女神大橋エイド6(45.0km)から、権現山山頂チェックポイント3(70.0km)までは、25kmです。
目標時刻は、18:50です。
まずは、7.0km先の竿の浦エイド7(52.0km)を目指します。
女神橋を降り、国道499号線に沿って野母崎半島の突端を目指して南下して行きます。
炎天下での走りは非常に体力を消耗し、気力を萎えさせました。
コンビニを見つけては、来店し、クールダウンをさせていただきました。
そして、ガリガリ君をかじりながらの走行となりました。
本大会で食べたガリガリ君は、覚えているだけで6本。
その他に、アイスモナカを2個食べましたね。
これが、マラニックの良いところですね。
コンビニ巡りをしながら、何とか竿の浦エイド7(52.0km)に到着です。
こちらも、無人エイドのはずでしたが、ボランティアスタッフさんがおられました。
次は、8.8km先の以下宿エイド8(60.8km)です。
相変わらず、太陽と戦うためにガリガリ君を携えながらの走行です。
遠くの島は、高島かな?・・・
中の島、軍艦島(端島)も見えてきました。
軍艦島には、2年前の正月旅行で上陸させていただきました。
波が高く、クルーズ船が転覆するのではないかとハラハラドキドキの旅行だったことが思い出されました。
また、噂に聞く軍艦島に上陸し、廃墟を間近にみることができたことは大きな感動でした。
軍艦島への旅行を思い出しながら、何とか以下宿エイド8(60.8km)に到着です。
こちらも、無人エイドのはずでしたが、ボランティアスタッフさんがおられました。
以下宿エイド8の直ぐそばに、夫婦岩がありました。
次9.2km先が、いよいよ権現山山頂チェックポイント3(70.0km)となります。
順調に進み、明るいうちに到着できそうです。
軍艦島を右にみながら、4km進むと水仙の里(丘)が見えてきました。
水仙の里(丘)の後ろに、海の健康村陽の岬温泉があり、その先が野母崎港となります。
野母崎漁港の岸辺を沿って行くと、権現山展望公園の道路標示が現れました。
この狭い入口から、権現山山頂(標高198m)への2.3kmの急坂が始まります。
登っても登っても急峻な坂道を、トレランポールを頼りに、喘ぎながら登って行きます。
7合目辺りから、先行して降ってくる選手に出会い始めます。
「おつかれ!」、「ファイト!」などのかけ声に励まされ、はあはあ、息を弾ませながら登って行きます。
幸いに、海風が涼風を運び、挫けそうになる気力をそっと支えてくれました。
またしても、チェックポイントは、山頂の上に建てられた展望台の上にありました。
権現山山頂チェックポイント3
走行距離 = 70km、残距離 = 103.3km
予定時刻18:50、到着時刻 17:51
1時間の貯金ができました。
権現山山頂エイド9は、展望台の下の駐車場にありました。
というより、喘ぎながら登ってきて、やっとの思いでたどり着いたエイドで、この場所にチェックポイントがあると信じて疑わない私は、「チェックポイントはどこですか」と尋ねると、「80mぐらい先の展望台の上です。」と聞かされ、呆然としてしまいました。
しかし、チェックしなければならないので、心を鬼にして、登って行きます。この光景は、どうやら私一人ではなく、本大会初参加の選手のほとんどがそのようでした。
しかし、展望台に行かなくては、見えない風景があることも展望台に行って知ることができました。
エイドでは、ミネストローネとパンをいただきました。おいしかったです!!
困ったことは、エイドのイスに腰掛けると、立ち上がるのに苦労すると言うことです。
ふくらはぎ、太ももの痙攣の予感を騙し騙しここまで走ってきたものですから、もう、変に力をかけようものなら、一気に痙攣を誘発しそうな雰囲気です。
そんな話をボランティアスタッフさんに告げると、「足の攣りに良く効く「芍薬甘草湯」を持っていないの?」と問われ、「持ってない」というと、食後にそっとその漢方薬を渡されました。
お礼を告げ、早速服用し、トレランポールを収納し、権現山を一気に駆け降ります。
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