ほぼ海岸沿いを走る私にとって苦手な平坦なコースです。
また、福岡市内は、コース目印の白線が引いていないので注意が必要です。実は、復路で、道筋を一本間違えてしまいました。
昼過ぎに、博多に住んでいる息子のアパートに転がり込み、食事と睡眠をとり、24時のスタートに備えました。
23時少し前に、スタート場所「承天禅寺門前」に徒歩で向かいました。
ほどなく承天禅寺を確認し、集合場所を探していると、同じ目的の4~5名の集団と遭遇しました。
多分、向こうだろうと承天禅寺を半周したところで、ジョグトリップの旗を確認しました。
ゴールでも迷ってしまいましたが、集合場所は、ちょっと分かりづらかいので、事前にしっかり調べておくと良いですね。 一週間前の天気予報ではシャワーラン覚悟の状態でしたが、直前の予報は晴天、最高気温が31度となり、今度は熱中症が危惧されそうでした。
また、早朝の気温は15度の予報です。海岸沿いを通るので、海風と相まって体感温度はもっと低くなるかも知れません。
あれこれと、直前まで、装備や服装で悩みましたが、折返しの唐津城に荷物をデポジットできるとのことで、これをうまく活用して装備品等を入れ替えることにしました。 スタートまで、少し時間があったので、コンビニに走り、おにぎり2つ購入して食べました。
スタート10分前に、開会式が行われました。
ジョグトリップ参加3回目と言うことで、紹介がありました。
また、ここで、3週間前萩往還でご一緒したK氏に再びお目にかかることができました。
K氏によると、例年50名程度の参加だけど、今回は多いとのことでした。名簿を確認してみると88名のエントリーでした。
27日(日)00時ジャスト、承天禅寺門前をスタートしました。
しばらく博多の街中をK氏と一緒に走って行きました。
日付が変わったばかりの時刻ですから、まだまだ多くのお客様で賑わっている屋台の脇を通って行きます。 博多の街中を抜けて行くと歩道が狭くなり、且つ路面の起伏が目立つようになりました。
今回も光量の高いヘッドライト装着して正解だと思いました。
「生の松原」近くになると、海岸沿いになり気温も下がってきましたが、まだまだ、汗が止まらず、バッグを背負っている背中はびっしょりでした。 01時52分、14kmのオアシス(無人エイド)に到着しました。
オアシス食は、カッパ巻き2個でした。
カッパ巻きは、美味しかったのですが、胃腸が刺激され、お腹が急速に減ってきました。 しばらく走っていると、汗ふきに使用していたバンダナを落としたことに気付きました。
そこで、コンビニで小用し、ハンカチを購入することにしました。
02時24分、その旨話し、K氏には先に行ってもらうことにしました。 ところが、コンビニで用事を済ませ再び走り出したときには、真っ直ぐ行けば良いものを何故だか90度南下してしまいました。
100m程コースアウトした後に、地図ロイドで間違いに気付き本コースに復帰しました。
そんな何やかんやで、お腹もすっかり減ったので、03時ジャスト、道沿いのすき家で牛丼をいただきました。 03時22分、23kmのオアシス(無人エイド)に到着しました。
オアシス食は、コーヒー大福でした。
甘くて、美味しかったです。 05時09分、34kmのオアシス(無人エイド)に到着しました。
オアシス食は、いなり寿司2個でした。
05時38分、福吉駅を通過しました。
そう言えば、K氏が、福吉駅のことを話されていたな~?
ということで、写メ撮ったけど、話された内容を思い出せませんでした。
でも、「福」「吉」と、なかなか縁起の良い地名だなと思いました。 福吉駅直ぐ脇の踏切を渡った時の朝日です。
05時40分、明るくなってきました。
快晴です。暑くなりそうです。 本コース唯一の登りです。
100mと50m程の登りが続きます。
ゴルフ場入口がみえたら、100mの登りピークとなります。 100m程のピークからの下りは、分岐が込み入っていますので白線が頼りのコースです。
一度、海岸沿いの集落まで下りて、再度50m程のピークに向かいます。
やはり、アップダウンの方が僕にとっては楽しいですね。
周囲が明るくなり、前後の参加選手も確認できるようになりました。 唐津湾が見えてきました。 佐賀県に入ってきました。 06時58分、46kmのオアシス(無人エイド)に到着しました。
オアシス食は、コーヒープリンでした。
甘くて、美味しかったです。 虹の松原です。約5kmほどあります。
コンクリートの路面と違って、ふかふかとした松葉の絨毯が脚を優しくいたわってくれました。
ここ虹の松原で、復路の選手と交差し始めました。
そんな中、復路のK氏にやっと会うことができました。
K氏は、唐津城エイドで着替えたらしく、はつらつと松林を疾走されておられました。素晴らしい!! 松林を出るとほどなく唐津城が見えてきました。
折返は、唐津城です。もう目の前です。 唐津城に通じる「まいずる橋」から、沖を眺めるとこんもりとした高島が唐津湾に浮かんでいます。
この高島に、宝くじの高額当選者で有名な宝当神社が祭られています。 早速、歩みを止めて「まいずる橋」の上からでしたが、宝当神社をお参りしました。 07時53分、53kmの唐津城オアシス(折返し)に到着しました。
ほとほと疲れはて、シューズを脱ぎ捨て、裸足になって15分ほど、奥の影になっている坂で横になって休みました。
その後、皮膚保護クリームを足に塗り、ソックスを替え、不要になったヘッドランプ類をデポジットしました。 オアシス食は、押し寿司でした。
食事の後は、日焼け止めクリームをたっぷり塗って、08時25分頃、復路に旅立ちました。 復路の虹の松原の5kmは、足に優しいだけでなく、陽射しを遮ってくれました。
また、松林の中を縫うように進むコースは、単調な直線コースにはない走る楽しみのようなものがありました。
松林を出ると容赦なく陽射しが襲ってきました。
お決まりのガリガリ君を早速購入しました。
どうやら、復路は食べ歩きになりそうです。 09時34分、60kmのオアシス(無人エイド)に到着しました。
オアシス食は、魚ロッケでした。
この魚ロッケ食べ応えがあり、飲み物をお代わりしながら2枚食べ終わるまで5分くらいオアシスに滞在してしまいました。 唐津湾に別れを告げて、本コース唯一の登りに向かいます。
復路は、50mの登りの後に100mの登りです。
平坦な道より、アップダウンの方が退屈しないし、今は陽射しを避ける木陰があることが何よりです。
海岸沿いの道を走ったり歩いたりしながら、木陰の登りを目指して先を急ぎました。 50mの登りで、車を避けるために道路端の崖で待機していると、「何処から何処に行くの?」と運転手に質問されました。
「0時に博多をスタートして、唐津城で折り返して、再度博多に戻る106kmの大会です。」と告げると、目を丸くされ、「怪我することなく、頑張ってな!!」とエールをいただきました。 登り区間を過ぎると、陽射しを遮ることの無い平坦な道がうんざりするくらい続きました。
11時36分、72kmのオアシス(無人エイド)に到着しました。
オアシス食は、マーコットプリンでした。
13時08分、お腹が空いたので、80km付近のコンビニで、ざるそばをいただきました。
残りは、26kmです。歩き通しても、19時までには着くでしょう。 13時54分、83kmのオアシス(無人エイド)に到着しました。
オアシス食は、桃の水大福でした。
15時27分、92kmのオアシス(無人エイド)に到着しました。
オアシス食は、プチトマト3個以上でした。ですから、5個いただきました。ちょっと満足しましたね。
写メは忘れました。
残り14kmです。 いよいよ、博多の街中に入ってきました。
ここらで、大変なことに気がつきました。地図ロイドを入れているスマホがバグってバッテリーが一気に少なくなっているのです。
唐津城では、ほとんど減っていなかったので、バッテリーの交換もしなければ、予備バッテリーも置いてきました。
ほぼ、一直線ですが、博多の街中にはコース目印の白線はありません。
ゴール直近が心配でしたので、5km前ぐらいから500m刻みでGPSを作動することにしました。
GPSに頼らず、マップで走れるようにならないと不測の事態の時に困りますね。
でも、次も地図ロイド頼みでしょうね(-_-;) また、街中に入るとやたら信号待ちが多くなりました。
歩いて間に合うと思っていましたが、信号待ちがとんだ誤算になりそうで少々慌てました。
博多の人混みをかき分け、最後は関門時間とスマホのバッテリー切れとの戦いでした。 18時22分、何とか時間内にゴールしました。
ゴール写真とインタービューを受けた後に、「バンダナ落としませんでしたか?」と尋ねられビックリ。
誰かが拾ってくれたんですね。ありがとうございました。 その後は、博多の息子のアパートで汗を流して、小一時間小休止した後、宮崎に向かいました。
高速に入ったら、直ぐにSAで、食事と車中泊。食っちゃ寝を何度も繰り返し、28日(月)の8時過ぎに宮崎の自宅に到着しました。 備忘録
1 平地でゆっくりで良いので歩かず走れる身体をつくろう。
2 暑熱馴化に日頃から取組、暑さに強い身体をつくろう。
3 地図を読みこなす力を付けよう。
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