2013年9月29日日曜日

H250929_第6回九州脊梁山脈トレイルランin山都町

 9月29日(日) 第6回九州脊梁山脈トレイルランin山都町に参加してきました。

 昨年度、本大会のサブ大会として開催されている『九州脊梁山脈トレイルランin五ヶ瀬町』(19km)に参加し、見事完走を果たし、本年度は、いよいよ本大会『九州脊梁山脈トレイルランin山都町』(35km)にチャレンジです!!


 前日の28日(土)に、宮崎から高速に乗り、松橋インター下車、国道218、224、県道153を通って、大会本部の清流館に、少し早めの午後2時に到着。
 会場は、まだ準備の真っ最中でした。

 清流館は、元緑川小学校を改修して作られた宿泊研修施設だそうです。グランドの横には、緑川の清流が流れ、天候もよく、明日はフィニッシュ後、この川に飛び込むと気持ちがよいだろうなと、思わず、明日の完走を夢見てにんまりとしたところでした。

 宿泊は、清流館から500m程上った『緑仙峡キャンプ場』で、いつもの車中泊です!!駐車料金は、一泊500円でした。

 近くに、コンビニ等が無いということで、夕食と懇親会を兼ねた前夜祭に出席しました。前夜祭の料金は1,500円、朝食(おにぎり2個と味噌汁)は、300円でした。いずれも、事前の申込後、当日の受付で、食券を購入します。

 夕食は、150円の食券が10枚と缶ビール用食券(通常の食券として利用可)1枚をもって、好みのものを購入します。
 バナナ一房150円、おにぎり2個150円、ポテトサラダ150円、青菜の胡麻和えと大根の酢の物150円、豚汁150円、野菜の煮染め150円、やまめの塩焼き300円、おでん300円、焼きそば300円、スパゲッティーナポリタン300円、唐揚げ300円、ビール150円、お茶やソフトドリンクは、無料でした。
 やまめの塩焼きは最高においしかったです!!頭からかぶりつき、尻尾まで何も残さずたいらげ、もう一匹いただきました!!

 懇親会で同じテーブルについた方々は、私を含めて皆本大会には初参加でした。地元熊本の方が、何度か試走をされたということで、皆の注目はその情報に集中。
 『スタートから4kmは、コンクリートの林道、その後1kmもコンクリート舗装であり、この5kmの舗装道路が結構、脚に堪える。その後は、木々の間を上り下りする登山道が、第一エイドのスキー場まで続くが、ここは、人一人が通れるぐらいの道幅であり、毎年ここで渋滞するそうである。第一エイドから今大会最高峰の向坂山までは、リフトまでの急坂と丸太の階段に苦しめられる。その後は、ほぼ稜線を下っていくコースなので見晴らしのよい所もあり、気持ちがよい。コースとしては、はじめの10km、小川岳までが一番きついかな。』とのことであった。
 そこで、作戦としては、登山道の渋滞に巻き込まれないように、トップ集団について行くか、どうせ渋滞するなら、はじめの5kmは、歩いて体力温存で行くかという話で大いに盛り上がりました。もちろん、トップ集団に食いつくことのできない私は、密かに後者を選択し、後半の見晴らしの良い稜線で疲れ切った選手を徐々に追い抜いている自分を空想しているのでした・・・。
 8時過ぎには、車に戻り、朝の忙しさを考えテーピングをして睡眠と思っていましたが、何することもなく9時には爆睡でした。

 朝4時に起床し、テーピング、着替え、朝食、トイレ・・・何故か、3回もトイレに駆け込む。
 昨日の夕刻より、パラリ、パラリと降っていた雨も、気になるほどもなく、雲間より時折日差しも見え、かえって涼しさを呼び込み最高のトレイル日和に思えました。
 当初400名定員でしたが、ネット登録が2時間で満杯になり、追加されて、全部で420名のエントリーだそうです。来年も、気合いを入れて、エントリーしなくっちゃ出場できませんね!!
 7時15分、エキスパートの部がスタートしました。そして、7時30分いよいよ一般の部スタートです。

 作戦通り、最後尾について歩け歩けで、体力温存です。

 小川岳最後付近の登りです。温存しいていたつもりの体力が何故か悲鳴を上げています。一歩一歩の脚が重くて、息はゼイゼイです。雨も激しくなってきました。

 第一関門である小川岳にフラフラになりながら到着。冷たい雨と風が体力と気力を奪います。ウインドブレーカーを着込、気合いを入れ直し再スタート。
 写真では分かりづらいのですが、道は泥沼の状態です。上るにずり下がり、降りるに滑り落ち、笹や木の枝を掴みながらの進行となりました。泥道に足を取られて、あちらこちらで、悲鳴や照れ笑いの声がが聞こえてきました。そういう私も、下り坂で見事に横転、泥まみれの洗礼を受けてしまいました。

 五ヶ瀬スキー場のゲレンデは、雨と霧でごらんの通り。昨年度の『九州脊梁山脈トレイルランin五ヶ瀬町』(19km)の時もそうでしたが、このゲレンデの坂がきついんです。
 小川岳付近から、寒気と体力・気力の限界を感じだし、リタイヤを考えていたのですが、とにかく五ヶ瀬スキー場まで行かないと逃れようがないので必死で登ってきました。エイドでバナナ2本、ミニトマト10個、お菓子数個を補給し、空腹感を満足させると、フラフラと選手収容バスに向かっていました。朝、栄養補給ゼリーを気持ちが悪くなり吐き出したことが原因なのかガス欠の状態でした。補給食は、持参していたのですが、食べる気もしませんでした。また、寒さや、悪路、泥道で転んだときでしょうか、GPSが止まっていたのも走る気力をそぎました。
 不思議なものです、熱中症で苦しんだ霧島・えびの高原エクストリームトレイルや同じく寒さで苦しんだ萩往還140km第32回いぶすき菜の花マラソンに比べるとがんばれる気はするのですが・・・。また、あと2km頑張れば後はほぼ下りなのですが・・・。後から分かったことですが、時刻も11時前で、ほぼ作戦通りの時刻だったのですが・・・。
 リタイヤは突然訪れるものなのですね(-_-;) 人生初めてのリタイヤです。といっても、走歴5年目ですが・・・。ちょっと、悔しかったです。

 収容バスに乗り込むとバスが満員で、補助席になりました。その後も、リタイヤ者が続出し、定員15名程度の大型タクシーに移され出発しました。
 よごれたシューズです。ウエアもこの類です。バスに乗るとき座席が汚れないようゴミ袋を渡されましたが、みんなビショビショで泥だらけ、変な話、バスがかわいそうなくらいでした。
 バスの中では、皆口々に、『あの雨は予想外だった。』『寒くて大変だった。』『あの泥濘に走る気力を無くした。』『リタイヤを選択して正しかったと思うよ。』などとお互いにそして自分自身を慰め合っていました。

 宮崎県の五ヶ瀬スキー場を出発したバスは、2時間半かけて、熊本県山都町の清流館に着きました。リタイヤせずに走っても同じくらいの時刻に着くのでは無いかと思われました。ちょっと後悔。
 途中、あれだけ降っていた雨も止み、秋晴れに変わってきました。またまた後悔。
 清流館では、フィニッシャーを迎える太鼓が鳴り響いています。村人総出で、沿道で声援やハイタッチで迎えてくれています。リタイヤ者としては、眩しすぎる風景でした。ますます、後悔。

 炊き出しは、カレー、肉うどんとおにぎり、猪鍋とおにぎりの3コースから選ぶことができました。
 「リタイヤですけどいただけますか?」というと、「お疲れ様!どうぞ!」と優しい返事に元気が出てきました。肉うどんとおにぎりをいただきました。うどんのだしがよくきいてとてもおいしかったです!!来年は、完走してもっとおいしくいただきたいと思いました。

 参加賞は、地元山都町のお米『清和湧水米』2kgと炊き飯ご飯の元『山里のめしだね』一袋でした。

 人生初のリタイヤです。練習不足、体調不良を後悔する大会になりましたが、次年度リベンジしたいと思っています。

 初リタイヤで、興奮気味のブログになりましたが、しばらくして考えてみると、あの冷たい雨風の中、早朝より大会終了までボランティアの方々が森の中で僕たちをサポートしてくださっていたんですよね。それも、たぶん地域の高齢者の方々を随分目にしたような気がします。この場をお借りしましてお礼申し上げます。励ましの声援、本当にありがとうございました。お声掛けに応えることができず今回はリタイヤいたしましたが、次回は頑張ります!!

 本日のワークアウト 第6回九州脊梁山脈トレイルランin山都町 走行距離 13km 第一エイド五ヶ瀬スキー場にて途中リタイヤ 残念(-_-;)

2013年8月2日金曜日

霧島・えびの高原 EXTREME TRAIL 2013(Long ver )

 霧島・えびの高原 EXTREME TRAIL 2013 ダイジェストプロモーションビデオ ロングバージョンがYouTubeに出ていました。
 なんか、かっこいいですね・・・
 制限時間オーバーしても、スタッフの方々が温かく迎えてくれるところなんか感動ですね!!

2013年8月1日木曜日

第6回九州脊梁山脈トレイルランin山都町(35kmコース手入力)

 9月29日(日)に開催されるされる『第6回九州脊梁山脈トレイルランin山都町』の35kmのマップを元に、下図のようにルートラボにデジタルマップを作成してみました。大会事務局より送られてきたA4判コース図を目視しながらの手入力ですので、完璧なものではありませんが参考になれば幸いです。
 なお、ルートラボからは、KML 、GPX 、TCX データとしてダウンロードできますので、GPSナビゲーションやスマフォ等に取り込めば、迷子にならないかも?!

2013年7月24日水曜日

H250721_霧島・えびの高原エクストリームトレイル

 霧島・えびの高原エクストリームトレイルに参加して来ました。
 前日、宮崎の自宅を14時20分に出発し、16:00にえびの高原キャンプ村前の駐車場に到着。
 早速、受付にてゼッケン交付を受け、えびの高原荘の温泉にて汗を流しました。

 18時からは、競技説明会・前夜祭パーティーが行われました。主催者の挨拶や説明の後、ゲストランナー荒木宏太さんと小川比登美さんのトークショーがありました。

 前夜祭パーティーの食事は大助かり。ソフトドリンク、焼きそば、唐揚げ、串焼き、天ぷら、鳥おこわ・・・、近くで食事のできるところは、すべて17時頃にクローズしてしまうので、助かりました。特にチマキ状になっている鳥おこわは、朝食用にお持ち帰りの人も沢山いた?・・・ようでした。

 最後は、各メーカーよりプレゼントされたランニンググッズ争奪戦じゃんけん大会でした。
 夕刻より時折パラッとした雨もありましたが、山特有の一瞬のお湿り、天気予報は、今日も明日も晴れ、問題はありませんでした。

 前夜祭終了後は、直ぐに車中泊に入りました。21時には、興奮を静めながら目はつぶっていたと思います。それでも夜中に2度ほど起きて、外を眺めると満月が眩しいくらい輝いていました。

 2時半に起床し、お湯を沸かし、アルファ米のおにぎりとインスタントうどんによる朝食を準備しながら、みっちりテーピングをしました。テーピングにかれこれ1時間半くらいかかってしまいました。着替えとトイレを済ませるとスタート時間間近になっていました。山の朝は、少々涼しかったのですが、熱中症対策に用意したアームカバーが逆に寒さを防いでくれました。

 参加者全員のカウントダウンとともに5時号砲。スタート直後は、しばらく国道1号線を下ります。1.5リットルの水、携帯食料、サプリメント等詰め込んだバックは4~5kgになり、練習不足のお腹の脂肪3kgと合わせて約7kgのハンディーは、かなりのものでした。とにかく、下りに粋がらないでゆっくりと後半も走れる脚を維持することに注意を払いながら最後尾についていきました。

 登山古道に入るや否やうっすらとした森と朝靄、まさにトレイルでした。テンションは上がりますが、ランナーの長い行列が果てしなく森をうねり、気持ちとは裏腹に進行は、歩くようなスピードでした。

 登山古道の出口は、林田温泉前の国道1号線でした。
 そこから、給水ポイントの日添林道入口までが400mくらいのアップダウン。道は林道状でいい感じ。
 このころから、登りはひたすら早歩き、下りは脚の負担を考えながらの走りとなりました。

 6時48分、ようやく日添林道入口の給水ポイントに到着。
 晴天で日差しが強くなりました。1.5リットルの水をしっかり補給し、第1エイド栗野岳レクレーション村を目指します。

 日添林道です。道は良いのですが、気温がグングン上がってきました。水分補給と塩熱サプリを小刻みに摂りながら、300mくらい登って、500mくらい下って・・・・

 暑さにふらふらになりながら、8時33分、第1エイド栗野岳レクレーション村到着。頭から冷たい水を掛けていただきました。多量の汗とぱんぱんの手のひら・・・多分、軽い熱中症ですね。ここでも、1.5リットルの水をしっかり補給し、第2エイドえびの高原キャンプ村を目指します。

 第1エイド直後に、栗野岳越えをします。栗野岳の入口は、長い階段。ここで体調に異変が起きます。階段を10歩も登ると、呼吸が乱れ、脚に乳酸がたまり動けなくなるのです。10歩登っては、階段にへたり込み、呼吸を整えて今10歩を繰り返します。

 それは、登山道に入っても続き、リタイアを考えながらの走行となりました。何名かのランナーに追い越され、気が付くと前にも後にもランナーの気配が感じられなくなりました。孤独な自分自身との戦いが延々と続くかのように思われました。

 立ち止まり立ち止まりしながらの走行でしたが、何とか栗野岳山頂をクリアしました。しかし、これからがさらに長く厳しい道のりでした。
 要所要所に、ボランティアスタッフの方々が待機され、励ましの温かいかけ声と道筋を指示してくださいましたが、これがなかったら、大変なことになっていたように思います。ありがとうございました。

 倒木あり、沢ありの自然豊かなコースでしたが、熱中症との孤独な戦いをしながら、すでに約30kmトレイルを走行していましたので、感動半分、疲労半分。そして、こんなところで脚でも挫いたら、携帯電話の電波も届かずどうなるんだろうという漠然とした恐怖にも似たような思いをちょっぴり抱きながらの走行でした。少し、安堵したのは、数名のランナーに追いつき追い越せたことです。自分と同じ思いをしながら、時空を共有している仲間がいることを知ることは、前進への力になりました。

 くたくたになりながら、森を抜け、えびの高原キャンプ村の駐車場を目にし、その先から今大会のアナウンスらしき拡声器音を聞き、九死に一生を得たような気分になりました。

 しかし、それも、束の間、ボランティアスタッフの方から指示されたのは、直線距離約500m先のエイドを目の前にしながら、標高差約300mのえびの岳を一周するコースでした。分かってはいたものの、身体は納得してくれません。重い足に鞭を打ち、空元気を出して、黙々と前進。何度も何度も立ち止まり呼吸を整え、前進。このくらいのトレイルでへばるような初心者ですが、人間ってがんばれるもんですね。

 11時55分、スタート地点でもある第2エイドえびの高原キャンプ村に到着。余裕をもって予定した時刻を1時間近くオーバーしての到着でした。
 給水をした後、休息をとりながら、しばらく考えました。35km進みました。残り25kmです。さあ、どうする。リタイヤか続行か。

 熱中症状態は、かなり改善してきている。(熱中症に慣れてきた?)
 次のエイドまでは、硫黄山まで登れば、後はほぼ下りである。しかも、この道はすでに視察済みである。
 リタイヤは、第3エイドの白鳥温泉まで延ばしても良いのでは?
 だいたい、『迷うくらいの余裕があるのならば、実行あるのみ』だろう!!
 と、思った瞬間、脚は硫黄山に向かっていました。

 硫黄山から見た不動池。『必ず戻ってくるぞ』と言い聞かせながら写真を撮りました。

 不動池から白鳥温泉までの道のりは、7月14日に下見を参照してください。
 暑さとの戦いでしたが、不思議と脚は痛くなりませんでした。テーピングが功を奏したようです。また、そう思うと頑張らなくてはということで、走れるところはなるべく長く、そうでないところは早歩きで第3エイドを目指します。

 第1エイドから、第2エイドは、孤独な戦いでしたが、第3エイドへの道のりは、ショートコース、ロングコースの復路のランナーとすれ違うことになります。『お疲れ様』『いってらっしゃい』の声かけでなぜか元気が出てきます。

 しかし、これも満谷林道に入るとローグコースの往路のため、再び孤独な戦いになります。一度視察をしているので、道への不安はありませんでしたが、何故か記憶は、道の長さを過小評価しようしようとし、『あの角を曲がったら、もうすぐあそこ』を4回も5回も繰り返しながら、うんざりするくらい期待を裏切られながらの走行でした。でも、下りであることも手伝って、さらに、第3エイドの制限時刻が15時であることもあって、あの状態の中では、かなり走ったように思います。

 満谷林道を抜け、滝の上を渡るときは、帽子に何度も清水をくみ、頭からかぶりました。生き返った気持ちでした。また、このころから、4~5名のランナーと抜きつ抜かれつの状態となり、気持ちも前向きになりました。

 14時45分、制限時間15分前に、何とか第3エイド白鳥温泉に到着。
 しばしの休息をとりながら、あと残り4時間で700m近い登りを制することができるか?
 ここまで来たら、やるしかないでしょう!!
 ということで、ゴール目指して即出発!

 白鳥温泉下湯を出発して直ぐに現れたのは、白鳥神社の200段あまりの階段。栗野岳の階段でのトラウマに悩まされながら、10歩登っては休み、また10歩登っては休みを繰り返し、何とかクリアしました。

 この後は、いよいよ、えびの高原までの山道と池巡りです。標高差は約700mです。
 登っても登っても登り道です。小さな谷を幾つか通過するときは『せっかく登ったのに下げないでくれ!!』と心の中で何度叫んだことか。急勾配の登りでは、『ああ、しんどい!!、たまらん!!』などと、心の声が外部に発狂したかのようにそして叫び声のように漏れてしまい周囲のランナーを驚かす場面もありました。
 途中4~5名のランナーと合流し、声を掛け合いながら、抜きつ抜かれつ、心臓をバクバクさせながら登っていきます。数十メートル進んでは、背中で大きく息をし、残り少なくなった時間を確認しながら進みます。

 甑岳への分かれ道で待機されいたボランティアスタッフの方から、往路で『いってらっしゃい!!』『帰りを必ず待っていますから頑張ってください!!』と激励されました。『この励ましの言葉に自分は絶対に応えなくてはならない』などという、使命感にも似たような思いで登っていたように思います。『人間って、ささいな言葉でも、こんな時はそれを唯一の拠り所として、こんなにも頑張れるものなんだなあ』と妙に第三者的に冷めた自分が自分自身を分析しながら登っていました。いずれにせよ、ボランティアスタッフの方々がいなかったら、完走はできなかったと思います。

 17時過ぎに、池巡りコースに到着、残り2時間で5km、標高差150mです。下記写真は六観音御池です。不動池から六観音御池までは、さほどのアップダウンはないのですが、六観音御池から先は、階段状の道が果てしなく続いています。きっと、トップ選手はここを駆け上っていくのだろうなと思いながら、自分は、ここでは、立ち止まることなく登ろうと、ハアハア、ゼイゼイと過呼吸にも似た状態で登っていきました。何故か、栗野岳のトラウマは、なかったです。ゴールが近づいてきているためにテンションも上がってきていたのでしょう。

 登りながら、『この道の頂上は、白紫池、白鳥山に続く道に通じるはずだよな・・・ あの道は急勾配の登りだよな・・・ でも、白鳥山まで登ると後は下りのみの4kmぐらいかな・・・ うんっ、ゴールは目の前!!』完走が見えてきた瞬間でした。

 ボランティアスタッフの方の姿が見え始め、六観音御池から続いていた階段状の道の終焉が近づいてきました。しかし、すでに体力の限界を超え、頭の中は混乱し、これ以上急勾配の道に行きたくないという思いと重なり、ここをゴールにしたいという叶わぬ思いを無理にでも肯定したい気持ちがむくむくと心を支配します。

 ボランティアスタッフの方の白紫池、白鳥山に続く道への指示に、分かっているのに大人げなく、むっとして『ええっ、まだ登るんですか?こんなところ登るんですか』と応える自分を制御できなかったことを恥ずかしく思っています。ごめんなさい。ボランティアスタッフの方は、気遣ってくださり『あと6分程度辛抱して登りなさい。その後は、平坦な道だから・・・』と諭すように優しく、そして力強く言ってくださいました。

 先生にしかられた小学生のように『分かりました。頑張ります!!』と告げると、急勾配の山道をがむしゃらに登り始めました。ゼイゼイいいながら登り、時計を見ながら『本当に6分だよな・・・6分より1分でも長かったら嘘つきなんだからな・・・』などと、子供じみた気持ちになることによって、身体の辛さをすべて忘れ、ひたすら上り詰めようとしていたように思います。

 ほどなく急勾配の山道は終了し、平坦な道が続きます。呼吸を整えながらも、早足で進みます。草むらの道を進みながら、以前、雪の日に白紫池に訪れたことを思い出しました。突然、草むらが銀世界へと変わり、どこまでも続いていました。そうそう、新雪をキュッキュ、キュッキュと踏みしめながら登ったよね。白紫池は、氷が張っていたよね。暫く進むと、また少し登りになるはず。雪でつるつる滑って大笑いだったんだから・・・。

 などと、思い出にふけりながら走行していると、あっという間に白鳥山に到着。あたりを見渡しながら、ボランティアスタッフさんを探します。すると、登山で訪れた方に、『あっちですよ!!』を教えられます。無事、ボランティアスタッフさんと合流し、次の指示を受けます。何でも足下が悪いので慎重にと言うことでした。ここまで来たら、残すところ下り4km。歩いてもぎりぎり完走できそうです。ゴールを目の前にして、足を挫いてリタイヤなんて冗談じゃありません。

 ザレ道を慎重に下り、後は一気に駆け出します。どこにこんな元気が残っていたのだろうかと思えるほど駆けていました。暫く進むと、ラグビーボール大の石で作った階段がえびのエコミュージアムセンターまで延々と続いていました。義経の八艘飛びよろしく、慎重に石を選びながら、リズミカルに下っていきます。脚も膝も痛くないのです。萩往還140kmでは、脚と膝が痛くて下りが大変だったので、リズミカルに下れることが嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。きっと、テーピング作戦がうまくいったからでしょう。途中で、痛みをこらえながら走行しているランナーを2名かわしながら、下りを一気に制することができました。

 えびの高原荘前の県道を、スタッフと警察官に誘導されながら渡り、国道1号線に向かって登っていきます。観光客を含め、多くの人たちが見ています。『そう、僕は今朝5時から山々を60kmほど駆け抜け、今ゴールに向かってるんだよ!!』走れていることが嬉しく嬉しくてたまらない瞬間でした。『そうそう、ゴールでの写真写りはかっこよくサングラスをかけなくっちゃ。』『そうだ、ゴール前に少し休んで、ゴールゲートは、余裕かまして駆け抜けなくては!!』などと、もう頭の中はお祭り騒ぎです。

 スタッフに誘導され、右へ左へビクトリーロードを軽やかに駆け抜けます。スタッフ、観客、すべての方が、拍手で祝福し、労をねぎらってくださいます。えびの高原キャンプ村の芝生が、鮮やかな緑の絨毯となりゴールゲートへ続いています。暑く辛く厳しかった栗野岳の登り、リタイヤを意識しながらの走行、登っても登っても登りだった白鳥温泉からの復路 ・・・ すべてが、あのゴールゲートまでです。疲労感と達成感と満足感がスローモーションのように身体を支配し、満面の笑みを浮かべながらのラストランでした。ゴールゲートのセンサーを通り超したことを確認し、両腕は大きく挙げられ、ロングコース60kmの完走が成し遂げられました。


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 反省と覚え書き

〇 テーピング作戦は、上出来だった。
〇 アームカバーは、早朝の寒さおよび熱中症対策に功を奏した。
〇 RaidLightのUltralight Olmo 12Lの使い心地は良かった。
▲ 練習不足(最近、大会=練習になっている。)
▲ 暑熱順応に普段より取り組み、熱中症に耐えうる身体をつくる。
▲ バックの加重に耐えうる身体(肩を慣らす)をつくる。
▲ 胃に負担のかからない携帯食料のチョイス。
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 参加賞のTシャツです。

 本日のワークアウト 霧島・えびの高原エクストリームトレイル 走行距離 60km グロスタイム 13時間26分35秒 でした。

2013年7月17日水曜日

装備_霧島・えびの高原エクストリームトレイル2013

 霧島・えびの高原エクストリームトレイル2013を4日後控え、装備やウエアの選択と準備に入りました。

 帽子は、アシックスの日よけカバー付きの白です。
 サングラス(紫外線防止もありますが、草木から目を保護するためにも必要?)
 ランナーズのクーリングヘッドバンド(熱中症対策)
 ナイキのUVプロテクティブネッククーラー(熱中症対策)
 ランナーズのクーリング アームカバー(熱中症対策)
 カッパの撥水グローブ
 ランナーズのウルトラハーフジップシャツ
 ランナーズのランニングショートパンツ
 ミズノのレーシングタイツ ロング
 ランナーズの高機能ソックス JAPAN

 熱中症対策グッズがどれほどの効果かは分かりませんが、お守りということで選択しました。
 今回は、結構山道もあるので肌の露出を避けたいという思いと脚の弱さをテーピングでカバーしようと考えています。
 そこで、ハーフタイツとゲイターの選択肢もあったのですが、少しゆるめで裾にファスナーが付いており、テーピングの上からも脱ぎ履きが楽にできるロングタイツとしました。

 シューズは、ロード、トレイル対応のサロモンの XR クロスマックス ニュートラル CS です。

 バックは、RaidLightのUltralight Olmo 12L です。
 また、本大会は環境保護の観点からマイカップ持参ですので、シリコン製のカップを準備しました。

 RaidLightのUltralight Olmo 12L の特徴は、フロントにレードボトル(フレキシブルバルブ仕様)750mlを2本装備してあることです。

 朝食用のアルファ米のおにぎりとお餅、卵スープ、水、湯沸かし器類です。

 カロリーメイト、スポーツヨウカン、塩熱サプリ、アミノバイタル、栄養ドリンク、OS-1等々

 ウインドブレーカー、虫除けリング、ファーストエイドキット、プロテクトS1(皮膚保護クリーム)、UVプロテクト、エアーサロンパス、携帯電話の予備バッテリー等々

 GPSおよび充電器、保険証、ゼッケン引換券、アンケート用紙、着替え、入浴セット、車中泊グッズ、キネシオテープ・・・・・
 準備し出すとあれこれ足りないものが見えてきますね。これが楽しみの一つでも・・・・

2013年7月14日日曜日

トレイル下見H250714

 霧島・えびの高原エクストリームトレイルの下見に行ってきました。
 先週は、ぐずついた天候のため、6月15日(日)に、えびの高原キャンプ場-国道1号線-登山古道(入り口と出口)-林田温泉-日添林道(入り口と出口)-栗野岳レクレーション村のルートを車で下見をしました。
 今回は、6月22日の下見の際、アバンダントしらとり郷土の森から白鳥温泉までのルートでコースアウトしてしまった満谷林道の下見が大きな狙いです。
 勿論、今回も妻と久々の山(散)歩を兼ねての下見となりました。

 満谷林道への入り口は、アバンダントしらとり郷土の森の遊歩道③と④の間にあります。奥に、写真のような金網に囲まれた水道?施設があり、この横を通って行きます。

 大会のためか、長めのビニルテープの印がずっと着いていましたので迷うことなく下見できました。

 満谷林道は、作業用のトラックが走行するためでしょうか広くて快適な林道でした。

 路面は、土道、砂利道、石畳風道路、コンクリート舗装、コールタール舗装、橋ありと様々でした。

 拳大の砂利道とそれを覆い隠す杉の枯れ葉の路は、足を挫きそうでした。

 舗装道路上の砂利も結構危なかったですね。この道を走っているときは、すでに40kmくらい走って疲れているときですから、気をつけなくては。

 7kmくらい進むと、また、アバンダントしらとり郷土の森の遊歩道に向かう遊歩道になります。

 6月22日は、台風4号の影響で水量が多かった滝も、今回はご覧の通り。

 滝の直ぐ上流を難なく渡ることができました。

 白鳥温泉下湯まで、今少し。

 白鳥温泉下湯です。

 この後は、アバンダントしらとり郷土の森の遊歩道を、熱中症になるのではないだろうかと思いながら、延々と登って、えびの高原の県道まで戻りました。
 大会当日も、晴天だと暑いでしょうね。暑さ対策はしっかりとしたいと思いました。

 今回は、満谷林道を下見することができました。
 道幅は、作業用トラック走行のためそれなりの広さがあり、ほぼ、7km下りで快適なコースだと思いました。
 ただし、路面のほとんどは、無舗装もしくはそれに近い状態で、拳大の砂利に40km以上走った脚がとられないように注意して走行することが大切だと感じました。

 本日は、妻と一緒に18kmの山(散)歩を兼ねての下見となりました。
 妻に感謝です!!

2013年7月3日水曜日

H250703_市木小_高畑山中腹_往復


 市木小学校から、高畑山の中腹までの往復(9.2km)にチャレンジしてみました。
 梅雨時期で、久しぶりに走ってみると、体のあちらこちらから悲鳴が聞こえてきます。
 途中何度も、立ち止まりながら、何とかクリア!
 4~5回挑戦すると、ノンストップでいけそうな気がしました。
 7月21日の「霧島・えびの高原エクストリームトレイル」を前にあまり無理して故障したくないので今は程ほどにしようと思っています。
 しかし、それが終わったら、高幡山の頂上(航空自衛隊高畑山分屯基地ゲート前まで)の往復(約20km)に挑戦しようと思っています。
 なんか、今年に入ってからの練習量はめっきり減り、大会=練習になってきました。昨年度の月間300kmの練習がうそのようです。