2015年2月16日月曜日

熊本城マラソン2015

 熊本城マラソン2015に参加してきました。
 不覚にも、18km付近から両脚ふくらはぎの痙攣に見舞われ、失速!!
 ゴールまでの後半25kmは、実に苦しい戦いでした。(-_-;)
 ですから、ゴール後、フィニッシャータオルと完走メダルをいただいたときは感激一入でした !(^^)!  

 平成27年2月14日(土)午後、宮崎の自宅より熊本のホテルに直行。ホテルより、電車で、受付会場に到着したのは18時を過ぎていました。
 本大会の受付は、前日と前々日のみで、当日受付がありません。ですから、高速のSAで車中泊して当日受付し、そのまま出場という訳にはいきませんでした。

 ゼッケンを交付を受け、夕食を済ませて、電車でホテルに戻るとすでに20時でした。
 ランナー専用無料駐車場として、熊本県庁の駐車場が4時から18時まで開放されるということなので、3時にホテルを出発するために、汗を流して直ぐにベットに着きました。

 朝、3時に起き、車に乗り込むと、フロントガラスは霜がびっしり。何と気温は0度でした。

 途中コンビニで朝食を調達し、熊本県庁駐車場に4時15分前に到着しました。
 辺りは、真っ暗で交通整理の係員さんも見当たりません。とにかく中に入って行くと車が1台止まっていました。車内灯が点いていなかったので脇をゆっくりと通り過ぎると、車の影から駐車場の表示が見え、駐車場待ちをしている車だと分かりました。そこで、ユーターンし、この車の後ろに自車を着け駐車場開場の4時を待ちました。

 暫くすると、他に2~3台同様の車が並び始めました。・・・で、4時になりましたが開場しません。4時15分になっても開場しないので、前の車に確認しに行くと、やはり駐車待ちをしているランナーさんでした。
 彼が、県庁の守衛さんに尋ねてくることになり待っていると、熊本城マラソンのランナー専用無料駐車場に間違いないとのこと。ただし、開場は5時くらいではないかとのことでした。送付されてきたパンフには4時開場になっていましたので、他の車からもランナーがどうしたことかと集まり始めてきました。

 そこで、パンフに書かれている大会本部に連絡を取ると、直ぐに開場に向かうので暫く待ってほしいとのことでした。
 ・・・で、駐車場が開場されたのは、4時40分頃になってからのことでした。他の多くの大会では、駐車場の開場前から多くの車が列をなし、交通整理が大変なんですが、本大会は、マイカーで来場するランナーが少ないようです。
 駐車場で、朝食、トイレ、着替え、仮眠を済ませて、7時15分に、駐車場からバスに乗って大会会場に向かいましたが、その時の駐車場の様子は以下のようにスカスカでしたから・・・

 県庁駐車場から大会会場までは、バスで14・5分でした。
 スタートエリアになっている電車通りは、バリケードで封鎖され、中央奥に熊本城が見えます。
 チェックがしかりしており、ゼッケンを着けていないとこの区間には入れません。
 封鎖区間はかなり広く、しかも、周辺の路地までバリケードが設定されており、更衣室、手荷物預り所、トイレ、スタートエリアなど目的の場所へは、ちょっと時間を有しますので早めの来場が必須です。

 手荷物は、指定された袋に、ゼッケン交付でいただいた手荷物シールを貼って、それぞれ指定されたスタートエリアの指定されたトラックに預けます。
 この制度、なかなかの優れもので、ゼッケンにもスタートエリアとトラックのナンバーが記載されているので間違えることがありません。
 トラックに預けますので、そのままゴール地点に運んでくれますし、荷物を受け取りに行くと、ボランティアスタッフさんがこちらのゼッケンを遠くから読み取り、直ぐに荷物を渡してくれます。

 フルマラソンのスタートは、9時02分です。
 9時ジャストに30kmの部がスタートする関係でこの中途半端なスタートとなります。
 ビルの谷間より、朝日が顔を覗かせて、天気は良さそうです。
 しかし、これだけ、ぎっしりとランナーが並んでいるのですが、足下から冷気が立ち上り、号砲までの時間が長く感じられた大会も久しぶりでした。

 熊本城マラソンのコースは、ラスト2kmの熊本城への登りを除けば、とても平坦なコースで記録を狙うにはもってこいのコースです。そのラスト2kmの熊本城への登りも、高度差は20m位ですから、余力さえ残しておけば大丈夫です。始めからみやがってスピードを出しすぎないように、控え目に、さらにコンスタントにマイペースを維持すれば良い記録が出るでしょう。

【アクシデント1】
 スタートエリアでの寒さと1時間以上の待ち時間のため、尿意が限界に達しようとしていました。 ・・・ 落ち着いて、時間を気にすることなく、スタート直後のトイレに駆け込み気分を一新してスタートを切り直しました。
【アクシデント2】
 2・3km付近から、左足底に違和感というか痛みが生じていました。 ・・・ 身体が温まると治るであろうと落ち着いてマイペースを保ちました。

 コースは、何時しか田園地帯に迷い込み、田圃の案山子が応援してくれています。
 20km近く走行し、ここまで、ペース的には、控え目でよい雰囲気で進んできましたが・・・
 その内良くなるだろうと思っていた左足底の痛みがさらに増し、それをかばうように走っていると、ふくらはぎに痙攣の予感です。
 準備していた漢方芍薬甘草湯を飲み、炎熱サプリを口に含み、さらに速度を調整しながら走り続けます。

 その後、10km近く騙し騙し走りますが、左足底の痛みは、一向に良くならず、両脚ふくらはぎも痙攣直前の状態でした。
 そのような中、30km手前で、マッサージのサービスを見つけるや否や滑り込んでいました。
 整体師さんからは、痛みをこらえての無理な姿勢での走りによる脚腰の負担と塩分不足による軽い熱中症が起こっていますねと言われました。
 暫く、脚・腰をほぐしていただき、お礼を言って完走メダルが待っているゴールを目指します。

 恥ずかしい話ですが、100歩走っては、50歩歩いての世界になってしまいました。
 それでも、歩み続ければゴールは見えてくるもので、何時しか田園地帯から、再び両サイドにビルが立ち並ぶ風景に変わってきました。
 確実に、ゴールは近づいてきました!!

 白川と泰平橋が見えてきました。
 橋を渡れば、熊本城は目の前です!!

 ラストの熊本城への登りです。

 42km地点の標識は、熊本城への登り最終地点にありました。
 残り、195mです。
 笑顔でゴールしたいものです。

 ゴールの熊本城が見えてきました!!

 5時間05分25秒、予定より1時間遅れでゴールしました。
 つらい戦いでしたが、なんとか完走しました!!
 フィニッシャータオルと完走メダルを受け取り、大満足!!

 レース後に、補給食と補給水をいただきました。

 また、味噌汁の振る舞いもありました。

 測定ポイント  スプリット  ラップ  通過時刻 
 Start  00:00:40     09:02:40 
 5km 00:34:54   0:34:14   09:36:54 
 10km 01:04:07   0:29:13   10:06:07 
 15km 01:33:01   0:28:54   10:35:01 
 20km 02:03:34  0:30:33   11:05:34 
 中間 02:10:28   0:06:54  11:12:28 
 25km 02:37:32   0:27:04   11:39:32 
 30km 03:21:50   0:44:18   12:23:50 
 35km 04:03:11   0:41:21   13:05:11 
 40km  04:46:55   0:43:44   13:48:55 
 Finish 05:05:25   0:18:30   14:07:25 

 レース後、再度マッサージのサービスをしていただいて、熊本城を後にしました。
 脚の故障で周囲の状況をあまりリポートできませんでしたが、応援はすべてのコースで絶えることはありませんでした。
 特に、郊外のコースでは、地域毎に独自の応援を創意工夫して下さいました。
 また、エイドの補給食では、イチゴやプチトマト、ドーナツやアップルパイなど変化に富んでいました。
 多くの皆様の応援やボランティアスタッフさんに支えられて、ゴールできましたことに感謝いたします。
 来年は、万全の体制で再挑戦したいと思いますので、抽選を通して下さいね!!

 参加賞のTシャツです。

 チャリティグッズのミサンガです。

 本日のワークアウト 熊本城マラソン2015 走行距離 42.195km グロスタイム 5時間05分25秒 でした。 ネットタイム 5時間04分45秒 でした。

2 件のコメント:

  1. 熊本城マラソンに参加予定の者です。ゴール後はどうやって駐車場に戻りましたか?
    帰りの渋滞具合はどうでしたか?

    ご教授ください

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  2. 来た時と同様に路線バスで熊本県庁の駐車場へ戻りました。
    ウェストポーチにバス代の小銭を用意しておくとよいと思います。
    熊本城マラソンがんばってください!!
    私も、抽選に当たりましたので、気持ちだけはリベンジに燃えていますが、トレーニングが滞っています(^_^;)

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