2021年1月4日月曜日

令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 34日目

34日目 10月31日(土) 曇り

今治アーバンホテル(7:34)-54延命寺(8:28)-星の浦海浜公園(10:21)-青木地蔵堂(11:33)-鴻の坂峠(14:06)-北条水軍ユースホステル(15:22)

歩行距離30km、歩数4200歩、累積歩行距離1074km、累積歩数1524700歩



 本日は、54延命寺の1寺を打ち、予定宿泊場所を北条水軍ユースホステルとする約30kmの行程です。

 

 7時にホテル朝食を摂り、ゆっくりと7時34分に出発しました。

 54延命寺へは、今治アーバンホテルより直線距離で約3km程西進する歩き遍路道を通って行きます。

 大谷墓園で、GPSが崖を下るように示しています。

 まさかとは思いながら進んでみると緑地帯の後ろに歩き遍路用の階段が設置されていました。南無大師遍照金剛

 最後は近見山の急坂を登り、8時28分に54延命寺に到着しました。

 再三の火災から逃れているので「火伏せ不動尊」と呼ばれる宝冠をかぶった珍しい不動明王像を観ることができました。

 9時前に54延命寺打ち終え、後は国道196号線沿いの歩き遍路道を通って、約26km先の北条水軍ユースホステルへ向います。

 せっかくだからホテル泊しない時の宿泊スポットと考えていた場所を見学に行きました。

 10時21分、「星の浦海浜公園」に到着しました。

 トイレとコインシャワーが併設されており、東屋や屋根付き休憩所がいくつかありました。

 テント泊禁止の表示もなかったように思います。ただし、道路脇で少々うるさいかも。

 11時33分、「青木地蔵堂」に到着しました。

 無料宿泊施設としては、なかなかでしたが、禁煙施設であるはずなのにタバコの匂いが気になりました。また、トイレが旧式です。

 「青木地蔵堂」は「太陽石油」のコンビナートの隣に位置していますが、歴史を代表するような新旧の建物が隣り合っていて何とも不思議な感覚です。

 今治市の菊間町を通ると国道沿いに瓦屋さんが立ち並び、沿道に芸実的な鬼瓦や斬新的な瓦作品を観ることができました。

 「菊間瓦」は約750年の歴史があり、皇居御造営の御用瓦を献上するなどしているそうです。

 海沿いの道を暫く進みます。

 浅海から北条に向う道は、国道を離れて山越えの歩き遍路道を通って行きます。

 ここで今日一人目のお大師さまに逢いました。

 山越えの道で二股になっている場所で迷っていると、「遍路道は、こっちだよ。ちょっと急坂だが、頂上に休憩所があって見晴らしが良いから休んでいきなさい。」ってご高齢のおじ様に優しく教えていただきました。合掌

 14時6分、鴻の坂峠に到着しました。

 鴻の坂峠を一気に下り、田園地帯を通り、北条に降りてきました。

 14時59分、立岩川の大師橋を渡り、北条市街を通り、北条港に到着しました。

 この港の近くに本日の宿、北条水軍ユースホステルがあるはずなのですが見当たりません。

 うろうろしていると、「北条水軍ユースホステルを探しているのでは?移転しているから向こうになるよ。」とご高齢のおじ様に声を掛けられ、移転先を詳しく教えていただきました。

 今日二人目のお大師さまにお逢いすることができました。合掌

 更に宿直前で右往左往していると、「2軒目の角だよ」と、またもやご高齢のおじ様に教えていただきました。

 今日は、三人のお大師さまにお逢いすることことができました。

 15時22分、北条水軍ユースホステルに到着することができました。

 北条水軍ユースホステルは、普通の家の普通の部屋の様な感じでしたが、居心地は、よかったです。

 今回も、Gotoトラベルでインしました。

 お風呂に入って、洗濯をさせていただきました。

 また、オーナーが振舞う料理は、後から後から出てきて食べ尽くせないくらいでした。

 ところで、この宿で10月7日(水)、36青龍寺の坂でお会いした順打ちの歩きお遍路さんと再び会うことになりました。

 一期一会ならず一期二会? と言う事で、夕食後おおいに話が盛り上がりました。南無大師遍照金剛

 

 

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