2019年5月13日月曜日

長崎橘湾岸スーパーマラニックE217リタイア記その2

 9時ジャスト、26.7kmの子子川交差点を左折しました。
 これから、また道がアップダウンしますが、トレランポールは30km過ぎからと計画していましたので、ここではスルーしました。
 ただ、陽射しが強くなり、影を選んで進んでいました。

10時08分、鳴見ダムCP(32.9km)に到着。
 何カ所か急峻な登りはあったものの思ったほどでは無いように感じたが、脚は依然として上がらなかった。

20分くらい走ると、ダムの全容が見えてきました。

11時ジャスト、37.5km付近のセブンイレブンで、アイスを購入しました。
 一気に駆け下る計画だったのですが、暑さもあり何度となく歩きが入ってしまいました。

11時45分、42km付近の白髪三叉路です。
 あぐりの丘まで、急峻な登りが続きます。
 トレランポールを使いながらただただ黙々と登り続けました。

12時11分、あぐりの丘エイドCP(44.9km)に到着しました。
 おにぎりとスープをいただきました。
 また、ここで足のメンテなど20分近く滞在しました。

13時18分、手熊無人エイド(51.7km)に到着しました。
 暑くて疲れて、影に座り込んでドリンクをいただきました。
 あぐりの丘から一気に駆け下りる予定でしたが、ここでも何度も歩きが入る始末でした。
 予定より1時間近く遅れています。

14時18分、福田霊園無人エイド(56.4km)に到着しました。
 途中、コンビニによってアイスを購入し、顔を洗ってリフレッシュさせていただきながら進んできました。
 予定より1時間以上遅れてきました。

福田霊園無人エイドの後も、駆け下るには最高のコースなのですが、何度も歩きが入ってしまいました。
 14時45分、58.5km付近のコンビニでまたもやアイスを購入しました。
 また、ありがたいことに私設エイドも運営されていました。

暑くてフラフラしながら走っていると、キューブ氷をビニル袋に入れて配付している小学生に会いました。
 親子でキューブ氷の私設エイドを開設していらっしゃいました。
 ありがたいおもてなしでした。ありがとうございました。
 ビニル袋を頭に乗せ帽子をかぶり、氷で頭を冷ましながら、女神大橋エイドを目指しました。

女神大橋を渡るのも今回で4回目となりました。
 何時渡っても、この橋を渡っていく醍醐味はこの大会ならではでしょうね。
 疲れた身体も、この女神大橋を渡る優越感というか、何なんでしょうか? なんかいい気分です。
 また、回を増す毎に、距離を短く感じるのは何故だろう?などと自問自答しながら心地よい海風を感じながら走ってゆきました。

15時44分、女神大橋エイド(64.6km)に到着しました。
 冷やしうどんを美味しくいただきました。
 予定より、1時間半遅れています。
 さらに、足のメンテで20分近く滞在しました。

新設された伊王島へのコース、期待しながら進みましたが、なかなか入口、江川交差点まで到達しません。
 コンビニで買い食いしながら、だらだらと江川交差点を目指します。
 しかし、いざ伊王島へ入っていくと期待を裏切らないコースでした。

18時16分、道路公園エイド(77.3km)に到着しました。
 エイド食は、ゼリーをいただきました。
 この時分より、熱中症の影響でしょうか頻尿状態になってきました。
 トイレに行っても、ほんの少ししか出ないのにおしっこがしたくてしたくてたまらなくなってくるのです。
 幸いなことにこのコース沿いには、公衆トイレが点在していて助かりました。

それにしても、美しい島々と雄大な橋がマッチしている素敵なコースでした。
 明るいうちに、辿り着けて良かったです!!



伊王島灯台へは、伊王島海水浴場の奥から、長い階段を登って行くことになります。
 この階段、息が上がってしまい何度となく立ち止まってしまいました。

階段を登り切り、安心していると、どこの灯台でもそうでしょうが、灯台までの最後の道のりは急峻なアップダウンの連続でした。
 19時09分、伊王島灯台CP(82.2km)に到着しました。
 予定より、2時間20分遅れています。


伊王島灯台への復路は陽がどんどん落ちて、途中でヘッドランプを装着しました。
 やっと、直射日光から逃れることができ、少しは涼しくなるだろうと思っていましたが、生暖かい空気が依然漂っていました。
 また、頻尿の症状は治まっておらず、公衆トイレがある度に飛び込んでいました。
 20時26分、復路の道路公園エイド(88.9km)に到着しました。
 エイド食は角煮麺でした。とっても美味しかったのですが、胃が受け付けなく半分残してしまいました。
 2時間半の遅れです。しかも、足のメンテのため20分近く滞在しました。

15.5km先の以下宿まで行けば、新設されたコースをすべて回ったことになります。
 そこまでは、是非行きたいという思いだけで歩を進めましたが、今度は空腹過ぎて吐き気がしてきました。
 しかし、胃の中には吐き出すものさえなく、苦しい行程が続きました。
 23時27分、以下宿無人エイド(104.4km)に到着しました。
 予定より3時間20分遅れです。
 この時間では、L’の完踏も難しい時刻ですので、リタイアを考えましたが、胃に何か食べ物を入れたい思いで2km先の最後のコンビニを目指しました。 
 23時52分、最後のコンビニに到着しました。
 胃に受け付ける食べ物として、インスタントのスープを購入して駐車場で食べていました。
 すると、小生より先に来ていた選手がリタイアを宣言して収容車を待っているとのことでした。
 なんか直ぐに便乗してしまいご一緒させていただけるよう話しました。
 そう決心すると、一気に眠気が襲いかかり、バス停で爆睡状態になってしまいました。
 暫くして、収容車のスタッフさんから、リタイアの確認があり、車が満杯なので今暫く待機して欲しいとのことでした。
 失礼にも眠気眼でうなずき、再度バス停で爆睡。
 どのくらい時間が経ったかわからないけど、収容車により樺島公民館に運んでいただきました。
 樺島公民館では、美味しそうなカレーがまだ残っていましたが、胃が受け付けるわけ無く再度爆睡でした。
 暫くすると、樺島エイドの閉鎖時間と言うことで全員が公民館外で待機状態になりました。
 結構寒かったことを覚えていますが、記憶は定かでは無い。
 スタッフさんが連絡を重ね、何台かに分乗して川原エイドに移動しました。
 随分寝たので気分が少しずつ回復し、お腹が減ってきました。
 水餃子がいただき食べましたが、この世のものとは思えないくらい美味しかったことを覚えています。
 よっぽど疲れていたのでしょう、選手と選手の間に無理矢理隙間をみつけ、さらに爆睡。
 そして朝になり、マイクロバスで小浜まで移動しました。
 途中、最後の頑張りを見せている選手にエールを送りながら、次回は是非完踏したいものだと思いを強くしました。
 小浜に着いてからは、荷物をまとめ入浴し、ゴールする選手を迎えました。
 郷里宮崎のTKさんが、173部門で見事ゴールです。
 昨日一緒に出走したKKさんも、見事217部門をゴールしました。
 二人とも長い距離を走ってきたとは思えないような力強いゴールでした。
 
本部の発表による完走率は以下の通りでした。


出走: 108
完走:33
完走率: 30.5%
Lダッシュゴール:2名

5時スタート: 15/48人、完走率: 31%
        Lダッシュに5名、内1名ゴール
7時スタート : 10/35人、完走率: 28%
        Lダッシュに4名
9時スタート: 6/22人、完走率: 27%、
        Lダッシュに3名、内1名ゴール
11時スタート: 2/3人、完走率: 66%、
 
 上の数字を観ただけでも、スタッフの皆さんは、とっても大変だったのではないかと想像に難くありません。
 多くの皆様に支えられて、走らせていただいているのだなつくづく思い知らされました。
 スタッフ、関係者の皆様、選手、地域の皆様等々、本当にありがとうございました。
 
 参加賞のTシャツです。


 
 本日のワークアウト R1長崎橘湾岸スーパーマラニック273E217部門 走行距離 217km(途中棄権 106.5km) グロスタイム 18時間52分 でした。
 
 

 
 追伸
 
 E部門リタイアのため秋のH部門の参加は、2年後と諦めていましたが、本年度のみの特別枠でエントリすることができるようになりました。
 
 E部門、L’部門を完踏された方々に対して、少々、厚かましいようですが折角のチャンスですので早速エントリーさせていただきました。
 
 練習は嘘をつかないということが身にしみた春の大会でした。
 半年後の秋の大会に向かって、精進あるのみです!!
 
 

 
 

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