陶芸の村公園の坂を駆け下り、松陰大橋を渡り、警察署前を左折。
B140km、C70km部門の選手と次々と交差し、エールを交わしながら進みます。
さらに椿大橋を渡り、跨線橋を渡ると村田蒲鉾店は、すぐそこです。
萩往還A250km(28/32)村田蒲鉾店
走行距離 = 220.6km
残り距離 = 30.5km
目標時刻 = 08:30 ~ 11:33
通過時刻 = 不明(09:50頃と思われる。)
関門時間 = 15:00
エイドでは、ドリンクをいただきました。
陶芸の村公園でトイレに行きそびれましたので仮設トイレを利用させていただきました。
小用もさることながら、じ病が ・・・ でした。
残り30kmです。しかし、今からが本大会最大の難所萩往還道です。
次は、6.3km先の明木です。
登り坂をトレランポールを使いながら、早歩きで登っていきます。
前方より、B140km、C70km部門の選手が疾風のごとく駆け下ってきます。
「ナイスラン!」、「ファイト!」と大声でエールを送りながら、自分自身を鼓舞していたように思います。
途中私設エイドが幾つかあり、フレンチトーストや梅ゼリーを美味しくいただきました。
それにしても、暑くなりました。先が思いやられます。
暫く行くと、いよいよ萩往還道の入口の山登りになりました。
B140km、C70km部門の選手が前からも後ろからも勢い良く走ってきます。
狭い山道を譲り合って進みます。
しかし、林の中に入ると、直射日光が遮られ、しばし涼が得られ生き返った思いでした。
それもつかの間、直射日光を一切遮る場所のない明木川の河川敷を進んで行きます。
ほぼフラットなコースになり、200歩走っては、50歩歩くを繰り返し明木の町が近づいてきました。
萩往還A250km(29/32)明木
走行距離 = 226.9km
残り距離 = 24.2km
目標時刻 = 09:40 ~ 12:49
通過時刻 = 10:51
エイド奥の水道で頭から水をかぶり、顔を洗いすっきりさせました。
その後、トイレを済ませ、ドリンクと明木饅頭をいただきました。
次は、険しい一升谷と標高405mの釿ノ切峠、標高342mの千持峠を超え、9.9km先の佐々並です。
スクイズボトルに、飲料だけでなく身体を冷ませるように水道水を詰めました。
祭で大勢の人で賑わっている明木の町外れを左折し、いよいよ一升谷です。
トレランポールを使いながら黙々と登って行きます。
何処まで行っても終わらない登りにうんざりしながら登って行きます。
それでも、なんとか十合目をクリアしたと思ったら、直射日光の厳しい国道に追い出されます。
暑さで思考力が全く働かず、前の選手をただ追うように走行しました。
途中幾つかの私設エイドで冷たいドリンクをいただき、なんとか走行できていたように思います。ありがとうございました。
それにしても、釿ノ切峠、落合の旧道、千持峠、こんなコース在ったのかい、在ったよね、などとフラフラしながら、険しい山道や沢、田圃などの懐かしい景色を楽しみながら進んでいました。
なんとかすべてのトラップをクリアし、佐々並の町に下りてきました。
佐々並橋を渡りエイドは目の前です。
到着直後、何故だか、選手もスタッフも地域の方もわいわい集い記念写真を撮っておられ凄く賑わっていました。
萩往還A250km(30/32)佐々並
走行距離 = 236.8km
残り距離 = 14.3km
目標時刻 = 11:40 ~ 14:51
通過時刻 = 13:00
関門時間 = 16:00
エイドでは、ドリンクとフルーツをいただきました。
豆腐屋さんは辞めたけど、大会に併せて佐々並豆腐が出るとか出ないとか噂になっていましたが、佐々並豆腐はなかったような気がします。
佐々並豆腐美味しかったんです。なんか、ひとつの時代が終わったような気がして寂しかったです。
次は、萩往還最高所、標高545mの板堂峠へ向けて、7.1km先の夏木原キャンプ場です。
その前に、上長瀬の農家のおばちゃんの草餅がいただけると最高ですね。
などと、目標を草餅に定めて佐々並を出発しました。
神社の横を抜けて国道262号線に入るとじりじりとした直射日光に耐えながら、トレランポール使ってひたすら上って行きます。
炎天下の坂道をただただ上り、幾つかのカーブを曲がってゆきます。
首切れ地蔵前に下る道の私設エイドで冷たいドリンクをいただいたときは生き返ったような気持ちになりました。ありがとうございました。
さらに進んで県道62号へあがると、また、直射日光に耐えながらの上りです。
またもや、炎天下の坂道をただただ上ってゆきます。
ランナーが一列になってガードレール脇を黙々と上って行きます。
じりじりとした暑さと登り坂に悪戦苦闘していると、14:07、念願の上長瀬の農家のおばちゃんの草餅です。
車の往来を見定め、道路向かいのおばあちゃんちに向かいます。
H27年はここで、コーラをいただきましたが、草餅作りは一時辞めていたので食べることはできませんでした。
今年は、ラスト萩往還ということで草餅の振る舞いを再開してくださいました。
伝説の草餅をいただき、最高の気分になりました。
イスに座って、暫く草餅を堪能させていただきました。
勿論コーラもいただきました。この頃になってようやく胃腸が回復してきました。
長い間のご支援に感謝を伝え、出発しました。本当にありがとうございました。
後2kmくらいで夏木原キャンプ場なのですが、長い長い上りです。
トレランポールを使って、じりじりと上って行きます。
その脇を、元気なB140km、C70km部門の選手がA250km部門の選手に尊敬のエールを告げながら脇を通り抜けて行きます。
そんな中、一人の女子選手が、走り去る際に立ち止まり「瑠璃光寺で完走する姿を待っていますので、ゆっくりと帰ってきてくださいね。」と微笑みながら言うのです。
思わず「ありがとう!絶対完投するよ!」そして「ファイト!」と応えました。
心の底からうれしくなりました。
萩往還A250km(31/32)夏木原キャンプ場
走行距離 = 243.9km
残り距離 = 7.2km
目標時刻 = 13:10 16:22
通過時刻 = 不明(14:40頃と思われる。)
関門時間 = 17:00
エイドでは、美味しいフルーツポンチをいただきました。
ここのフルーツポンチ生き返るんですよね。最高です。
さあ、あと一踏ん張りです!!
萩往還最高所、標高545mの板堂峠への登りは、あと少しです。
これを越えれば、後は基本的に下りです。
ゴール香山公園・瑠璃光寺まで7.2kmとなりました。
下りの萩往還道は、石畳に十分注意する必要があります。
ほどなく、板堂峠に達しました。
多くの方々が、応援に来られていてエールをくださいます。
片手を挙げてエールに応えます。
スタッフさんに、道路から石畳の階段を登るよう促され、お礼を告げて一歩一歩登ります。
旧萩往還道を暫く進みます。
最後の登りを終わると、後は基本下りです。
何度か、スタッフさんに石畳の階段や道路の横断を支援され、いよいよ急激な石畳の下り坂です。
歴史遺産なんでしょうけど、こんな危険な石畳、何の為につくったんだと思いながら注意深く先を急ぎます。
・・・と、ピョンピョンと楽しそうに石畳を脱兎のごとく飛び跳ねてくる女子選手に遭遇。
本当に楽しそうに下って行くのです。あっぱれです!!
これでもか、これでもかというくらいの石畳を下っていくと、天花畑の案内が出てきました。
石畳も最終盤です。
林を抜け、明るくなった石畳を抜け、一の坂ダムが見えてきました。
残りは2kmぐらいです。
ダム脇の急峻な下り坂を駆け下る元気もなく、もはや駆け下る必要もなく、炎天下をとぼとぼと下って行きました。
暑さに安心感と安堵感が入り交じり、まぶたが塞がり朦朧と下って行きました。
・・・ と街路樹に激突。
はぁっと目を覚まし状況を確認。
でも、直ぐに無性に眠くなるんです。
ゴール直前に、ある意味危険な状態です。
ふと、後ろを見るとA250km部門の白ゼッケンを着けた選手がやはり歩いて下ってきます。
その選手を待ち、ゴールまで会話しながら行くことにしました。
なんと、その選手のナンバーは「288」、小生は「88」、お互い末広がりの良い番号だと言うことで意気投合しました。
木町橋北詰を右折し、瑠璃光寺は目の前。
彼が、ウィニングランをするというものだから、仕方なく走り出すと、これが最高でした。
参道には多くの方々が集まり、エールを送ってくれます。
どこにそんな元気が残っていたのか、右に左にハイタッチをしながら、瑠璃光寺のゴールまで一気に駆け上がることができました。
萩往還A250km(32/32)香山公園・瑠璃光寺
走行距離 = 251.1km
残り距離 = 0.0km
目標時刻 = 14:30 ~ 17:51
到着時刻 = 16:10
関門時間 = 18:00
ゴールテープ前で、記念撮影をしていただき、チェックシートのチェック。
完踏メダルを首にかけていただき、完踏証をいただきました。
ついに萩往還A250km部門を平成27年度に続き2度目の制覇となりました。
これで、2勝1敗の勝ち越しです。
スタッフ、ボランティア、応援をいただいた皆様方ありがとうございました。
瑠璃光寺入口のたつみや商店さんでソフトクリームをいただき、暫く完踏する選手にエールを送りました。
安心すると睡魔と痛みが襲ってきました。
そこで、山口育児院のグランドにデポジットしていた荷物を受け取りに行きました。
油谷中と宗頭にデポジットしていた荷物を受け取り、山口図書館の駐車場に向かいました。
デポジットしていた2つの荷物とバック、トレランポールなどを後ろに詰め込み、今日の宿泊場所セントコア山口を目指しました。
ほどなく到着し、着替えなど必要な荷物だけ抱えて受付に向かいました。
受付を済ませ、部屋にあがると、着替えセットを持って地下の大浴場に向かいました。
宗頭文化センターで着替えた衣服をビニル袋に詰め込み、キズパワーパッドを剥がし、いざ入浴です。
頭からお湯をかぶり、心底生き返ってくるのが良く分かります。
たっぷりの湯船に浸かり、目をつぶると、まどろんで眠りそうでした。
そこで、温泉は明日の朝楽しむことにして急いで身体を洗い揚がることにしました。
足に痛みはあるものの、まめなどできてはいませんでした。
何時ゴールするか分からないので、夕食は頼んでいません。
近くのコンビニでつまみ、夕食、ビール2缶を購入し、部屋で一人で乾杯しました。
・・・と、いつの間にか爆睡して、12時過ぎにもう一度一人乾杯して、遅い夕食を撮りました。
次の朝は、5時半に起きて、6時から温泉を楽しみました。
7時からの朝食は、バイキングでしたが、昨日までの胃の不調が嘘のように、これでもかというくらい食べました。
8時過ぎに、チェックアウトして帰路に向かいましたが、昨年度はここで、完踏できない悔しさで、1年後の部屋の予約をしたのが思い出されました。
部屋の予約をする必要がなくなってしまったことが、何だか寂しく感じられました。
ガーミン(vívoactive® HR)のデイリーサマリーです。(H300502)
ガーミン(vívoactive® HR)のデイリーサマリーです。(H300503)
ガーミン(vívoactive® HR)のデイリーサマリーです。(H300504)
エプソン(MZ500)のワークアウト詳細です。
(前半176km 瑠璃光寺 ~ 宗頭文化センター)
エプソン(SF710)のワークアウト詳細です。
(後半75km 宗頭文化センター ~ 瑠璃光寺)
(インドアモードになっていたので、GPSのデータ無し:地図情報がありません。)
0 件のコメント:
コメントを投稿