていなかったらしく、1日中心配をかけてしまいました。反省あるのみですm(_ _)m
 facebookの投稿設定は、帰宅後したものですから、facebookのライブ投稿が後出しジャンケンのような妙な投稿になってしまいました(^^;)

 参加賞のTシャツです。

 今回も、おおくのスタッフ、ボランティアの皆様の温かいサポートに助けられ完走することができました。ありがとうございました。
 と同時に、日頃の練習不足と体重の増加に反省する大会となりました。来年5月に行われる同大会の173km部門にすでにエントリーをし、自らに活を入れているところです。

 本日のワークアウト 2013長崎橘湾岸スーパーマラニックP部門 走行距離 101.5km グロスタイム 16時間43分54秒でした。