平成30年8月26日(日)、H30水上マウンテンパーティーに参加してきました。
結果は、2度のコースアウトのあげくに、コースロストに陥り、残念ながら13kmの第一エイドに2.5km程オーバーして到着し、気力・体力を喪失し
リタイアとなりました。
8月25日(土)、昼過ぎに宮崎の自宅を出発し、西米良回りで湯山小学校に向かい、16時頃受付を済ませました。
受付では、身分証明書と申込用紙を提出し、ゼッケン、大会冊子等を受け取りました。
参加賞は、ENERGYJELL、湯山の紅茶、水上村産ヒノヒカリ2合、乾燥にんにく、本格焼酎「鬼倒」、「みずかみ村の水」でした。
受付後は、「ゆのまえ温泉湯楽里」に移動し、温泉にどっぷり2時間浸かり、夕食をいただきました。
夕食後、コンビニで、朝食を調達し、大会臨時駐車場となっている水上村あめんぼー館にて、車中泊をしました。
26日(日)、4時に起床し、朝食、トイレ、準備をしました。
水上村あめんぼー館と湯山小学校の間を走る大会臨時ピストンバスに乗車し、5時半前に、湯山小学校体育館に到着しました。
暫く体育館で休んで、6時30分にショートの部がスタートしました。
スタートから市房山キャンプ場までの序盤4kmはロードですが、後半は結構な急勾配でした。
7時8分、4km付近の市房山登山道の入口です。
7時10分、登山道入口から2~300m程登ったところです。
7時20分、4.7km付近の丸太橋です。
結構な崖と斜面に苦しめられました。
8時10分過ぎ、6km付近で、1度目のコースアウトです。
右折場所が分からず、100m近く登りすぎたところで、先行選手がコースアウトに気づき下ってきました。
先行選手によりコースアウトが分かったということは、自分にとってはコースアウトした距離が先行選手より短く、さらに、ほぼ最後尾集団で進んでいましたが、この件で自分より後方に10数名程度選手が増えることになりました。
まあ、そういう意味では、このコースアウトはラッキーでした。
8時21分、6.3km付近の沢です。
トレイルの沢は、なんか冒険心をくすぐりますね。
8時51分、8.4km付近の下り斜面です。
ウェットですりやすくなっており、身体を支える樹木のないところでは、おしりを着けるようにして、斜面を下って行きました。
8時57分、8.6km付近の沢です。
このコース、小さな沢が沢山ありました。ワクワクです。
結構多彩な顔を見せるトレイルに気合いが入り、楽しく走っているといつの間にかソロランになっていました。
9時過ぎに下りの林道に到着し、こことばかりに意気揚々と一気に駆け下って行きました。
しかし、暫くして、異変に気がつきます。
いくら駆け下っても、周りにコース目印の黄色テープが見当たらないのです。
慌てました。
本コースの正確なGPSデータを持ち合わせず、大会WebのPDFコースマップから、手作業で入力した荒いデータをトレッキングナビに入力しただけでした。
しかし、今となっては無いよりはまし。早速調べてみると案の定2度目のコースアウトです。
なんと今回は、林道を1km近くコースアウトして駆け下っていました。
一本道だと思っていた林道のどこかに分かれ道があったのです。
駆け下った分、登り直さなければなりません。
林道の周囲に目を配り、コース目印の黄色テープを探索する気が遠くなるような登りになりました。
林道には、陽射しが容赦なく照りつけ、飲料水も残り少なくなっています。
さらに、本コース、携帯のつながりも乏しく、下手をすると遭難しそうでした。
9時50分、やっと右手に黄色テープを発見しました。
往復、およそ30分間、約2kmオーバーのコースアウトとなりました。
10時前に、林道を抜け、尾根を進むコースとなりました。
暫く進むと、またもやコース目印の黄色テープが見当たりません。
先程のコースアウトで、すっかり弱気になっています。
トレッキングナビでの確認では、間違っていないようなのですが、黄色テープが見当たらないと、一歩も先に進めなくなっていました。
数百メートルの尾根伝いを行ったり来たりのコースロストに陥ってしまいました。
そうこうしていると、後続選手が近づいてきました。そして、その後ろには、なんとスィーパーさんがいます。
道は間違っていなかったのです。と同時にラス2を進んでいることが分かりました。
安堵感とともに気力が無くなり、すぐに最後尾となってしまいました。
最後尾になると、急に楽になり、スィーパーさんとあれこれ談笑しながら進みました。
で、気がついたことは、スィーパーさんが、最後尾で黄色テープ回収しているのです。
で、思ったのです。
先程の林道でのコースアウトからの復帰が、もう少し遅れていたら、コース目印の黄色テープは、このスィーパーさんに回収されていたのです。
これって、怖くありません?
と同時に、スィーパーさんの黄色テープ回収前に、コース復帰できたことを幸運だと思いました。
11時06分、13km地点の第一エイドに到着しました。
頭からたっぷり水をかぶりました。
エイドでは、水上村の美味しい水をたっぷりいただき、プチトマトをいただきました。
さらに、スタッフさんから温かいエールをいただき感激でした。
しかし、気分はすっかりリタイヤに固まっていましたので、ここでリタイア宣言させていただきました。
リタイア宣言し、スタッフさんと話していると、意外な事実が判明します。
最後尾だと思っていた自分の後ろに、あと7名の選手がいるはずだとのことです。
えぇ、スィーパーさんがコース目印の黄色テープを回収しています。
どうなるんだろう。
スタッフさんも大慌てで連絡を取り合っていましたが、その後大きなニュースにもなっていないので大丈夫だったってことですね。
また、2度目のコースアウトの箇所は、昨年度、先頭の選手もコースアウトしたとこだと慰めていただきました。
今回の件で、トレイルに挑戦する場合は、やはり詳細な地図情報を確保しておくことが重要であることが思い知らされました。
帰宅後、色々と調べてみると、YAMAPに過去のレース記録が登録されていました。
次回からは、このYAMAPよりGPSデータをダウンし、コースアウト、コースロストを極力避けたいと思いました。
また、次回からのトレイルでは、GPSデータの活用としてアプリGeographicaの活用を研究中です。
ということで、今回は第一エイドからゴールまでは、リタイヤ収容車にて移動でした。
運転手さん、ありがとうございました。
ゴール地点では、鹿カレー、鹿味噌汁、自家製パンの振る舞いをいただきました。
鹿カレーも鹿味噌汁も初めてでしたが、とっても美味しかったです。
自家製パンは、ビニル袋に入れていただき、妻へのお土産にしましたが、美味しいと好評でした。
スタッフのみなさんありがとうございました。
今回は、くぐることができなかったゴールゲートですが、次回は必ずくぐりたいと思います。
スタッフ、関係者、地元の皆様、そして選手の皆様、ありがとうございました。
悔しくも、楽しい一時を過ごせることができました。
次回もよろしくお願いいたします。
食事の後は、湯山小学校と水上村あめんぼー館との間を30分おきにピストン運行される臨時大会バスに乗り込んで、車を駐車している水上村あめんぼー館に向かいました。
バスの車中からは、最後の力走をしている選手を見ることができました。
各選手にエールを送りながらも、次回は、あそこに絶対に仲間入りするぞと固く誓いました。
駐車場では、軽く着替えて、一路、西米良村経由で宮崎の自宅に向かいました。
途中、西米良温泉で汗を流して、すっきりさせて、17時頃帰宅しました。
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