2019年11月18日月曜日

R01つわぶきハーフマラソン

 令和元年11月17日(日)、つわぶきハーフマラソンに参加してきました。

 思い起こせば去年は会場まで赴くも、強烈な胸の痛みにスタート位置に立つことさえできずにリタイア宣言をして、そのまま当番医を2院梯子し、翌日には更に総合病院で精密検査をしました。結果は胸膜炎であろうということで、その後2か月近く胸部の痛みに苦しみ、違和感がなくなるまで5ヶ月程度かかってしまいました。今回は、いわばそのリベンジと言うか経過1年後の健康診断ですね。


 5時15分前に起床し、朝食を摂り、6時頃宮崎の自宅を妻と一緒に出発しました。日南の会場には、7時頃到着しました。車中で着替え、7時30分からの受付に向かいました。
 ゼッケンや参加賞引換券等は事前に郵送されていましたが、当日受付を行い参加賞引換券にて参加賞等を受け取るシステムとなっていました。また、参加賞の一部は、カレー、飫肥せんべい、飫肥天の3つから選ぶようになっていました。私は、応援に来た妻が待機している時のおやつ替わりにと飫肥せんべいをチョイスいました。


 8時半ごろ、シャドウボクシング?をアレンジした準備運動をするとのアナウンスで参加しました。マラソン大会に付き物のセレモニー的なちょっと体を動かす程度の準備運動を予想していましたが、これが結構ハードな準備運動?で、息が上がりすっかり汗をかいてしまう程のものでした。


 9時10分ハーフスタートの号砲です。


 私は、ゴール予想タイム2時間10分から30分のブロックからスタートさせていただきました。しかし、準備運動が効いていたのか、体が軽く感じられ前半はとにかく集団の中でスピードを抑えることに必死になるくらいでした。

 10時頃になると日差しが強くなり、気温もぐんぐん上がり、この時季としては少々暑さを感じる大会になってきました。久しぶりの日南の街並みを楽しみながらも影を選んで走っていました。しかし、ハーフでしたのであれこれ考える暇もなく程なくゴールしました。

 今回は身体の調子を心配することなく気持ち良く完走することができました。ということで、経過1年後の健康診断は一先ず合格ということでしょうか。
 次は3年振りの青島太平洋マラソンです。今回のように気持ち良く完走できるよう体調を整えて参加したいと思います。

 フィニッシャータオルです。


 参加賞のドリンクです。


 参加賞の豚汁です。


 参加賞のお弁当です。


 参加賞の入浴券で久しぶりにかんぽの宿日南の温泉に行きました。
 泉質も温泉から眺める風景もよく大好きな温泉の一つですが、日本郵政の宿泊事業の縮小にともない年内閉鎖 事業継続へ売却先検討と報道されています。宮崎県民としては、どこかいいところに引き継いでほしい施設ですね。


本日のワークアウト R01つわぶきハーフマラソン 走行距離 21.0975km グロスタイム 2時間09分04秒でした。


 

2019年11月7日木曜日

R01橘湾岸H320前半217km

 11月1日(金)にスタートした長崎湾岸スーパーマラニックH320部門、小浜中継所217km地点で、ビール飲んで爆睡したら、リスタート時間をオーバーしてしまい残念ながらアウトとなってしまいました。でも、春のE217のコースはクリアし、その意味では春のリベンジを果たせました。まあ、次回また来いということでしょう!!


 10月31日(木)、朝7時に宮崎を出て、中継及びゴール地点となる小浜の大会駐車場に昼過ぎに到着しました。駐車場にて、島根県から参戦されたH氏と知り合いになりました。
 昼食に小浜ちゃんぽんをいただき、高速バスで長崎市内のスタート地点に近いホテルに15時頃到着しました。荷物を置いて直ぐに気になっていた稲佐山への近道を探索に行きました。難なく見つけ走行してみましたが、確かに急激坂で道幅もない民家の生活道路でお勧めすることはできませんが、明日はこの道を選択しようと思いました。

 11月1日(金)、5時起床のつもりでしたが、寝付けず4時には起きて近くのコンビニで朝食を摂り大会の準備を始めましたが、吐き気に見舞われホテルにて三度吐いてしまいました。腰の調子も今一でベットの上でストレッチを繰り返していました。多分走り出すとよくなるはずだという今までの経験を信じて会場に向かいました。

 会場では、k氏にお会いしエールを交わしました。また、郷土の若き星N氏に初めて直にお会いすることができました。


 予定通り、7時ジャスト、40名弱の集団はゆっくりとスタートしました。


 町中を2.5km進むと、いよいよ稲佐山への登りです。ここで、最後部に位置していた私は昨日探索していた道を一人選択して登って行きました。肩で息をしながらやっとの思いで登り詰めると4名程度の集団に合流できました。・・・と何とこの集団さらに近道となる山の階段を登り始めたのです。あ、これがE氏の語っていたもう一つの近道だなと思った私は、右に倣えで、後を追随しました。お陰で、稲佐山CPには、予定より少々速く到着することができました。・・・となんと、後ろを見るとk氏も同じ道を走行しておりびっくりの再会でした。


稲佐山山頂CP
走行距離 =   7.0km
残り距離 = 313.0km
予定時刻   08:02
到着時刻   07:58
 1つ目のチェックポイントに到着しました。
ここ稲佐山展望台からの眺めは何時も最高です!!
東南方向を眺めると眼下に長崎湾が広がり、先程スタートした江戸町公園付近が見えます。

 目を少し南に移すと、今日の夕方に通過するだろう女神大橋が長崎湾の入り口にかかっています。


 更に、目を南西にずらすと、日が暮れたころに到着するだろう伊王島が遥か遠くに霞んでいます。


 チェックシートに1つ目のチェックをパンチし、トレランポールを折り畳みザックに取り付け17.6km先の時津町日並郷ASを目指します。
 まずは、稲佐山山頂より城山台方向に向け、一気に駆け下り、長崎市立科学館の前を通って電車通りまで約8kmの走行です。
 朝食が早かったので、16.8km地点のコンビニで小腹を満たして残り7.8kmです。
 電車道に沿って国道206号線を北上し、時津港を経て、長崎バス北部ターミナル近くの時津町日並郷ASを目指します。

 気持ちよく稲佐山を駆け下っていると、いつの間にか腰痛と吐き気が引いてきました。しかし、思った以上の好天で汗びっしょりになってきました。さらに、不思議なことは体中結構熱いのですがお腹だけ冷たいのです。そこで、16.8km地点のコンビニでトイレ休憩し、インナーを脱ぎ代わりにスポーツ腹巻をしました。お腹を下したようです。ですので、食事はせずドリンクだけ購入して先を急ぎました。また、この前後でN氏に再び会うことができました。


時津町日並郷AS
走行距離 =  24.6km
残り距離 = 295.4km
予定時刻   10:41
到着時刻   10:13
 エイドでは、パン&スープを美味しくいただきました。特に玉ねぎ1個まるまま入っているオニオンスープは最高でした。


 春のE217では5時スタートでしたが、この地点ですでに暑さに悩まされ、ぼろぼろ状態でした。今回も思った以上に徐々に気温が上がってきており心配です。
 次は、8.3km先の鳴見ダムCPASです。29.6km地点の交差点を右折することと、30km地点の急坂からトレランポールを使用することを忘れずに走行したいと思います。
 Run&Walkで、坂の勾配や体の疲れに応じて、Run歩数とWalk歩数を調整しながら立ち止まることなく歩みを進めると遅くとも確実に前に進んで行きます。

鳴見ダムCPAS
走行距離 =  32.9km
残り距離 = 287.1km
予定時刻   11:55
到着時刻   11:31
 2つ目のチェックポイントです。
 エイドでは、おにぎりとお汁を戴きましたが、このころから何故か固形物が喉を通らなくなってきました。


 次は、12.0km先のアグリの丘CPASです。
 まずは、5km先のコンビニまでノンストップで走行したいと思います。

 コンビニでトイレ休憩しましたが、体が熱いのにお腹だけは冷たく下痢気味です。固形物に加えてスポーツドリンクも喉を通らなくなってきました。このころから甘くて美味しい午後の紅茶を主体に飲んでいました。

 コンビニを過ぎると、トレランポールを助っ人に我慢の登り7kmです。あぐりトンネルを通過すると、W部門の選手と合流します。半年ぶりのうさぎ橋です。スポーツ橋を過ぎると残り2kmです。


 アグリの丘CPAS
走行距離 =  44.9km
残り距離 = 275.1km
予定時刻   13:43
到着時刻   13:30
 3つ目のチェックポイントに到着しました。エイドでは、お味噌汁とお赤飯をいただきましたが、固形物はやはり受け付けませんでした。


 ここで、昨日知り合いになったW部門に参加しているH氏と再会しました。


 フル1本分走行しました。この後は5km先の式見漁港入り口付近で走行距離が50kmとなります。なお、H部門では、アグリの丘エイド後は、右折するコースなので実際には約2km短くなるようです。このコース、H29年のW部門で初めて走行しましたが、当日は非常に暑い日だったことを覚えています。今日も、そこそこ暑いですが、式見漁港まで一気に駆け下っていけるので私にとっては相性の良い道です。ということで、ほぼノンストップで一気に下り切りました。

 式見漁港まで来ると、次の女神大橋ASまでは15kmです。まずは、蝶ケ崎トンネルを通り、2つ目の小江小浦トンネルを抜けると54.7km地点にコンビニがあるので給水休憩です。5km程度ですので、難なく行くと思われましたが、暑さと急坂に阻まれグダグダになってしまいました。そんな時にW部門参加のE氏にお声がけを受けました。E氏は颯爽と走行されてゆきました。


 何とかコンビニに到着し、トイレ休憩した後、今回初めてのアイスに手を出しました。福田霊園の急激坂を想定し、2個購入してしまいました。
 ・・・となんと、イートインスペースにH氏が休息されていました。


クーリッシュ2個で体を冷やし福田霊園の急激坂をトレランポールを助っ人に必死に登ってゆきました。福田霊園での私設エイドを楽しみにしていたのですが残念ながら今回はなく、トイレで給水させていただきました。K氏より下りに近道があるとの情報があるも、わからないので正規のコースをたらたらと下って行きました。しかし、途中で体力も回復してきて後半は駆け下って行きました。それにしても予想以上に暑い日となりました。女神大橋ASまでは残り7kmです。

 マリナシティー長崎でのコンビニや私設エイドはエスケープするつもりでしたが、身体は、トイレ休憩と給水補給で立ち寄らずを得ない状況になっていました。

 程なく60km地点の大浜トンネルに到着し、全長752mの大浜トンネルを抜けると残り4kmです。小刻みなアップダウンを繰り返し、先行ランナーに追随していくとコースアウトしてしまい先行ランナーと話し合い急遽バックしてコース復帰することになりました。なんとか本コースに戻り、料金所脇を通過し、橋の湾外側をチョイスして進みました。今回も雄大で美しい女神大橋が出迎えてくれました。女神大橋をジョグするのも今回で5回目となりました。エイドは目の前です。Run&Walkで、ノンストップで走行しました。


女神大橋AS
走行距離 =  65.0km
残り距離 = 255.0km
予定時刻   16:44
到着時刻   16:23
 エイドでは、うどんとおいなりを戴きました。固形物が必要だと思ったので無理してお腹に入れました。


 さらに脚のメンテを行って、トイレで顔を洗ってスッキリさせて出発です。
 次の伊王島大橋道路公園ASまでは、12.3kmです。
 なお、この時点で足裏が痛くてどうしようもなくなってしまい鎮痛剤を服用しました。こんなに早く鎮痛剤を服用するとは思わず、予備はハウスブラブラですので、走行しながらドラッグストアーを探すことにしました。

 71.5km地点の給水休憩予定のコンビニの手前にショッピングモールがあり、急遽ドラッグストアで鎮痛剤を購入しました。その後、コンビニで給水休憩をとって、伊王島大橋道路公園ASまでは、残り5.8kmです。春は、74km付近の香焼本町を右折すると、視線は急坂の上にそびえる伊王島への夢のゲートとも思える魚見大橋に釘付けとなりましたが、今回はすでに真っ暗闇です。急坂を越え下り、暫し海岸ロードを進むと全長603mの香焼トンネルの入り口が明るく光っています。春は、トンネルを抜けると夢の架け橋、伊王島大橋が全貌を現わしてきましたが、今回はやはり真っ暗です。元気な復路の選手のエールにうなずきながら進みます。

伊王島大橋道路公園AS
走行距離 =  77.3km
残り距離 = 242.7km
予定時刻   18:35
到着時刻   18:50
 ドラッグストアでの寄り道がひびき、予定時間を始めてオーバーしました。
 エイドでは、ゼリーをいただきました。素直にお腹に入っていったのを覚えています。


 真っ暗な海に浮かぶ全長876mの伊王島大橋を海風に吹かれながら渡り、大きく右にカーブして下ると沖之島です。海岸道路を進んでいくとライトアップされたカトリック馬込教会の荘厳な姿が現れてきました。これは、夜間見る価値があったね。


 沖之島の海岸を1km進み、栄橋を渡ると伊王島です。伊王島の海岸をさらに2km進むと伊王島海水浴場に到着します。海水浴場裏手の灯台へと続く細く長い階段を登って行きます。階段を上りきるとさらに急坂を登り、800m先が伊王島灯台CPです。

伊王島灯台CP
走行距離 =  82.2km
残り距離 = 237.8km
予定時刻   19:19
到着時刻   19:31
 4つ目のチェックポイントに到着しました。【伊王島灯台CP(82.2km)から川原老人の憩いの家AS(143km)までの休息を含めた予定速度は、6.32km/時(9.5分/km)に設定しました。】


 復路は、島の中央を通るルートです。白線がなければ地図ロイドを頼りに進行ですが、白線が引かれていました。3kmほど進み、祝橋を渡って沖之島に戻ります。橋を渡りきると急転して海岸路に出て、乗越トンネルを通過します。さらに海岸路を2km進み、伊王島大橋の下をくぐると伊王島大橋の入り口に到着します。
 残り1km、伊王島大橋の急坂を左に大きくカーブしながら登って行きます。伊王島大橋を渡りきると復路の道路公園ASです。

伊王島大橋道路公園AS
走行距離 =  88.9km
残り距離 = 231.1km
予定時刻   20:23
到着時刻   20:28
 エイド食は、角煮ちゃんぽんです。春のE217では、熱中症でふらふら状態、満足に角煮ちゃんぽんをいただくことができませんでしたが、今回も固形物が喉を通ることなく、やはりいただくことができませんでした。スタッフの皆様ごめんなさい。そして有り難うございます。

 フル2本分走行しました。あと11km走ると走行距離が100kmを超えます。次は、24.7km先の権現山山頂CPASです。

 なお、この後93kmぐらいからWコースとの合流地点(100.8km)までは、幹線道路を外れ、街灯も少なく、竹林や雑木林を通過するアップダウンのあるコースとなります。当初は白線無しでしたが事務局の温かなご配慮により白線が引かれていました。また、竹林や雑木林の急坂道ではチカチカライトやルミノールライトが設置されていました。方向音痴の小生にとっては随分助かりました。

 まずは、5.6km先の94.5kmの大籠無人エイドで給水休息です。深掘漁港からのコース取りに少々手間取りましたが、21:25、大籠無人エイドに無事到着しました。


 次は、11.9km先の106.4km付近のコンビニで給水休息のつもりでしたが、2km手前の以下宿(いかやど)無人エイドが有人で開設されていました。
 22:48以下宿無人エイドに到着し、大好物のやきりんごパンとスープをいただきました。しかし、食べれると思ったのですが、やはり喉を通りませんでした。


 その後、2km先のコンビニでトイレ及び給水休憩を取りました。春のE217では、このコンビニのバス停小屋でリタイヤでしたので、今回は、それを超えることができました。
 110km地点の水仙の里まで3.6km、その後1.5km進むと権現山山頂入り口に到着し、約2kmの山道を登ると標高198mの権現山山頂CPASに到着です。トレランポールを助っ人に権現山の急坂をズンズン登って行きました。

権現山山頂CPAS
走行距離 = 113.6km
残り距離 = 206.4km
予定時刻   00:17
到着時刻   00:42
関門時刻   02:00(到着)
 5つ目のチェックポイントに到着しました。エイドでは、ミネストローネ&Rパンが振舞われていましたが、エスケイプして自販機でミルクティーを購入しました。
 前半部分E部門217kmの中間地点108.5kmをクリアしました。次は、樺島公民館AS(往路)121.5kmまでの7.9kmです。
 権現山を2km程一気に駆け下ることはできましたが、海岸路をだらだらと進んでしまいました。3kmほど進み脇岬三叉路を右折し、後3kmです。ここで、先行ランナーさんが、道一つ内側の民家の路地を進んでいましたので追随しました。樺島大橋、中島、大漁橋を渡り樺島に到着、漁港を通り程なく樺島公民館AS(往路)に到着しました。

樺島公民館AS(往路)
走行距離 = 121.5km
残り距離 = 198.5km
予定時刻   01:32
到着時刻   02:16
 復路でいただくカレーライスを3口ほどいただいて、直ぐに出発しました。今大会とにかくエイド食が喉を通らないことに閉口しました。


 なお、これから向かう樺島灯台CPは、W及びH部門開催時にはエイドが開設されていません。平成29年にW273kmを完踏した際は、息絶え絶えに樺島灯台CPに到着したものの、ドリンクがなく、すれ違う度にランナーさんに雨乞いならず水乞いをしようかと何度となく思いながら復路の樺島公民館ASに到着したことを思い出しました。
 さらに、2.8km先だからと侮ってトレランポールを使用せず後悔しました。ですから、今回はしっかり給水と補給をし、トレランポールを持って出発しました。
 やはり、トレランポールを利用すると坂道がズンズンと登って行けます。小刻みなアップダウンを繰り返しながら山道を右へ左へと進みます。遠くに見えていた樺島灯台のサーチライトのような灯りが徐々に近づいてきます。

樺島灯台CP
走行距離 = 124.3km
残り距離 = 195.7km
予定時刻   01:59
到着時刻   02:50
 6つ目のチェックポイントに到着しました。


 チェックシートをパンチした後、樺島公民館AS(復路)に向けて一気に駆け下りました。樺島公民館では、中に入らず、玄関先のコンテナに腰を掛けて脚のメンテを行い、自販機でミルクティーを購入してし先を急ぎました。
 次は、川原老人の憩いの家ASまでの16kmです。7km先の旧サザンパーク亜熱帯植物園辺りで、きっと私設エイドが開設されているだろうことを期待して出発しましたが、急坂を登れど曲がれど私設エイドはなく、やけにオリオン座が美しかったような気がします。自販機もなく手持ちのドリンクも少なくなり、給水は半口程度に抑え、不安な気持ちでピークを目指しました。
 05:06、ピークを過ぎ、自転車道路無人エイドに到着し、やっとの思いで給水補給しました。残り7kmですが基本下りです。川原老人の憩いの家ASで気分が悪くならな程度に速度はセイブしながらもノンストップで川原老人の憩いの家ASを目指します。大池が見えたら、残り2kmです。

川原老人の憩いの家AS
走行距離 = 143km
残り距離 = 177km
予定時刻   04:56
到着時刻   06:00
関門時刻   07:30(到着)
 【川原老人の憩いの家AS(143km)から前半ゴール小浜温泉南本町公民館(216.9km)までの休息を含めた予定速度は、6.0km/時(10.0分/km)に設定しました。】
 エイドでは、水ぎょうざを1つとバナナをいただきました。
 次は、16.2km先の茂木長崎ハウスぶらぶらCPAS159.2kmです。
毎回、この区間は真夜中で、街灯も少なく山間の道を右に左に小刻みにアップダウンするばかりのコースで目標がありません。今回は夜が明けてきましたので、どんなコースを走っていたのかを観れるのである意味楽しみです。

 まずは、3km程先の千藤トンネルを通過し、さらにそこから3km先の千々の集落の自販機を目標にしたいと思います。
 ・・・と、川原老人の憩いの家ASを出て直ぐの急坂で見覚えのある選手がいます。N氏です。体調が優れない様子でした。一声かけて先を急ぎました。それにしても、海岸沿いの眺めは風光明媚ではあるが、アップダウンの強烈なコースであることが分かりました。これなら、夜そのことを知らないで走った方がよっぽど気が楽だと思われました。

 このころから、心身ともに疲れ写メを撮る元気もなくなってしまいました。
 次は、そこから6km程先の宮摺トンネル、続いて1km先の全長958mの立石トンネルを抜けると1.5km先が茂木長崎ハウスぶらぶらCPASです。下りの立石トンネルでは、ノンストップで駆け下りたかったのですが、3度は止まってしまいました。

茂木長崎ハウスぶらぶらCPAS
走行距離 = 159.2km
残り距離 = 160.8km
予定時刻   07:38
到着時刻   09:10
関門時刻   10:30(出発)
 7つ目のチェックポイントに到着しました。
 エイド食はエスケイプして、足のメンテとヘッドランプやインナーをドロップアウトしました。また、この頃から肛門がひりひりしてきましたので軟膏を塗りました。
 全行程320kmのほぼ中間地点(160km)となります。また、後10kmで、フル4本分走行することになります。次は、14.4km先の網場日見公園ASです。

 6km先の飯香浦町では、今回も急坂の旧道を走行しました。好天に恵まれ2日目も暑くなりました。自販機でミネラルウォーターを購入して、頭や腕にかけて体を冷やしながら走行しました。
 網場日見公園AS直前のコンビニで、トイレ、給水休憩をとってASに向かいました。

網場日見公園AS
走行距離 = 173.6km
残り距離 = 146.4km
予定時刻   10:02
到着時刻   11:45
関門時刻   13:00(到着)
 エイド食は、エスケープしました。
 次は、8.8km先の飯盛峠とんの山CPASです。
まず、1km先を右折し矢上大橋を渡り、さらに2km先の戸石三叉路で右折することを忘れずに、立ち止まることなくRun&Walkで進みました。しかし、この後の結の浜への道が思い出せず先行ランナーに追随しました。急坂をトレランポールを頼りに息を切らせて登っていきました。

飯盛峠とんの山CPAS
走行距離 = 182.4km
残り距離 = 137.6km
予定時刻   11:30
到着時刻   13:30
 8つ目のチェックポイントに到着しました。エイド食ぼたもちをエスケープしました。
 エイド食が口を通らず、暑くて足裏が痛くて脚が上がらず、予定時刻を2時間超過していますので心が折れかかっていました。しかし、ボランティアさんにタコさんがいたので余りに格好悪い姿が見せられなく思いとどまりました。また、ここでN氏と出会います。
 次は、7.2km先の飯盛町経塚ASです。
 とりあえず、とんの山をほぼ一気に駆け下りました。新開橋は、工事中でN氏と相談しながら進みましたが、N氏が先行していました。じゃがいも畑農道で、4名くらいの集団になって進みましたが、N氏がトイレ休憩で遅くなりました。3名で進むも今回もじゃがいも畑農道でコースロストしましたが、地図ロイドの助けを借りて直ぐに復帰しました。また、足裏が死んでいましたので飯盛町経塚ASへの急下り坂は、走ることができませんでした。

飯盛町経塚AS
走行距離 = 189.6km
残り距離 = 130.4km
予定時刻   12:42
到着時刻   14:40
 
 次は、16.3km先の海水浴場中央千々石CPASです。関門時刻は、18:00で、ここをクリアすれば217kmの小浜中継所までは、関門フリーとなります。小浜中継所まで行けば春のE217部門のリベンジとなり、入浴小休止後残り103kmです。3時間20分で、16.3kmです。平均5km/hで進めばクリアです。エイドで杏仁豆腐をサクッと飲み込み直ぐに出発しました。

 まずは、8.2km先の国道251号線上のコンビニまでノンストップと思いましたが何度となく歩きが入りました。しかし、結構Run&Walkで健闘しました。また、195km地点のチャペルココナッツ前でW出場のMさんにお会いできました。Mさん曰く剣山の上を歩いているように足裏が痛いとの事。同感です。残りは8.1km、曲海岸と愛野・塩屋海岸を淡々と進めば、小浜南本町公民館は目の前です。ご褒美は、小浜温泉とビールです。

海水浴場中央千々石CPAS
走行距離 = 205.9km
残り距離 = 114.1km
予定時刻   15:25
到着時刻   17:47
関門時刻   18:00(到着)
 9つ目のチェックポイントに到着しました。エイド食はエスケープして脚のメンテを行って出発しました。200kmを越えました。後6kmで、フル5本分になります。
 ついに、前半ゴールまで11kmとなりました。軽便鉄道のおもちゃのようなトンネルをいくつか抜け、6km先の冨津学校前のバス道路を通り、国道57号線に合流すると残りは3kmでゴールです。しかし、辺りは真っ暗になりました。主ヘッドランプをハウスぶらぶらでドロップしたためMさんの後ろをついて町中まで誘導していただきました。非常用に小さなヘッドランプも準備していたのですがどこに入れたか考える力もない状態でした。また、残り3kmくらいで、GPSの電源が落ちてしまいました。
 小浜南本町公民館中継所手前のコンビニで最後のトイレ休憩を取りました。臀部は擦過傷で血が随分にじんでいました。やはり、入浴して着替える必要があることを確認し、後は1時間程度の睡眠は仕方がないだろうから、リスタートは21時30分に決定して小浜中継所に向かいました。

小浜南本町公民館中継所
走行距離 = 216.9km
残り距離 = 103.1km
予定時刻   17:15
到着時刻   19:50
 10個目のチェックポイントに到着しました。H部門(320km)の中継地点です。到着したときは、正に早く到着した選手が、後半103kmへの出発のため集合していた時でした。ここで、k氏にお会いしました。k氏は15時過ぎには小浜中継所に到着されたとのことで素晴らしい!!直ぐ追いかけますと告げてチェックを受けました。
 その後、ドロップしていた荷物を受け取り、着替えを取り出すと入浴に向かいました。頭からお湯をかぶると新鮮な気持ちになります。体をぐるりと点検するも、足裏通や筋肉痛はありますが、肉刺などできておらず、後半戦も頑張れそうです。ただ、固形物が喉を通らないことと臀部の擦過傷が少々気になりますが何とかなると思いました。入浴を軽く済ませ、後半戦のユニホームに着替え、公民館に戻りました。
 ビーフシチューを少しいただき、まずは1時間熟睡と思いビール1缶を飲んで仮眠しました。

 ところが、目が覚めたのは23時46分ごろでした。リスタート制限16分の超過です。準備もありますので25分以上の超過になるでしょうし、また、この時間で100kmは苦しいなと思ったとたん僕のH320は終了してしまいました。すべての荷物を担いで駐車場に向かい、車中泊することにしました。すると、駐車場脇からスタートするP100の選手が24時に出発しました。

 車中で再度爆睡して6時頃目が覚めました。
 K氏、N氏、Kさんのことが気にかかり、エイドを回って応援することにしました。
 島原城でK氏、Kさんと再会でき、その後、深江運動公園前のコンビニでK氏、N氏、Kさんを応援することができました。3名を中心にエイドを移動しながら応援して行きましたが、皆さんの雄姿に感激でした。
 
 特に、私より少なくとも3つは先輩であろうW部門出場kさん(女性)は、腰が曲がりながらも竹棒をポール代わりにして懸命に前に進んでおられました。途中から私のトレランポールを使っていただきましたが、ゴールへの強い気持ちが勉強になりました。今回残念ながら、下り15.7kmを残し、雲仙温泉エイドで終わることになりましたが、次回参戦の決意をしっかりと語っておられました。
 また、N氏は、体調不良の中、私より30分程度遅れて小浜中継所に戻るも、仮眠して21時30分にしっかりリスタートして完踏されました。若き宮崎の星、あっぱれです!!
 当然、15時過ぎに小浜中継所に到着されたK氏は、足の痛さを訴えてはおられましたが余裕のランです。足の痛さは気のせいだから頑張れと叱咤激励させていただきました。

 最後になりましたが、大会関係者の皆様、ボランティアに携われた皆様、選手、地域の皆様の温かな応援とサポートに感謝いたします。
 春の大会にもすでにエントリーを済ませましたのでよろしくお願いいたします。

総括

  1.  前半戦ビールをよく我慢しました。中継所ではなく、後半戦にリスタートした後ビールを飲むとよかったと思います。
  2.  低速ランナーにとって中継所での仮眠は罠です。低速ランナーは、すぐにリスタートし、バス停等で仮眠すること。
  3.  大会に合わせて、体調をベストの状態にもってくること。特に前日の過ごし方飲食に気を配ること。
  4.  シューズは、自分の足形に最適なものにする。今回、4EのないHOKA ONE ONEを諦め、ウエーブライダーとカスタムインストールにして肉刺が全くできなかった。
  5.  携帯品の厳選に努める。(非常時のレインウェアさえあれば、インナーやウィンドブレカーなどはいらい。サングラスも必要か)
  6.  胃にやさしい鎮痛剤を選択したが、鎮痛効果と効果時間に難があった。また、この程度のものなら途中で買い足さなくてもよいように準備しておくべきであった。
  7.  臀部の擦過傷は100kmを超える大会ではちょくちょくあるので、事前にワセリン等を塗布し予防に努めること。
  8.  低速ランナーにとっては、Run&Walkは最高の走り方である。
  9.  トレランポールを使用すると両手が塞がり、写メをとったり地図等を参照にしながら走れないことが難点ではあるが、低速ランナーにとっては必須アイテムであろう。
  10.  姑息な手段ではあるが、今回、稲佐山への近道が分かったことは大きな成果であった。福田霊園の近道も知りたいところである。
  11.  ザックへのトレランポールの取り付けが少々不安定であった。このことを含め機能的なポケットが多くあるザックを新調することも必要かも。
  12.  軽量のモバイルバッテリーは、軽くスマホへの充電も早く優れものであった。
  13.  結の浜、じゃがいも畑、女神大橋等々、コースを十分にチェックしておく必要性あり。
  14.  スポーツ腹巻は効果があった。
  15.  コンビニではカードを持参しなくてよいように、スマホ決済で済ませるようにしたが、走行中は機内モードにしているためアプリの起動等に時間がかかり、カードの方がスピーディーのような気もした。要件等事項でした。


 本日のワークアウト、令和元年長崎橘湾岸スーパーマラニックH320 320km、小浜中継所にてリスタートアウト、217km、36時間50分 でした。