冷たい日本海の海風に身震いしながらも、美しい油谷湾の風景を楽しみながら、200歩走っては50歩歩くで着実に進んで行きました。
真っ向から風を受けながら油谷大橋を渡り、海岸沿いのアップダウンを何度か繰り返すと、海湧食堂と油谷中学校跡が見えてきました。
萩往還A250km(10/32)油谷中学校跡
走行距離 = 87.1km
残り距離 = 164km
目標時刻 = 06:00 ~ 07:10
関門時間 = 08:30
CP02・記帳
荷物受取
先に、油谷中学校跡に行って、シートチェックと記帳を済ませ、デポジットしていた荷物を受け取りました。
2階から3階に向かう階段に腰掛け、シューズとソックスを脱ぎ、雨と汗まみれになったズボンとTシャツを着替えてすっきりしました。
次に、圧力でよじれてしまったキズパワーパッドを丁寧に剥がしました。靴擦れによる痛みはあるもののまめはできていませんでした。
足全体をタオルで拭き水気を取り、新しいキズパワーパッドを小指、親指の付け根、かかとの内側に貼り付けました。
その上から、新しいインナーソックスと通常のソックスを重ね、新しいシューズに履き替えました。
作業をしながら、栄養ドリンクを飲み干し、バタバタと荷物の整理をしました。
ほぼ、すべての着替えを行ったので気分的にもすっきりすることができました。
しかし、ここで、優に20分以上経過してしまいました。
急いで、海湧食堂に向かいました。
萩往還A250km(9/32)海湧食堂
走行距離 = 86.9km
残り距離 = 164.2km
目標時刻 = 05:40 ~ 7:10
通過時刻 = 07:31
フル2本分を完踏しました。
コース全体の3分の1を消化しました。
7時30分を過ぎてしまいましたが、H27年度は、ここを7時51分に通過して完踏していますので可能性有りです。
H27年度の記録を記載して良かったです。これがなかったら、半分諦めモードになっていたことでしょう。
食事は、おいしいお粥をいただきました。
俵島までは、給水地点が無いのでしっかり飲料水の補給を行いました。
次は、かなりのアップダウンに悩まされる11.2km先の俵島までです。
爽やかで良い天気になりました。
棚田と海もビューティフルです!!
幾つものアップダウン、上りは我慢の早歩き、下りは一気に駆け足で進んで行きます。
久津港の農協から、復路の選手と交差します。
「おつかれさま~!!」などとお互いエールを送りながら進みます。
大浦湾手前の知る人ぞ知るトイレ。
利用させていただきました。
トイレ待ちの時間を活用して、ここでトレランポールを組み立てました。
俵島のアップダウンは、やっぱり尋常ではありませんでした。
でも、トレランポールを使ってズンズン登って行きました。
天気が良くなり、直射日光は結構暑かったのですが、時折冷たい風がふき良い雰囲気でした。
萩往還A250km(11/32)俵島
走行距離 = 98.5km
残り距離 = 152.6km
目標時刻 = 08:00 ~ 09:17
通過時刻 = 09:17
CP03
通過時刻が計ったように向上してきました。
後1.5kmで走行距離が100kmを超えます。
次は、9.3km先の川尻岬・沖田食堂(関門時間 = 12:30)です。
カレー目指して頑張ります。
俵島です!!
俵島のチェックポイントをクリアし、油谷島を一周して戻ってきたところです。
きれいですね~
往路の選手にエールを送りながら、幾つものアップダウンを上りは我慢の早歩き、下りは一気に駆け足で進んで行きます。
久津港の農協脇のお店で、恒例のガリガリ君を購入しました。
マラニックにガリガリ君はよく似合います。
川尻岬・沖田食堂まで、4.1kmとなりました。
急坂の上りはトレランポールを使ってズンズン登って行きます。
暑くなってきました。陰を選んで進んで行きます。
随分登った後、さらに随分上り、川尻までの最後の700mは、急峻な坂を一気に下ります。
カレーを食した復路の選手とエールを交わしながら沖田食堂を目指します。
萩往還A250km(12/32)川尻岬・沖田食堂
走行距離 = 107.8km
残り距離 = 143.3km
目標時刻 = 09:40 ~ 10:58
通過時刻 = 10:49
関門時間 = 12:30
CP04・記帳
走行時刻が目標時刻内に収まってきました。
食事は、カレーをおいしくいただきました。
食事中はシューズを脱ぎ、足を少しでもリラックスさせました。
これより、標高160mの畑峠を越えて、10.0km先の立石観音に向かいます。
暑くなってきました。先が思いやられます。
標高160mの畑峠を越えて、海抜0mの川尻漁港まで一気に下ります。(余りに急峻な坂で駆け下ることは小生には不可能です。)
そして、大浜海岸沿いを移動していると、三度K氏と再会しました。
K氏いわく、昨年度は川尻岬・沖田食堂でリタイアしたとのことで、それ以降のコースは初めてだということでした。
この後、K氏とは、千畳敷までご一緒することになりました。
海抜0mの大浜海岸から、また標高120mくらいの丘を越えて、立石観音に向かうことになります。
上りは、トレランポールを使っての早歩きがやっとでした。
ピークを極めると、下りは駆け足です。ほぼノンストップで立石観音に向かいました。
萩往還A250km(13/32)立石観音
走行距離 = 117.8km
残り距離 = 133.3km
目標時刻 = 11:30 ~ 12:58
通過時刻 = 12:30
CP05
何時見ても立石観音は圧巻です!!
漁港のトイレで小用を済ませ、顔を洗い、ドリンクを買い、向かいの商店でかき氷アイスをいただきました。
次は、標高0mから、標高100m程度の峠を越え、さらに標高330mの千畳敷までの7.6kmです。
急峻な坂道が続く、我慢のコースです。
また、『龍宮の潮吹』で有名な『元乃隅稲成神社』が、アメリカCNNの『日本の最も美しい場所31選』に選ばれたこともあり、千畳敷への道路の上下線とも車が渋滞し、離合もままならない場所が多発しています。
ランナーは、その渋滞する車を縫うように進まなければならないので最新の注意が必要です。
そんなこんなを話しながら、立石観音から千畳敷へ向かって行くと、強烈な風が吹きまくっています。
今までの心配に、さらにこの強風かよ~
かなり試練のコースとなりそうです。
急峻な登り坂と強烈な風に、誰一人走れるものはいません。
ランナーが一列になって、車を避けながら急坂を登って行きます。
1.5km程進んだ丘の上に、私設エイドが開設されていました。
苦しーコースでのエイドは、何よりの応援になりますね。ありがとうございます。
ドリンクをいただき先を急ぎました。
このエイドの後が、まさに渋滞の車で大混雑になっていました。
すり抜けて行くランナーも大変ですが、遅々として進まない車中では、ドライバーおよび家族の方々もイライラ状態ではなかったでしょうか。
さらに、3km進むと千畳敷の中腹にも私設エイドがありました。
残り3kmくらいでしょか。
でも、最後の1.5kmが冗談でないぐらいの急峻な坂なんですよね。
千畳敷の急峻な坂の入口に今年も氷が準備されていました。
無人エイドになってはいましたが、ご配慮感謝いたします。
バンダナで氷を包み、頭、首筋を冷やしながら走行しました。
グダグダの歩きで、なんとか千畳敷に到着。
まずは、公衆トイレで頭から水をかぶり、顔を洗ってすっきりさせました。
次に、命の次に大切なチェックシートのチェック。
そして、最後は千畳敷のソフトクリームです。
萩往還A250km(14/32)千畳敷
走行距離 = 125.4km
残り距離 = 125.7km
目標時刻 = 13:00 ~ 14:52
通過時刻 = 14:30
CP06
フル3本分を完踏しました。
ここ千畳敷は、本コースの中間地点となります。
残りは、125.7kmです。
K氏と一緒にソフトクリームをいただきました。
暑さと戦って到着した千畳敷でしたが、頂上は風がビュンビュンふきまくり、あっと言う間に体温が奪われ寒くなってしまいました。
この後は、一気に駆け下り5.8km先の日置エイドに向かいます。
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