H29橘湾岸スーパーマラニックW273(実質276km)まで、2週間となりました。
大会事務局より送られてきたコースマップを眺めながら、分かれ道やエイド、チェックポイントの場所をgoogleで細かく確認しています。
今更ながら、とてつもなく長い距離に不安を感じながらも、あれこれと、対策を考えている時間は、何だか、至福のひとときとなっています。
頭の中では、もう、すでに、10回は完踏したような気分です。
ざっくりとした計画
ざっくりと、各エイド及びチェックポイント等での食事や休憩等のロスタイムを含み以下のように計画を立てました。
① 水辺の森公園を、11月2日10時にスタートし、平均速度6km/時(10分/km)で30時間走行し、小浜中継所(173.3km)に、3日16時頃までに到着。
② 小浜中継所で、4時間の小休止(食事、入浴、着替え、仮眠・・・ ができると良いな)
③ 小浜中継所を、3日20時にリスタートし、平均速度6km/時(10分/km)で10時間走行し、島原城森岳公民館(230.8km)に、4日6時頃までに到着。
④ 島原城森岳公民館からは、残りの45kmは、心身の疲労と、標高500mの眉山ロードと標高740mの雲仙岳超えが控えているため、平均速度5km/時(12分/km)で10時間走行し、小浜南本町公民館(276km)に、4日16時頃までにゴール。
P100部門及びL173部門との違い
W273部門の小浜中継所からのコースは、P100部門のコースと全く同じであり、小生は、平成23年と平成25年に完踏しました。
また、W273部門の小浜中継所までの前半部分173kmは、L部門と全く同等であり、小生は、平成26年に完踏しました。なお、平成27年もL173部門に出場しましたが、荒天のためコースが短縮されました。
W273部門は、L173部門とP100部門の2つ合わせて実質276kmを走るのですが、W273部門の小浜中継所までの前半部分173kmは、通常のL部門との幾つかの違いがあります。
大きな違いは、コースの目印として要所要所の道路に引かれている白線が、W273部門では基本無いということです。
また、L部門で設置されていた無人エイドは基本的に省略されています。
よって、コースを熟知し、迷わず走行することと、道すがらのコンビニをうまく利用することが大切になってきます。
ですから冒頭に記したように、大会事務局より送られてきたコースマップとgoogleを見比べながら、分かれ道やエイド、チェックポイントの場所を細かく確認しています。
と、同時に、今回もスマホアプリ「地図ロイド」を活用したいと思います。
デジタルコースデータ
次のマップは、小生が、平成25年に完踏したP100部門と平成26年に完踏したL173部門のGPSのログと大会のコースマップを元に、「地図ロイド」で利用できるファイルをルートラボにアップしたものです。(自己責任でお使いください。)
① H29橘湾岸(L173/W273)
② H29橘湾岸(P100/W273)
③ H29W273ウエイポイント.gpx
H29橘湾岸W273上のエイドとチェックポイントの位置情報(ウェイポイントデータ)です。
リンクを右クリックしてダウンロードを選ぶと、同ファイルをダウンできます。地図ロイドで利用できます。(自己責任でお使いください。)
地図ロイド
①、②、③のデータを地図ロイドに入れると次のようになります。
長崎の地図の上に、W273のエイドとチェックポイントが緑色の雫印?(変更可)で表示されています。
L173のコースが赤色、P100のコースが青色で表示されています。
左下の+ボタンで、地図を拡大すると次のようになります。
P100の走行ルートが、赤色実線で表示されています。
現在地は、画面中央の十字印の部分です。
島原城森岳公民館A17が緑色の雫印?(変更可)で表示されています。
さらに、その上にリスタート小浜中継所からの現在地までの距離(58.4km)
現在地から、島原城森岳公民館A17までの距離(934m)
現在地から、千本木湧水A18までの距離(4.1km)が表示されています。
現在地が、ルート(コース)上であれば、「ル:」表示され、距離はルート(コース)沿い距離で表示されます。
現在地が、ルート(コース)を外れた場合は、「直:」表示され、直線距離で表示されます。
右下には、現在地の前後10kmの標高グラフが表示されています。
GPSをONにして、「現在地の追尾」を利用して走行すると、何処を走っているか一目瞭然です。また、ウェイポイント(設定したエイドやチェックポイント等)に到着した時やコースから外れた場合はアラームを鳴らす機能もあるようです。
特に、夜は目標物が見つけにくいので重宝すると思います。しかし、橘湾岸W273では、50時間以上の長丁場ですので、スマホのバッテリーの事を考えると、コース確認のときだけに利用することが現実的でしょう。
なお、YOHOOの地図データは、事前に閲覧しておくとキャッシュされ、スマホの電波が届かなくてもキャッシュデータで表示されます。
ですから、大会前にコース確認しながら全コースを閲覧しておき、大会当日は、スマホを機内モードにし、コース確認のときにGPSだけをONにして地図ロイドを利用するなどするとバッテリーがかなり節約できます。
新道・旧道・ショートカット
今回、事務局のホームページ(橘湾岸スーパーマラニック)がリニューアルされており、とっても充実しています。
その中に、JKさんが作成されたW273のコースが紹介されています。
そこで、事務局より配付された公式コースマップ、JKさんが作成された地図データ(青線)、小生が作成した地図データ(赤線)を比較してみると次のことが分かりました。
① あぐりの丘から式見漁港の間
公式コースマップ11~13番と、小生が平成26年に完踏したL173部門の地図データ(赤線)とは同じであるが、W273部門では、JKさんが作成されている青線のコースがデフォルトで容認されているようである。
湾岸掲示板 No.4915で、以下のような記載がありました。
『・・・・ あぐりの丘から式見への下りのルートは、前回のWの時は、地図と違い、「右折の下り直行街中ルート」でしたが、今回も前回と同じと考えてよろしのでしょうか?送付の地図では「迂回トンネルルート」となっておりますが。
・・・
事務局で申し合わせておりますのは、「Wコースはあぐりの丘から右折していただきませう。」。Wは長かけんで、少しくらいサービスせんばたい、・・ということですけんが。
・・・・・・
ただし、「うんにゃ、おらは正規コースで行くだ!!」ちゅう方は遠慮なく左折して長く走ってももちろんよかざんすよ。 ・・・ 』
② 水仙の里から野母漁港の間
公式コースマップ30番と小生の地図データ(赤線)は、海岸沿いの道を通っているが、JKさんの地図データ(青線)では直進している。たいした距離ではないが、ショットカットができそうである。
③ 飯香浦の旧道と新道
公式コースマップ53番には、以下の様に記載されています。
新道は少し距離が長くなる。旧道は急坂上りがあります。
新道・旧道どってでも可。
同じような坂があと二つあるので、旧道を通過した方が気分転換になるかも。
④ 立石トンネルの完成(宮摺海水浴場から長崎ハウスぶらぶら間)
公式コースマップ49番に、『平成29年3月に、立石トンネル(958m)の完成により海岸沿いを通る必要がなくなり、直線のトンネル通行となります。約250mほど距離が短くなります。』と記載されています。
⑤ P100部門のコースには、3つのデータに特に違いはありませんでした。
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