2021年1月6日水曜日

令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 39日目

39日目 11月5日(木) 晴れ

ヘンロ小屋第38号内子(橋の下)(7:19)-遍路無料宿(9:20)-別格08 十夜ヶ橋(永徳寺)(14:00)-十夜ヶ橋の橋の下(17:00)

歩行距離28km、歩数40600歩、累積歩行距離1204km、累積歩数1717500歩



 本日は、移動日です。予定宿泊場所は、十夜ヶ橋の橋の下とする約26kmの行程です。

 

 夏用のシュラフじゃだめですね。昨日買った長袖のシャツも着込みましたが深夜から冷え込み、4、50分おきに寒さで目が覚めました。

 朝、外に出てみると霜が降りていました。寒いはずです。

 手がかじかんで、テント撤収も大変な状態でした。

 

 今日は約25km先の別格08 十夜ヶ橋(永徳寺)まで行って、十夜ヶ橋の橋の下でテント泊の予定です。

 唯一橋の下での野宿が修行として公認されている場所です。

 

 朝も、ピーマン入りインスタントラーメンを食べて、7時19分に橋の下を出発しました。

 まずは、国道379号線沿いの歩き遍路道を西進して行きます。

 9時20分、遍路無料宿に到着しました。

小休止も兼ねて、どんなところか見学しました。

 折しも順打ちのご高齢の男性お遍路さんと一緒になり、暫く畳に腰掛け情報交換する機会を得ることができました。

 彼曰く、海外旅行よりもお遍路が一番楽しい。何回廻っても新しい発見がある。歩いて廻ると健康になる。とのことでした。

 トイレは、旧式ですが施設の横にありました。

 その後も、国道379号線沿いの歩き遍路道を西進して、10時半頃、宿泊候補地でもあった道の駅内子フレッシュパークからりに到着しました。

 暫くぶりのコンビニで食糧を調達し、先に進みます。

 

 11時頃、内子町の旧街道の町並みを残しているようなところに到着しました。

 ここからは、国道56号線沿いに歩いて行けば早かったのですが、遍路道の表示に従って進んで行きました。

 すると道はどんどん市街地を離れ山に向かって行きます。

 途中、山中で何度も迷いながら、素直に進めば良かった国道56号線に戻ってきました。

 14時ジャスト、今日テント泊予定の十夜ヶ橋を渡り、別格08十夜ヶ橋(永徳寺)に到着しました。

 大師堂には、平成30年7月7日の大水害で、床上浸水になった時の最高水位が示してありました。

 仮本堂(本堂は洪水被害のため現在再建中)と納経所は、この施設の中にありました。

 戸は開いているのですが、お寺の人がいないときにはインターホンで連絡するシステムになっていました。

 早速連絡し、仮本堂をお参りさせていただきました。

 外の大師堂をお参りし、御朱印をいただき、十夜ヶ橋の橋の下でのテント泊についてお伺いしました。

 すると、「観光客やお参りする人も来られるので、17時以降なら、テント泊どうぞ」とお許しをいただきました。

 ところで別格08 十夜ヶ橋(永徳寺)で御朱印は、何と!『野宿大師』です!

 【御詠歌】「ゆきなやむ 浮き世の人を 渡さずば 一夜も十夜の 橋と思ほゆ」です。

 まずは、お参りし、お大師様のそばで寝ることができることを感謝しました。

 また、洪水の時は、ここが真っ先に浸水したことでしょう。

 そう思うと、今夜お大師様の前でテント泊できることはある意味奇跡だと思いました。 合掌

 17時まで時間がありましたので、近くのマクドナルドに行き小腹を満たしながら、スマホとモバイルバッテリーを充電しました。

 その後、ショッピングモールで防寒着と食糧等を調達しました。

 17時ジャスト、十夜ヶ橋に戻り、テント設営しました。

 その後、お遍路最後のインスタントラーメンとおにぎりの夕食をお大師様の前で摂りました。

 明日は4時頃出発する予定ですので、荷物を整理し、本日購入した防寒着を着込み、お大師様の前で早めに眠りにつきました。 合掌

 

 

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