2017年11月24日金曜日
H29W273完踏記その8
雲仙岳の登りを前に、深江運動公園エイドで、足のメンテを行いました。
大きな問題がないと思われた足も、スタートから48時間経ち、さすがに、どこそに不具合が出てきたようです。
足の皮全体が、緩んできているというか、まめ状態になる前になっているかのようでした。
残りは、30kmありません。踏ん張るだけです。
洗面所で顔を洗って、シャッキリさせて出発です。
トレランポールを使って、ズンズン登っていきました。
この日の雲仙は、天気は非常に良かったのですが、冷たい風が吹いていました。
日が照っているところは、温かいのですが、木陰や山陰に入った途端に寒くなり、さらに風でも吹こうものなら震え上がってしまいました。
ですから、場所によって、上着を着たり脱いだりで大変でした。
国道57号線は、商用及び観光の車で上下とも結構交通量がありました。
また、ミカド旅館は、観光バスと観光客で賑わっていました。
ここから、俵石展望所エイドまでは、約2kmです。
この辺りから、歩道は無くなり、左崖側ガードレールギリギリを走行しました。 また、少しでも道幅を広くするためか、ガードレールは崖より外側へ競り出ています。
ですから、よろけると足は、道路端を踏み外し、崖に落ちそうな雰囲気です。 さらに、道路端には落ち葉が溜まっているところもあり要注意でした。
そんな中、元気の良いP部門の選手は、駆け登っていました。素晴らしい!!
■ W273_21俵石展望所A22
走行距離 = 252.8Km
残り距離 = 23.2Km
予定時刻 = 10時40分
通過時刻 = 11時15分
関門時刻 = 14時00分
エイド22
超過時間は、35分です。
フル6本分走行しました。残りはハーフ1本分強です。
また、現時点で、これまでのマラニック走行距離の最長記録『萩往還マラニックの250km』を抜きました。
これから先の走行は、例えリタイアしたとしても、すべて自己新になります。
エイドでは、ドリンク、ぜんざい他をいただきました。
疲れた体に、ぜんざいは、最高のご馳走でした。
次は、雲仙おやまの情報館バス停までの7.5kmです。
なお、途中3.7km先の無人エイド道路公園で小休止し、5.2km先の道路最高地点(標高740m仁田峠)を越え、7.2km先の雲仙大叫喚地獄で第13チェックポイントをチェックします。
ぜんざいを食べた後なのですが、自販機で常備薬のミルクティーを購入し、出発しました。
右に左にクネクネと曲がりくねった道をトレランポールを頼りにズンズン登って行きます。
当然、車を避けるために、ガードレールギリギリを走行していました。
P部門の元気なランナーに追い越されても、我慢の登りでした。
気温は100m登ると0.6度前後下がるといわれていますが、すでに600m近く登っていますので3~4度下がっていたと思われます。
随分冷たい風が吹いていたように思います。
■ W273_29道路公園A23
走行距離 = 256.5Km
残り距離 = 19.5Km
予定時刻 = 11時30分
通過時刻 = 11時54分
エイド23
超過時間は、24分です。
超過時間が、10分程短くなりました。
残りの距離が20kmを切りました。
次は、雲仙大叫喚地獄までの3.5kmです。
道路最高地点(標高740m仁田峠)まで1.5kmです。
後は、基本下りです。
仁田峠を前に気温がさらに低くなってきたように思います。
木陰や山陰では上着を着ていても寒さを感じました。
また、冷たい風が吹き付けていました。
257km地点、宝原橋の前で、橋の歩道に合わせて、車の走行に注意しながら右側走行に変わりました。
遮るものが無い橋の上では、冷風が容赦なく吹き付けてきました。
橋を渡った後は、再度、車の走行に注意しながら、今度は左側走行に戻ります。
道路最高地点、標高740mのピークはもう目の前です。
何とか雲仙岳の登りは制覇しそうです。
12時25分、仁田峠を越え、雲仙岳の登りを制覇しました。
残り18kmは、基本下りです。
しかし、この下りで脚が保つかどうかがこれからの課題です。
脚への懸念は、直ぐに現れてきました。
眉山ロードの急勾配の下りなど、勇猛果敢に駆け下っていた脚が、ゴルフ場前の下り坂を走ることができません。
トレランポールを前に立て、膝と脚の負担を軽減しながらの歩きとなりました。
元気なP部門の選手が次々と走り下り、追い抜いて行きます。
そんな中、落ち葉で埋まってしまっている道路左端のさらに左側を、側溝、溝蓋の穴、倒木などあらゆる路面状況を確認しながらトレランポールを使って、膝や脚に負担がかからないように慎重に下って行きました。
ホテル街へ通じる最後の急坂を情けないようなへっぴり腰で慎重に左折しました。
神社横の道から雲仙大叫喚地獄CP13を目指そうとしましたが、左折目印がこの先にあるとのことで、そちらから雲仙地獄遊歩道に入って行きました。
遊歩道は基本登りでしたので、膝や脚にさほど問題はありませんでしたが、やたら長かったように思います。
コース案内もしっかりして、迷うことは無かったのですが、神社脇からのコースの方がさっといけるような気がしました。
■ W273_30雲仙大叫喚地獄CP13
走行距離 = 260.0Km
残り距離 = 16.0Km
予定時刻 = 12時20分
通過時刻 = 12時56分
チェックポイント13
超過時間は、36分です。
下りを走れなかったため、超過時間が増えてしまいました。
地獄巡りの最後部にある雲仙大叫喚地獄がCP13。
第13チェックポイントをチェックし、300m先の雲仙おやまの情報館バス停エイドへ向かいます。
チェック後の遊歩道は、当然下りです。
トレランポールを前に突き出しながら、膝や脚を庇いながらの下りとなりました。
途中トイレで小用を済ませ、エイドに向かいました。
■ W273_22雲仙おやまの情報館バス停A24
走行距離 = 260.3Km
残り距離 = 15.7Km
予定時刻 = 12時30分
通過時刻 = 13時05分
関門時刻 = 15時00分
エイド24
超過時間は、35分です。
脚さえ保てばなんとかなるのですが・・・
エイドでは、素麺を美味しくいただきました。
残りの距離は、16km弱、基本下りです。はじめ少しトレイル状の道を通ります。
次は、9.4km先の最後のチェックポイント小浜木場エイドです。
基本下りですが、2日間走り、歩き通したボロボロの脚には、下りほど堪えるものはありません。
慎重に下って行きたいと思います。
途中、道標として4.7km先に、無人エイド塔の坂三叉路エイドがあるはずです。
出発前にエイド脇で、最後の足のメンテを慎重に行いました。
今回は、膝や脚全体に経皮鎮痛消炎剤を祈るように塗り込みました。
ここまで来たのだから、絶対完踏したい。
無理してでも、小浜木場エイドまで行けば、規則では関門フリーです。
とにかく、目下の最大の目標は、9.4km先の最後のチェックポイント小浜木場エイドです。
出発直後、本コース唯一のトレイル状の道700mが待ち構えていました。
トレランポールを突き出し、体重をトレランポールに任せるようにしながら下って行きます。
ホイッ、ホイッ、ホイッ、と思わず動作が声になって出ていましたが、第1難関を自分でも信じられないくらい容易にクリアしました。
国道57号線に出てきたときには、軽くジョグしていました。
また、この後の国道389号線への左折への判断が楽になるように、先行するランナーを追いかけていました。
国道389号線に左折し、暫くジョグっていましたが、曲がりくねった急峻な坂道に再び歩き始めました。
落ち葉が積もった道を膝と脚の負担を軽減するためにトレランポールを使いながら下って行きました。
何度かのカーブを曲がると前方より賑やかな応援コールが聞こえてきました。
無人エイドであるはずの塔の坂三叉路エイドで、私設エイドを設営されているみなさんでした。
ドリンクと温かい応援をいただき、ありがとうございました。
■ W273_32塔の坂三叉路A25
走行距離 = 265.0Km
残り距離 = 11.0Km
予定時刻 = 13時30分
通過時刻 = 14時09分
エイド25
(写真はありません。)
超過時間は、39分です。
足のメンテにかかった時間分超過時間が増えています。
次は、小浜木場エイドまでの4.7kmです。
小浜木場エイドでの関門時刻は、16時10分ですので、この後2時間で4.7kmの走行となります。
膝や脚に、この後大きな問題が起きなければ確実に到達できる状況になってきました。
塔の坂三叉路からの下りは、結構急坂でしたが、温かい応援の後でしたので、歩く訳にも行かず暫くジョグリました。
その後は、歩いたりジョグったりしながら下って行きました。
写真は、塔の坂三叉路と小浜木場エイドの中間地点です。
のどかな山間の段々畑の中の小道を走っています。
小浜木場エイドは、後2kmぐらいです。
■ W273_23小浜木場A26CP14
走行距離 = 269.7Km
残り距離 = 6.3Km
予定時刻 = 14時30分
通過時刻 = 14時59分
関門時刻 = 16時10分
エイド26
チェックポイント14
予定より29分超過しましたが、よく頑張りました。
最後のチェックポイントCP14をチェックして、チェックシートをしっかりとウェストバッグに納めました。
この後は、関門フリーです。残りの距離は、6.3km。ゆっくりとゴール小浜南本町公民館までのビクトリーロードを楽しみたいです。
ドリンクをいただいて、ラストランにゴーです。
目付石大橋の前の信号待ちをしていると、二人のランナーさんと一緒になりました。
関門フリーの権利を手にし、ゴールを目前に、皆ニコニコ顔です。
本大会で辛かったことやエピソードを語りながらゴールまでご一緒しました。
目付石大橋を渡り、トンネルを通り、最後の登りを、・・・ 様々な話を語りながら走行しました。
そんな私たちを、P部門の選手は走り抜かして行きました。
そうです、彼らは、16時前のゴールを目指して走っていたのです。素晴らしい!!
私たちが、最後のランに入ったのは、小浜のメインストリートから、南本町公民館ゴールへのラスト5~600mでした。
多くの方々が拍手で迎える中、気持ち良くランできました。
■ W273_24小浜南本町公民館G
走行距離 = 276.0Km
残り距離 = 0.0Km
予定時刻 = 15時30分
通過時刻 = 16時07分
関門時刻 = 17時00分
ゴール
16時7分、予定より37分遅れて、小浜南本町公民館に無事ゴールしました。
走行距離276kmは、自己最長記録となりました。
スタッフ、ボランティア、選手、関係者、及び地域の方々、さらに応援してくださったすべての皆様ありがとうございました。
ドリンクと冷や奴を頂いた後、茂木と小浜にデポジットしていた荷物を持って駐車場に向かいました。
駐車場に向かう道は、コースになっていますので、ランナーが次々とゴール目指して戻ってきます。
皆いい顔をしています。「おつかれ!!お帰りなさい!!」とエールを送りながら通行して行きました。
車に荷物を収納した後、お風呂セットを取り出し、望洋荘の温泉に向かいました。
新記録を生み出したウェア類をビニル袋に詰め込み、膝のテーピングを剥がし浴室に向かいました。
両足に小さなまめができているぐらいで、身体に何の問題も無いようです。
頭からたっぷりのお湯を流し、湯船で暫く完踏の喜びを噛みしめました。
入浴を終え、望洋荘から駐車場に向かう道でも、いい顔をしてラストランに汗しているを多くのランナーに会いました。
そんなランナー、一人一人にエールを送りながら歩いていると、一人のランナーが遠くから手を挙げて近づいてきます。
2日目のお昼に、早見から唐比までご一緒したランナーさんのようでした。彼も完踏を目前にいい顔をしていました。
次の日が勤務のため、駐車場に戻って直ぐに、高速に向けて走りました。
この後は、高速のSAを梯子し、食事と車中泊を繰り返しました。
そして、翌朝、始業10分前の8時20分に宮崎市の職場に直接到着し、業務完了後帰宅しました。
こうして、11月1日(水)~5日(日)の5日間の僕のW273が無事終了しました。
本大会の小生のGPSウォッチの記録をルートラボにアップしました。
2017年11月21日火曜日
H29W273完踏記その7
原城エイドで中華粥をいただいたら、余計にお腹が減ってきました。
また、急に気温が低くなってきました。
ということで、1km先のコンビニめがけて一気に駆け下りました。
204km地点のコンビニで、おでんを頂きました。
温かくて、ほこほこでした。
汁まで全部飲み干して、10km先の堂崎エイドまでゴーです。
咽は、相変わらずイガイガで、痰は切れません。
209km地点、西之浦の自販機では、ミルクティーが見つからなかったので、温かいコーヒー(微糖)を購入しました。
冷たい風が吹くようになってきました。
堂崎エイドが近づくころは、回りに風を遮るものがない平地になり、さらに、右手に海岸線が見えるようになると一段と冷たい風が吹くようになってきました。
バッグから、防寒用ミッドシェル、ファイントラックのニュウモラップ®フーディを取り出し着込みました。
ファイントラック社の製品のお気に入りは、両脇から腰にかけて温度と湿度調節用のベンチレーション(ジッパー)が付いていることです。
寒いと思って、着込んで走ると暑くなりますので、このベンチレーション機能は重宝しています。
■ W273_17堂崎付近A15
走行距離 = 215.5Km
残り距離 = 60.5Km
予定時刻 = 03時20分
通過時刻 = 03時22分
関門時刻 = 06時00分
エイド15
フル5本分を走行しました。残りフル1本半です。
疲労がピークに達した2日目の深夜。しかも単調なコースで、少しでも気を緩めると睡魔が襲いかかってくるコースですが、ここで、しっかり稼いでおかないと後が大変です。
エイドでは、素麺、ドリンク他をいただきました。
道路向かいのバス停のベンチに座って、後半2回目の足のメンテを行いました。
風が非常に冷たくなってきました。
上半身は、防寒しましたが、下半身は短パンのままです。それにしても、こんなに冷えるとは想像していませんでした。
ファイントラックのエバーブレスフォトンの上下を茂木でデポジットしたままにしたことを後悔しました。せめて、パンツだけでもバッグに詰めておき、上下の防寒ができるようにしておことが必要ですね。今後の良い勉強になりました。
夜が明け、陽が照ってくると解消されるでしょう。それまで、我慢の走りです。
次は、深江みずなし本陣までの8.7kmです。
さらに深江みずなし本陣の後は、第11チェックポイント島原城森岳公民館までの6.6km、合計15.3kmです。
フラットなコースは、島原城森岳公民館までです。残りの45kmには、標高500mの眉山ロードと標高740mの雲仙岳超えが控えています。
島原城森岳公民館に、6時までに到着すると、あとが随分楽になるでしょう。
堂崎エイドからは、とにかく冷たい風にさらされたことを覚えています。
寒いのに眠たい。眠たいけど寒い。どこを走っているのかよく分からない。
直ぐ着きそうなのに、なかなか進まない。・・・というような感じでした。
でも、下り坂になったら反射的にジョグっていました。
登りは、トレランポールで何とか。
平地は、ほぼ歩きで、自販機巡りをしていたような気がします。
それでも、219km地点、新田橋付近からの下りからは、かなり頑張ったように思います。
しかし、いくら頑張っても、深江エイドに着かなくて、何なんだろうって思っていました。
途中コンビニにも寄ったような気がしますが、この区間が一番記憶にないところです。
ですから、この間の写真もないし、深江エイドの写真もないのです。
■ W273_22深江みずなし本陣A16
走行距離 = 224.2Km
残り距離 = 51.8Km
予定時刻 = 04時50分
通過時刻 = 05時25分
関 門 = 08時00分
エイド16
やっと、深江みずなし本陣エイドに到着しました。
エイドでは、ドリンク、ゼリー他をいただきました。
次は、島原城森岳公民館までの6.6kmです。
市内を走行しますので、人と車に気をつけたいと思います。
(何故かここのエイドの写真は撮っていませんでした。)
寒いし、お腹が減ってきたので、225km地点、深江エイドから直ぐの安徳町のコンビニでおでんを頂きました。
コンビニの駐車場で、おでんを食べながら、空を眺めていると随分明るくなりました。
11月4日(土)、3目の朝が始まりました。
この後、登る眉山ロードと雲仙岳のシルエットも見えました。
この大会も、残り50km、11時間ぐらいでしょうか。
っていうか、標高500mの眉山ロードと標高740mの雲仙岳が残っているのに11時間ぐらいしかない。
慌てなくっちゃ!! おでんの容器を始末して、急いで出発です。
島原市外港への右折に注意しながら、ジョグって行きます。
右折が確定したら、島原外港緑地公園の脇を、ズンズンと走って行きました。
もう少し先の島原駅で左折すると島原城だなと思って、一息つこうと歩き始めたら、駅までが結構遠い。
さらに、歩くと汗が一気に冷えて、とても寒くなりました。
■ W273_18島原城森岳公民館A17CP11
走行距離 = 230.8Km
残り距離 = 45.2Km
予定時刻 = 06時00分
通過時刻 = 06時38分
関門時刻 = 10時00分
エイド17
チェックポイント11
予定到着時刻を38分超過しましたので、どこかで、挽回する必要がありそうです。
第11チェックポイントをチェックし、朝食として豚汁、おにぎり他をいただき、元気が出てきました。
しかし、島原城エイドの駐車場は、とても冷たい突風が吹きまくり、大変な状態でした。ボランティアさんも大変寒そうでした。ありがとうございました。
また、本エイドで、ヘッドライトやピカピカバッチなど、不必要になったものをすべてデポジットさせていただきました。
予定では、防寒用の上着類もデポジットし、身軽にするつもりでしたが、あまりの寒さに、そんな状況ではありませんでした。
じっとしていると、身体が冷えてきますので、デポジットした後、直ぐに出発しました。
ところが、出口寸前で、足のメンテをしていないことに気付き、再度引き返しました。
駐車場では吹きさらしですので、少しでも風をよけることができるように島原文化会館の横の階段に腰掛け足のメンテを行いました。
次は、5.0km先の千本木湧水無人エイドを経て、その先3.2km先の平成新山展望園地までの合計8.2kmのコースです。
いよいよ、標高500mの眉山ロード超えのコースです。
島原エイドを出た後は、島原武家屋敷前を通過していきます。
道順は、白線や矢印看板で、しっかりしていたのですが、後ろのランナーさんから、「そこ左折です。」、清掃婦の方からも、「こっちよ!!」と呼び止められました。
何と突風で左折矢印の看板が倒れ、清掃婦の方が、まさに、この看板を立て直し、くくりつけている最中だったのです。
不幸中の幸いというか、何という突風か・・・。いずれにせよ、このお二方に助けられました。ありがとうございました。
咽のイガイガと痰が切れないことは引き続きでしたが、身体が冷えてしまって、温かい飲み物が欲しくなりました。
大通りに出たら、自販機を探しながら走行しました。すでに、登り坂で、トレランポール頼みでした。
直ぐ近く、230km地点のコンビニで、ミルクティーを購入し,一口飲んでポッケに入れました。
眉山ロードの入口、辰元口交差点を左折すると、これでもかという急坂が続きます。
足のメンテを含め、予定より1時間近く遅れていましたので、トレランポールを使ってズンズン登っていきました。
かなりのランナーを抜いたと思います。
千本木湧水無人エイド付近では、玉のような汗を流し、ゼイゼイと息を切らしていました。
無人エイドを見渡しましたが、探す気力もなく、先を急ぎました。
途中、私設エイドもあったような気がしますが、これもエスケープして登り続けました。
途中、何度かピークを見渡し、「まだ、かいな!!」などと、雄叫びを上げていたような気もします。(ちょっと恥ずかしい)
いずれにせよ、この先の急坂カーブを二つ超せばピークのはず、そして、そこを少し下ったところが平成新山展望園地エイドです。
渾身の力を出して、眉山ロードの征服にかかりました。
■ W273_19平成新山展望園地A19CP12
走行距離 = 239.0Km
残り距離 = 37.0Km
予定時刻 = 07時40分
通過時刻 = 08時31分
関門時刻 = 11時20分
エイド19
チェックポイント12
エイドが見えたときには、ふらふらの状態でした。
エイドには、上から行くと階段を下らないといけないので、少し下までいって横からエイドに入りました。
第12チェックポイントをチェックし、ドリンク、おでん、杏仁豆腐他をいただきました。
次は、深江運動公園までの8.2kmです。
途中の無人エイド水無大橋までの4.5kmは、眉山ロードの急峻な下りです。脚を傷めないように注意して下りたいと思います。
おでんをハフハフしながら、この後のことを考えました。
まだ、予定を50分近く超過している。このあと、標高740mの雲仙岳越えが控えているが、ここでさらに遅くなることが予想される。
遅れを取り戻すためには、4.5kmの眉山ロードの下りを駆け下るしかない。
しかし、眉山ロードの下りは、尋常でない急峻な下りである。
走れるか? 走ったとして、その後脚は保つのか?
悩みましたが、例え脚が潰れたとしても、ここで走れなければ完踏もないだろう。
だったら、駆け下れ!! ということで、エイドを飛び出し、急峻な眉山ロードを駆け出しました。
眼下には、下りゴールの水無大橋が見えています。
大股になり体重がもろに脚にかからないように、渾身の注意を払いながら、坂を転げ落ちる小石になったような気持ちでコロコロと駆け下って行きました。
カーブを一つ、二つと曲がっていくと、水無大橋との俯角がその度に小さくなって行きます。
眉山ロードの急峻な坂が緩んでくる頃には、俯角が仰角に変わり、水無川大橋無人エイドまで、休息することなく、脚を傷めることなく走りきりました。
深江運動公園エイドまでは、3.7kmです。水無川大橋無人エイドには、立ち寄らず、先を急ぎました。
水無大橋を渡ったところで、暑くなって上着をバックに詰め込みました。
なだらかな登り坂を、トレランポールを使って、走ったり早歩きしたりして進みました。
勘違いかも知れませんが、地域が開発され、4年前に走ったときと風景が随分違うように思いました。
暫く進むと、左手に、林? 畑? 荒れ地? がずっとあって、それを越えるとエイドだったと記憶していたので、その風景が見えるところまでと結構急ぎました。
・・・と、その風景をまともに見ることもなくエイドが見えてきました。狐につままれたようでした。
■ W273_20深江運動公園A21
走行距離 = 247.2Km
残り距離 = 28.8Km
予定時刻 = 09時30分
通過時刻 = 09時51分
関門時刻 = 12時40分
エイド21
眉山ロードの下りが功を奏して、超過時間が30分圧縮され、20分になりました。
しかし、ここでまた、足のメンテなんですよね。20分はかかりそう・・・
でも、足が生きててのランですから・・・
エイドでは、ドリンク、冷豆腐他をいただきました。
無事、標高500mの眉山ロードのコースを完走し、残るは、標高740mの雲仙岳越えです。
残りの距離は30kmを切っています!!
次は、俵石展望所までの5.6kmです。
また、この後、2.8kmで走行距離が250kmを越えます。
2017年11月20日月曜日
H29W273完踏記その6
小浜中継所食堂入口で、うどんと水餃子をいただき、元気が出てきました。やっぱ、走った後はうどんが最高ですね。
お腹が満足した後、隣の大広間の休憩室に入ると、室内は薄暗くなっており、多くのランナーさんが仮眠をしていました。
広間中央においてあった毛布2枚及び茂木と小浜にデポジットした荷物を持って、窓際の空き領域を確保。
ダメ元で、GPSウォッチをモバイルバッテリーで充電設定した後、お風呂セット取り出し、望洋荘に向かいました。 望洋荘の温泉にも、多くのランナーさんが訪れていました。
スタート水辺の森公園から、ここ小浜中継所まで、173km、30時間ともに旅したウェア類をビニル袋に詰め込み、膝のテーピングを剥がし浴室に向かいました。
かけ湯をしながら、身体全体に吹き出した汗、特に耳の後ろにこびり付いている塩の塊を一気に流し落としました。
最後に、頭からたっぷりのお湯を流し、気分爽快です。
やった、という思いを噛みしめながら、足の指一本一本をチェックします。
2~30km毎の足のメンテ作戦と新調したシューズのお蔭で、まめなどできていなく、これまでになくいい状態です。
この調子でいくと、残り103kmもなんとかなりそうな気がしてきました。 湯船にゆっくりと沈み込み、脚腰をセルフマッサージをしながら、今後の作戦を考えました。
島原城森岳公民館に明日の朝6時までに到着すれば、必ず完踏できる。そのためには、ここ小浜中継所でしっかり仮眠をすることが大切。
そう思うと、湯船を飛び出し、大急ぎで洗髪・洗身し、脱衣場に向かっていました。 脱衣場では、身体を拭いて、3時間後の今夜20時からリスタートする際のウェアを着込み、そそくさと望洋荘をあとにしました。
小浜中継所では、次々とランナーさんが到着していました。
到着するランナーを横目で見ながら、薄暗い休憩室に戻り、脱衣類をデポジット袋に戻し、出発時に必要な物資を用意・確認し仮眠に努力しました。 しかし、仮眠しようと思えば思うほど、頭はチカチカしてきます。
毛布を右に左に寝返りを打ち、何度かチカチカする頭と戦い、はっと目を開けると様子が変です。
いるはずのランナーの大半が見当たらないのです。
しまった!!寝過ごした!!
当然GPSウォッチは、充電できていなかったので、予備のGPSウォッチを手首に結びつけ、出発の支度をし、そこらを整理整頓し、大急ぎで外に飛び出しました。 外は、大勢のランナーさんで、ごった返していました。
急いで受付に出発申告のためにナンバーを伝えると、「随分前に到着されてますよ。」との回答。
少々面食らい、起動した直後の予備のGPSウォッチを見ると19時40分。
まだ、リスタート時刻の20分前でした。
ランナーのみなさん、皆、仮眠することができずに外に飛び出していたんですね。
小生は、1時間ぐらい爆睡したのではないかと思います。状況を把握したら、頭がすっきりしていましたから・・・
そうしている中も、次々と後発のランナーさんが小浜中継所に到着してきます。
皆、誇らしげな顔です。
リスタート10分前になり、リスタート登録の案内が行われました。
今度は、正真正銘のリスタート登録にナンバーを告げ、リスタートを待ちました。
■ W273_14小浜中継所A11
走行距離 = 173.3Km
残り距離 = 102.7Km
予定時刻 = 20時00分
出発時刻 = 20時00分
リスタート関門時刻 = 23時00分
大会規則に則り3日20時ジャストにリスタートです。
W273部門の後半は、明日4日の17時までの21時間で、南島原半島を一周する102.7kmのコース(P100部門)となります。
距離的には、早歩きで十分完踏できそうですが、すでに走行距離が173kmを越え、心身ともに疲労しています。
さらに、本コースの後半に、標高500mの眉山ロードと標高740mの雲仙岳越えが控えていますので、そう簡単ではありません。
前半の57.5km先の島原城森岳公民館までは、比較的フラットなコースなので、この区間で、ある程度稼いでおくことが必要です。
まずは、海岸沿いを走る津波見バス停までの13.6kmです。
予定通り、20時ジャストにリスタートしました。
ジョグのようなゆっくりとしたスピードで進みます。
並列走行できませんので、随分長い列になったと思います。
夜間走行ですので、海岸線の風光明媚な風景は当然見ることはできません。
本コース特有の落石や土砂崩れから道路を守るためのシェッドの数を数えながら津波見エイドを目指します。
一つ、二つと、指折りシェッドを数え、確か10数えたら、エイドに到着のはず、などと考えながら走っていました。
シェッドを10余り数えると、前方にエイドの灯りが見えてきました。
■ W273_15津波見バス停A12
走行距離 = 186.9Km
残り距離 = 89.1Km
予定時刻 = 22時20分
通過時刻 = 22時14分
エイド12
小浜中継所でしっかり休んだため、筋肉痛や疲労はあるものの、ほどほど快調に進んでいます。
エイドのメニューは、ドリンク、おにぎり他でした。
おにぎりが、最高に美味しかったね。身体がエネルギー源を欲していたのでしょう。
次は、海岸沿いを走る第09チェックポイント口之津FTまでの7.5kmです。
出発間際に、おにぎりのおかわりを頂いてエネルギーを充填させていただきました。
ありがとうございました。
気が張っていたせいか身体は思ったより快調でしたが、咽の痛みと痰の絡みは相変わらずでした。
喉のイガイガに優しい、温かいミルクティーは、今や常備薬のようにポッケに入っていました。
津波見バス停エイドを過ぎると、細長い集団がポツポツと途切れ、それぞれの実力で走行するようになってきました。
相変わらず、夜間走行のため、風光明媚な風景を楽しむことはできませんでした。
小さなアップダウンを少々頑張って走っていると、暑くなってきました。
で、191km地点、加津佐のコンビニで、白くま棒アイスを購入しました。
冷たく、ミルク味が咽にも優しく最高でした。
あと3kmも走れば、口之津FTエイドです。
■ W273_18口之津FTA13CP09
走行距離 = 194.4Km
残り距離 = 81.6Km
予定時刻 = 23時40分
通過時刻 = 23時36分
エイド13
チェックポイント09
第09チェックポイントをチェックし、ドリンクとトマトゼリー他をいただきました。
トマトゼリーは不思議な美味しさがあります。ありがとうございました。
また、本エイドでベンチに座って、後半戦初めての足のメンテを行いました。
次は、原城跡までの7.5kmです。
今までの平坦な道とは違って、小刻みなアップダウンが続きます。
また、この後1.6Kmで、走行距離が200kmを越えます。
真っ暗な海岸線をほぼ一人で走行しました。
ずっと、海岸線の前方を睨み、原城が立っている大地の出っ張りが何時現れるか何時現れるかと確認しながら走っていました。
やっと、原城が立っている大地が見え始め、暫く我慢の走りを行うと、右折の目印ライトの点滅が見え始めました。
道路を渡り、住宅街の生活道路を進んで行きます。
これが、思ったより、記憶に残っている以上に長くて、途中不安になり地図ロイドで確認したぐらいでした。
海岸沿いの左折直前の場所で、先行しているランナーさんもコースに不安そうに、私が来るのを待っていました。
地図ロイドで確認済みの私は、自信を持って「その先左折です。間違いありません。」と大きな声で叫んでいました。
左折し、坂道を登るも石垣の向こうにエイドがあるためエイドの灯りが見えません。
コースに半信半疑になっている先行のランナーを追い越し際に「エイドは、あの石垣の裏です。」と、叫びながら走って行きました。
■ W273_16原城跡A14
走行距離 = 203.7Km
残り距離 = 72.3Km
予定時刻 = 01時20分
通過時刻 = 01時18分
関門時刻 = 04時20分
エイド14
走行距離が200kmを越えました。
真っ暗闇の中、多くのキリシタンの血が染み込んでいるだろう原城跡の天草四郎像の前で、第10チェックポイントをチェックしました。
ここまで、予定通りの走りです。
エイドでは、ドリンク、中華粥他をいただきました。
次は、堂崎付近までの11.8kmです。
お腹が満足した後、隣の大広間の休憩室に入ると、室内は薄暗くなっており、多くのランナーさんが仮眠をしていました。
広間中央においてあった毛布2枚及び茂木と小浜にデポジットした荷物を持って、窓際の空き領域を確保。
ダメ元で、GPSウォッチをモバイルバッテリーで充電設定した後、お風呂セット取り出し、望洋荘に向かいました。 望洋荘の温泉にも、多くのランナーさんが訪れていました。
スタート水辺の森公園から、ここ小浜中継所まで、173km、30時間ともに旅したウェア類をビニル袋に詰め込み、膝のテーピングを剥がし浴室に向かいました。
かけ湯をしながら、身体全体に吹き出した汗、特に耳の後ろにこびり付いている塩の塊を一気に流し落としました。
最後に、頭からたっぷりのお湯を流し、気分爽快です。
やった、という思いを噛みしめながら、足の指一本一本をチェックします。
2~30km毎の足のメンテ作戦と新調したシューズのお蔭で、まめなどできていなく、これまでになくいい状態です。
この調子でいくと、残り103kmもなんとかなりそうな気がしてきました。 湯船にゆっくりと沈み込み、脚腰をセルフマッサージをしながら、今後の作戦を考えました。
島原城森岳公民館に明日の朝6時までに到着すれば、必ず完踏できる。そのためには、ここ小浜中継所でしっかり仮眠をすることが大切。
そう思うと、湯船を飛び出し、大急ぎで洗髪・洗身し、脱衣場に向かっていました。 脱衣場では、身体を拭いて、3時間後の今夜20時からリスタートする際のウェアを着込み、そそくさと望洋荘をあとにしました。
小浜中継所では、次々とランナーさんが到着していました。
到着するランナーを横目で見ながら、薄暗い休憩室に戻り、脱衣類をデポジット袋に戻し、出発時に必要な物資を用意・確認し仮眠に努力しました。 しかし、仮眠しようと思えば思うほど、頭はチカチカしてきます。
毛布を右に左に寝返りを打ち、何度かチカチカする頭と戦い、はっと目を開けると様子が変です。
いるはずのランナーの大半が見当たらないのです。
しまった!!寝過ごした!!
当然GPSウォッチは、充電できていなかったので、予備のGPSウォッチを手首に結びつけ、出発の支度をし、そこらを整理整頓し、大急ぎで外に飛び出しました。 外は、大勢のランナーさんで、ごった返していました。
急いで受付に出発申告のためにナンバーを伝えると、「随分前に到着されてますよ。」との回答。
少々面食らい、起動した直後の予備のGPSウォッチを見ると19時40分。
まだ、リスタート時刻の20分前でした。
ランナーのみなさん、皆、仮眠することができずに外に飛び出していたんですね。
小生は、1時間ぐらい爆睡したのではないかと思います。状況を把握したら、頭がすっきりしていましたから・・・
そうしている中も、次々と後発のランナーさんが小浜中継所に到着してきます。
皆、誇らしげな顔です。
リスタート10分前になり、リスタート登録の案内が行われました。
今度は、正真正銘のリスタート登録にナンバーを告げ、リスタートを待ちました。
■ W273_14小浜中継所A11
走行距離 = 173.3Km
残り距離 = 102.7Km
予定時刻 = 20時00分
出発時刻 = 20時00分
リスタート関門時刻 = 23時00分
大会規則に則り3日20時ジャストにリスタートです。
W273部門の後半は、明日4日の17時までの21時間で、南島原半島を一周する102.7kmのコース(P100部門)となります。
距離的には、早歩きで十分完踏できそうですが、すでに走行距離が173kmを越え、心身ともに疲労しています。
さらに、本コースの後半に、標高500mの眉山ロードと標高740mの雲仙岳越えが控えていますので、そう簡単ではありません。
前半の57.5km先の島原城森岳公民館までは、比較的フラットなコースなので、この区間で、ある程度稼いでおくことが必要です。
まずは、海岸沿いを走る津波見バス停までの13.6kmです。
予定通り、20時ジャストにリスタートしました。
ジョグのようなゆっくりとしたスピードで進みます。
並列走行できませんので、随分長い列になったと思います。
夜間走行ですので、海岸線の風光明媚な風景は当然見ることはできません。
本コース特有の落石や土砂崩れから道路を守るためのシェッドの数を数えながら津波見エイドを目指します。
一つ、二つと、指折りシェッドを数え、確か10数えたら、エイドに到着のはず、などと考えながら走っていました。
シェッドを10余り数えると、前方にエイドの灯りが見えてきました。
■ W273_15津波見バス停A12
走行距離 = 186.9Km
残り距離 = 89.1Km
予定時刻 = 22時20分
通過時刻 = 22時14分
エイド12
小浜中継所でしっかり休んだため、筋肉痛や疲労はあるものの、ほどほど快調に進んでいます。
エイドのメニューは、ドリンク、おにぎり他でした。
おにぎりが、最高に美味しかったね。身体がエネルギー源を欲していたのでしょう。
次は、海岸沿いを走る第09チェックポイント口之津FTまでの7.5kmです。
出発間際に、おにぎりのおかわりを頂いてエネルギーを充填させていただきました。
ありがとうございました。
気が張っていたせいか身体は思ったより快調でしたが、咽の痛みと痰の絡みは相変わらずでした。
喉のイガイガに優しい、温かいミルクティーは、今や常備薬のようにポッケに入っていました。
津波見バス停エイドを過ぎると、細長い集団がポツポツと途切れ、それぞれの実力で走行するようになってきました。
相変わらず、夜間走行のため、風光明媚な風景を楽しむことはできませんでした。
小さなアップダウンを少々頑張って走っていると、暑くなってきました。
で、191km地点、加津佐のコンビニで、白くま棒アイスを購入しました。
冷たく、ミルク味が咽にも優しく最高でした。
あと3kmも走れば、口之津FTエイドです。
■ W273_18口之津FTA13CP09
走行距離 = 194.4Km
残り距離 = 81.6Km
予定時刻 = 23時40分
通過時刻 = 23時36分
エイド13
チェックポイント09
第09チェックポイントをチェックし、ドリンクとトマトゼリー他をいただきました。
トマトゼリーは不思議な美味しさがあります。ありがとうございました。
また、本エイドでベンチに座って、後半戦初めての足のメンテを行いました。
次は、原城跡までの7.5kmです。
今までの平坦な道とは違って、小刻みなアップダウンが続きます。
また、この後1.6Kmで、走行距離が200kmを越えます。
真っ暗な海岸線をほぼ一人で走行しました。
ずっと、海岸線の前方を睨み、原城が立っている大地の出っ張りが何時現れるか何時現れるかと確認しながら走っていました。
やっと、原城が立っている大地が見え始め、暫く我慢の走りを行うと、右折の目印ライトの点滅が見え始めました。
道路を渡り、住宅街の生活道路を進んで行きます。
これが、思ったより、記憶に残っている以上に長くて、途中不安になり地図ロイドで確認したぐらいでした。
海岸沿いの左折直前の場所で、先行しているランナーさんもコースに不安そうに、私が来るのを待っていました。
地図ロイドで確認済みの私は、自信を持って「その先左折です。間違いありません。」と大きな声で叫んでいました。
左折し、坂道を登るも石垣の向こうにエイドがあるためエイドの灯りが見えません。
コースに半信半疑になっている先行のランナーを追い越し際に「エイドは、あの石垣の裏です。」と、叫びながら走って行きました。
■ W273_16原城跡A14
走行距離 = 203.7Km
残り距離 = 72.3Km
予定時刻 = 01時20分
通過時刻 = 01時18分
関門時刻 = 04時20分
エイド14
走行距離が200kmを越えました。
真っ暗闇の中、多くのキリシタンの血が染み込んでいるだろう原城跡の天草四郎像の前で、第10チェックポイントをチェックしました。
ここまで、予定通りの走りです。
エイドでは、ドリンク、中華粥他をいただきました。
次は、堂崎付近までの11.8kmです。
2017年11月18日土曜日
H29W273完踏記その5
茂木長崎ハウスぶらぶらエイドを出発直後、6時15分に茂木郵便局付近から眺めた茂木港です。
夜が明けてきました。 11月3日(金)6時50分、119.5km地点、赤崎鼻から見た朝日です。
無事夜が明け、今日が始まりました。 飯香浦の新道と旧道は、旧道をチョイスしました。
とんでもない登り急坂でした。
しかし、僕好みでした。次回も旧道をチョイスしたいと思いました。 咽の痛みと痰の絡みは依然続いていましたが、日の光が闇の誘いを打ち消してくれていました。
潮見町の登り急坂をクリアし、春日町の登り急坂をクリアすると、網場の町並みが見えてきました。
網場の日常の通勤風景の中を、非日常のランナーが通過して行きます。
なんか楽しくなってきました。朝ご飯を食べると、さらに元気になるような気がしてきました。
■ W273_09日見公園A07
走行距離 = 130.0Km
残り距離 = 146.0Km
予定時刻 = 08時10分
通過時刻 = 08時25分
関門時刻 = 14時00分
エイド07
フル3本分走行しました。残りフル3本半です。
予定時刻を15分超過しています。
豚汁、いなりの朝食をいただき元気が出てきました。
空もすっかり明るくなってきました。今日も良い天気になりそうです。 公園の公衆トイレで用を足し、すっきり。
ベンチで足のメンテをしてと、日見公園に30分くらい滞在してしまいました。
次は、標高160m程度の飯盛香田峠までの8.8kmです。
トレランポールで一気に登りたいと思います。
また、この先8kmで、W273部門(実質276km)のコースの中間地点となります。 元気良く飛び出したものの、陽が昇ってくると、一気に暑くなってきました。
暑さも絡み、「それにしても、日見公園から、飯盛香田峠までは、こんなに遠かったけな」と思うほどでした。 あまりの暑さに、戸石三叉路を右方向に進んだ134km地点の商店で、ガリガリ君を購入しました。
ガリガリ君が、少し細長いのは、一箱6本入りのガリガリ君の1本だからです。多分、同じ目的のランナーが沢山、この店に訪れたため、箱入りのガリガリ君をばらして小売りしてくださったのでしょう。 チビチビとガリガリ君を食べ終わったら、結の浜に着きました。
堤防の道を通ったら、いよいよ飯盛峠とんの山への急勾配です。
トレランポーを使って、ズンズンと登って行きました。
■ W273_10飯盛香田峠A08CP06
走行距離 = 138.8Km
残り距離 = 137.2Km
予定時刻 = 09時40分
通過時刻 = 10時18分
エイド08
チェックポイント06
W273部門(実質276km)のコースの半分を完踏しました。
予定より、40分近く超過してきました。
そして、昨日10時のスタートから、丸一日経過しました。
第06チェックポイントをチェックし、ドリンク、おはぎ他をいただきました。
飯盛峠を駆け下ると、いよいよ本大会憧れのジャガイモ畑の丘です。
標高150m程度の丘一面がじゃがいも畑で、橘湾が一望できる風光明媚な場所です。
前回は、疲労困憊で走ることができませんでしたが、今回は気持ちよく走りたいと思います。
飯盛町経塚エイドまでは、7.2kmです。
じゃがいも畑を登り切り、一気に下ったところで、美味しい杏仁豆腐が待っていることでしょう。
ということで、飯盛峠を一気に駆け下りました。
141km地点の新開橋を渡り、左折部分をちょっとミステイクしましたが、50mも進まずコース復帰。
人家が密集した細い生活道を抜けると、目の前に一気に広大なじゃがいも畑が現れました。 じゃがいも畑を軽くジョギングし、先行集団に追い付き、行動を共にしました。
・・・と、なんか、広大なじゃがいも畑で道筋を一本早く右折してしまい大騒動。
ここらで左折すれば、多分大丈夫だろう、ということで進んでいくと、見慣れた「いさはやポテト元気くん」が見えてきました。
ということで、無事、飯盛経塚エイドを見つけることができました。
■ W273_11飯盛経塚A09
走行距離 = 146.0Km
残り距離 = 130.0Km
予定時刻 = 11時00分
通過時刻 = 11時19分
エイド09
予定より、20分の超過となりました。
気持ち良く走ったので、超過時間が20分ほど短くなりました。 エイドでは、杏仁豆腐、ドリンク他を頂きました。本エイドの杏仁豆腐は最高です。元気が出てきます。
また、先程、道を間違えなければ、自販機と公衆トイレのある道を通るのですが、そこで、足のメンテを行う計画でした。
そこで、エイド脇の土手で、足のメンテを行って出発しました。 次は、塩屋地区公民館までの15kmです。
一度海岸沿いまで下った後、標高110m程度まで登り、再び海岸沿いを走行するコースです。
本コース、L173部門では、設定されている2つのエイドが省略されているので、結構長いコースになっています。
ですから、途中のコンビニで栄養補給と小休止をしながら走行したいと思います。
また、この後、4kmで走行距離が150kmを越えます。
早見から唐比までのコースは、交通量の多い国道251号線をなるべく避けるように裏道を上下するコースとなっているのですが、毎回朦朧として走っているのでよく分からん道です。
今回は、スマホアプリ地図ロイドを片手に、位置を確認しながら、早歩きで進みました。
すると、やはりコースに自信のないランナーさんが付いてきました。
暫く2人で進みましたが、暑さで朦朧となりながら進んだため誰だか覚えていません。
トイレも探しているようでしたので、国道沿いのコンビニまで道案内することにしました。
空が開いていると地図ロイドは、GPS信号をばっちりキャッチし、我々の走行位置をリアルタイムで追尾してくれました。
154km地点、2度目の国道251号線との合流でやっと唐比のコンビニに到達しました。
彼は、トイレに、私はアイスに飛びつき、3本目のガリガリ君を購入しました。
この後、また国道から離れ、ホテル街を通って、海沿いの唐比温泉センターに下って行くのですが、最後の下りがとんでもない急坂で、平成26年に初めてL173に出場したときは、脚が痛くて真っ直ぐに下りることができずに、後ろ向きで降りて行ったことを思い出しました。
今回も、急坂なので注意して下って行きましたが、脚はしっかり生きているようです。
唐比温泉センター前に私設エイドが設営されていました。
ドリンクを頂こうとしたのですが、マイコップが無くて残念。お菓子をつまんで、先を急ぎました。ありがとうございました。
海岸蔵沿いの九州自然歩道は、陽を遮るものが何もなく天ころ干しで、暑さに難儀をする場所です。
これも、平成26年度の大会だったかな、車で監察されている役員さんにアイスクリームを頂いたことを思い出しました。
ここで、2人のランナーさんと一緒になり、談話しながら塩屋地区公民館エイドを目指しました。
これが、なかったら、暑さで長い長い道のりであったと思います。
特に、今回の塩屋地区公民館エイドは、初めてのエイドでしたから不安も大きいものがありました。
■ W273_12塩屋地区公民館A10CP07
走行距離 = 161.0Km
残り距離 = 115.0Km
予定時刻 = 13時30分
通過時刻 = 13時45分
関門時刻 = 18時00分
エイド10
チェックポイント07
走行距離が150kmを11kmほど越えました。
予定時刻との差が、15分に縮まりました。
第07チェックポイントをチェックし、ドリンク、かぼちゃスープ、カステラ他をいただきました。
かぼちゃスープが、とっても美味しかったです。ありがとうございました。
一緒に来た2人のランナーさんは、直ぐに出発しましたが、私は足のメンテをして約15分遅れで出発しました。
次は、小浜中継所までの12.3kmです。どうやら、W273部門の前半が無事完踏できそうです。
暫く、海岸沿いを走行し、崖を60m登ったら、おもちゃのような軽便鉄道のトンネル跡を幾つかくぐり、小浜中継所へと向かいます。 千々石集会場から崖の上に登る道の入口がよう分からんで、少々ぐるぐる回っていましたが、行けば何とかなるだろうと行ってみるとなんとかなりました。
崖の上の道に出ると、車に気をつけながら、小さなトンネルを幾つもくぐって行きます。
富津口小学校前に私設エイドが開設されていました。
私が近づくとコーラを飲みませんかと紙コップを出すのです。
非常に暑かったので、ありがたく、美味しくいただき、お礼を言い先を急ぎました。
その後ろから、「ああ、安心した。コーラを渡せて良かった。」・・・などというエイドの方の声が聞こえてきました。
実は、このエイドは、唐比温泉センター前で私設エイドを開設していた方々が移動してきていたのでした。
そして、唐比温泉センター前のエイドで、私はコーラが飲みたかったのだけどマイカップがなく諦めてしまったのです。 そのことを不憫に思われて、富津口小学校前の私設エイドでは、多分私のためにコーラを準備してくださったのだと思います。
ありがたいというか、もったいないというか。
次回からは、好意で頑張っている私設エイドの方に、このような思いをさせないようマイカップを必ず持参します。と心に誓ったところでした。 小浜中継所まで、残り5kmになりました。
暑くて汗びっしょりでしたから、小浜中継所についたら、「うどん食って温泉はいるぞ」を目標にテコテコ、テコテコ、ジョグっていました。
歩みを止めなければ、確実に前に進みます。
国道に合流したら、残り3kmです。
さらに、堤防沿いを進むと温泉街が見え始め、小浜中継所は目の前です。
■ W273_13小浜中継所A11CP08
走行距離 = 173.3Km
残り距離 = 102.7Km
予定時刻 = 15時40分
通過時刻 = 16時00分
リスタート関門時刻 = 23時00分
エイド11
チェックポイント08
予定を20分超過で、小浜中継所にたどり着きました。
第08チェックポイントをチェックし、バックを下ろし、ゆっくりと、ドリンク、うどん、水餃子等をいただきました。
フル4本分強を走行しました。残りフル2本半、102.7kmです。
大会規則で、小浜中継所の出発は、20時ジャスト以降、リスタート関門時刻は、23時となっています。
荷物の整理、入浴、着替えを済ませ、仮眠してリ20時のリスタートを待つことにします。
夜が明けてきました。 11月3日(金)6時50分、119.5km地点、赤崎鼻から見た朝日です。
無事夜が明け、今日が始まりました。 飯香浦の新道と旧道は、旧道をチョイスしました。
とんでもない登り急坂でした。
しかし、僕好みでした。次回も旧道をチョイスしたいと思いました。 咽の痛みと痰の絡みは依然続いていましたが、日の光が闇の誘いを打ち消してくれていました。
潮見町の登り急坂をクリアし、春日町の登り急坂をクリアすると、網場の町並みが見えてきました。
網場の日常の通勤風景の中を、非日常のランナーが通過して行きます。
なんか楽しくなってきました。朝ご飯を食べると、さらに元気になるような気がしてきました。
■ W273_09日見公園A07
走行距離 = 130.0Km
残り距離 = 146.0Km
予定時刻 = 08時10分
通過時刻 = 08時25分
関門時刻 = 14時00分
エイド07
フル3本分走行しました。残りフル3本半です。
予定時刻を15分超過しています。
豚汁、いなりの朝食をいただき元気が出てきました。
空もすっかり明るくなってきました。今日も良い天気になりそうです。 公園の公衆トイレで用を足し、すっきり。
ベンチで足のメンテをしてと、日見公園に30分くらい滞在してしまいました。
次は、標高160m程度の飯盛香田峠までの8.8kmです。
トレランポールで一気に登りたいと思います。
また、この先8kmで、W273部門(実質276km)のコースの中間地点となります。 元気良く飛び出したものの、陽が昇ってくると、一気に暑くなってきました。
暑さも絡み、「それにしても、日見公園から、飯盛香田峠までは、こんなに遠かったけな」と思うほどでした。 あまりの暑さに、戸石三叉路を右方向に進んだ134km地点の商店で、ガリガリ君を購入しました。
ガリガリ君が、少し細長いのは、一箱6本入りのガリガリ君の1本だからです。多分、同じ目的のランナーが沢山、この店に訪れたため、箱入りのガリガリ君をばらして小売りしてくださったのでしょう。 チビチビとガリガリ君を食べ終わったら、結の浜に着きました。
堤防の道を通ったら、いよいよ飯盛峠とんの山への急勾配です。
トレランポーを使って、ズンズンと登って行きました。
■ W273_10飯盛香田峠A08CP06
走行距離 = 138.8Km
残り距離 = 137.2Km
予定時刻 = 09時40分
通過時刻 = 10時18分
エイド08
チェックポイント06
W273部門(実質276km)のコースの半分を完踏しました。
予定より、40分近く超過してきました。
そして、昨日10時のスタートから、丸一日経過しました。
第06チェックポイントをチェックし、ドリンク、おはぎ他をいただきました。
飯盛峠を駆け下ると、いよいよ本大会憧れのジャガイモ畑の丘です。
標高150m程度の丘一面がじゃがいも畑で、橘湾が一望できる風光明媚な場所です。
前回は、疲労困憊で走ることができませんでしたが、今回は気持ちよく走りたいと思います。
飯盛町経塚エイドまでは、7.2kmです。
じゃがいも畑を登り切り、一気に下ったところで、美味しい杏仁豆腐が待っていることでしょう。
ということで、飯盛峠を一気に駆け下りました。
141km地点の新開橋を渡り、左折部分をちょっとミステイクしましたが、50mも進まずコース復帰。
人家が密集した細い生活道を抜けると、目の前に一気に広大なじゃがいも畑が現れました。 じゃがいも畑を軽くジョギングし、先行集団に追い付き、行動を共にしました。
・・・と、なんか、広大なじゃがいも畑で道筋を一本早く右折してしまい大騒動。
ここらで左折すれば、多分大丈夫だろう、ということで進んでいくと、見慣れた「いさはやポテト元気くん」が見えてきました。
ということで、無事、飯盛経塚エイドを見つけることができました。
■ W273_11飯盛経塚A09
走行距離 = 146.0Km
残り距離 = 130.0Km
予定時刻 = 11時00分
通過時刻 = 11時19分
エイド09
予定より、20分の超過となりました。
気持ち良く走ったので、超過時間が20分ほど短くなりました。 エイドでは、杏仁豆腐、ドリンク他を頂きました。本エイドの杏仁豆腐は最高です。元気が出てきます。
また、先程、道を間違えなければ、自販機と公衆トイレのある道を通るのですが、そこで、足のメンテを行う計画でした。
そこで、エイド脇の土手で、足のメンテを行って出発しました。 次は、塩屋地区公民館までの15kmです。
一度海岸沿いまで下った後、標高110m程度まで登り、再び海岸沿いを走行するコースです。
本コース、L173部門では、設定されている2つのエイドが省略されているので、結構長いコースになっています。
ですから、途中のコンビニで栄養補給と小休止をしながら走行したいと思います。
また、この後、4kmで走行距離が150kmを越えます。
早見から唐比までのコースは、交通量の多い国道251号線をなるべく避けるように裏道を上下するコースとなっているのですが、毎回朦朧として走っているのでよく分からん道です。
今回は、スマホアプリ地図ロイドを片手に、位置を確認しながら、早歩きで進みました。
すると、やはりコースに自信のないランナーさんが付いてきました。
暫く2人で進みましたが、暑さで朦朧となりながら進んだため誰だか覚えていません。
トイレも探しているようでしたので、国道沿いのコンビニまで道案内することにしました。
空が開いていると地図ロイドは、GPS信号をばっちりキャッチし、我々の走行位置をリアルタイムで追尾してくれました。
154km地点、2度目の国道251号線との合流でやっと唐比のコンビニに到達しました。
彼は、トイレに、私はアイスに飛びつき、3本目のガリガリ君を購入しました。
この後、また国道から離れ、ホテル街を通って、海沿いの唐比温泉センターに下って行くのですが、最後の下りがとんでもない急坂で、平成26年に初めてL173に出場したときは、脚が痛くて真っ直ぐに下りることができずに、後ろ向きで降りて行ったことを思い出しました。
今回も、急坂なので注意して下って行きましたが、脚はしっかり生きているようです。
唐比温泉センター前に私設エイドが設営されていました。
ドリンクを頂こうとしたのですが、マイコップが無くて残念。お菓子をつまんで、先を急ぎました。ありがとうございました。
海岸蔵沿いの九州自然歩道は、陽を遮るものが何もなく天ころ干しで、暑さに難儀をする場所です。
これも、平成26年度の大会だったかな、車で監察されている役員さんにアイスクリームを頂いたことを思い出しました。
ここで、2人のランナーさんと一緒になり、談話しながら塩屋地区公民館エイドを目指しました。
これが、なかったら、暑さで長い長い道のりであったと思います。
特に、今回の塩屋地区公民館エイドは、初めてのエイドでしたから不安も大きいものがありました。
■ W273_12塩屋地区公民館A10CP07
走行距離 = 161.0Km
残り距離 = 115.0Km
予定時刻 = 13時30分
通過時刻 = 13時45分
関門時刻 = 18時00分
エイド10
チェックポイント07
走行距離が150kmを11kmほど越えました。
予定時刻との差が、15分に縮まりました。
第07チェックポイントをチェックし、ドリンク、かぼちゃスープ、カステラ他をいただきました。
かぼちゃスープが、とっても美味しかったです。ありがとうございました。
一緒に来た2人のランナーさんは、直ぐに出発しましたが、私は足のメンテをして約15分遅れで出発しました。
次は、小浜中継所までの12.3kmです。どうやら、W273部門の前半が無事完踏できそうです。
暫く、海岸沿いを走行し、崖を60m登ったら、おもちゃのような軽便鉄道のトンネル跡を幾つかくぐり、小浜中継所へと向かいます。 千々石集会場から崖の上に登る道の入口がよう分からんで、少々ぐるぐる回っていましたが、行けば何とかなるだろうと行ってみるとなんとかなりました。
崖の上の道に出ると、車に気をつけながら、小さなトンネルを幾つもくぐって行きます。
富津口小学校前に私設エイドが開設されていました。
私が近づくとコーラを飲みませんかと紙コップを出すのです。
非常に暑かったので、ありがたく、美味しくいただき、お礼を言い先を急ぎました。
その後ろから、「ああ、安心した。コーラを渡せて良かった。」・・・などというエイドの方の声が聞こえてきました。
実は、このエイドは、唐比温泉センター前で私設エイドを開設していた方々が移動してきていたのでした。
そして、唐比温泉センター前のエイドで、私はコーラが飲みたかったのだけどマイカップがなく諦めてしまったのです。 そのことを不憫に思われて、富津口小学校前の私設エイドでは、多分私のためにコーラを準備してくださったのだと思います。
ありがたいというか、もったいないというか。
次回からは、好意で頑張っている私設エイドの方に、このような思いをさせないようマイカップを必ず持参します。と心に誓ったところでした。 小浜中継所まで、残り5kmになりました。
暑くて汗びっしょりでしたから、小浜中継所についたら、「うどん食って温泉はいるぞ」を目標にテコテコ、テコテコ、ジョグっていました。
歩みを止めなければ、確実に前に進みます。
国道に合流したら、残り3kmです。
さらに、堤防沿いを進むと温泉街が見え始め、小浜中継所は目の前です。
■ W273_13小浜中継所A11CP08
走行距離 = 173.3Km
残り距離 = 102.7Km
予定時刻 = 15時40分
通過時刻 = 16時00分
リスタート関門時刻 = 23時00分
エイド11
チェックポイント08
予定を20分超過で、小浜中継所にたどり着きました。
第08チェックポイントをチェックし、バックを下ろし、ゆっくりと、ドリンク、うどん、水餃子等をいただきました。
フル4本分強を走行しました。残りフル2本半、102.7kmです。
大会規則で、小浜中継所の出発は、20時ジャスト以降、リスタート関門時刻は、23時となっています。
荷物の整理、入浴、着替えを済ませ、仮眠してリ20時のリスタートを待つことにします。
H29W273完踏記その4
樺島公民館エイドで、出発前の足のメンテをしていると、TKさんが、入って来られました。
頑張っている郷土宮崎県のランナーを確認し、軽くエールを交換し、川原エイドに向かって出発しました。 後発した往路の選手と次々と出会い、エールを交換します。やっぱ、後発のランナーはただ者じゃありません。みんな元気ピンピンです。
小生はと言えば、咽は相変わらずイガイガし、痰は切れません。
スクイズボトルにスポーツドリンクを入れ、ポケットには温かいミルクティーを入れてチビチビと咽を湿らせながらのランです。 脇岬三叉路を為石方面に直進し、暫く進むと登り急坂が現れ始めました。
トレランポールを使って、ひたすら登って行きます。
登っても登っても、どんなに角を曲がっても登り坂です。 トレランポールとシューズが乾いた音をたて、耳元で今にも潰れそうな心臓と呼吸音が機械的に木霊します。
しかし、林を斬る風の音も、遙か下の海岸から届く潮騒の音もなく、辺りには月の光がだけが静かに溢れていました。
あまりにもの静寂に、この時が永遠に続くのではないかという思いに必死に抵抗している自分が可愛くて可愛くて、それが為か、何故か、この時が永遠に続いて欲しいという思いも同時に交差していました。 そんな、非日常に酔っていると、突如の賑わいが目の前に現れました。
91km地点、旧サザンパーク亜熱帯植物園前に設営された私設エイドです。
ありがたいですね。このコースは、お店も自販機もありません。地獄で仏です。 ドリンクを頂き、「ピークはまだ先ですか。」と尋ねると、「直ぐそこです。1km位ですよ。」とのこと。
俄然スイッチが入り、お礼を告げるや否や猛烈にスタートしていきました。
あっという間に、ピークに達し、下りが見えてきました。 今の体力、下りしか走れません。
そう思うと、ガンガン走り始めました。
咽と鼻をヒューガラいわせながら、下り坂になると反射的に走っていました。 途中、自販機で給水し、走りに走ると右手に大池が見えてきました。
川原エイドまでもう少しです。最後の登りを一気に駆け下ると左手にエイドを知らせるライトが点滅していました。
■ W273_07川原コミュセンターA05
走行距離 = 98.5Km
残り距離 = 177.5Km
予定時刻 = 02時50分
通過時刻 = 01時47分
エイド05
1時間の貯金は維持できてます。
エイドでは、水餃子、チャーハン他をいただきましたが、走りすぎたのでしょうムカムカしてチャーハンは口にできませんでした。ごめんなさい。
景色も分からない深夜の走行に、疲れがピークに達してきました。
夜が明けると気分もリフレッシュするでしょう。今暫くの辛抱です。
次は、130mと120m程度の丘を越えて、茂木長崎ハウスぶらぶらまでの16.9kmです。
あと1.5km走行すると走行距離が100kmを越えます。
足のメンテをして、顔を洗って出発です。 GPSの電池切れでのデータ消失を最小限に抑えるために、とりあえず100km地点で立ち止まり一度データを保存し、GPSを再スタートさせました。
結果的には、小浜中継所まで電池は保ちました。
茂木長崎ハウスぶらぶらまで、あと15kmです。
為石から茂木までの県道34号線は枇杷ロードとも呼ばれ、枇杷畑が延々と続くそうです。
平成28年度、春のL173部門では、茂木長崎ハウスぶらぶらでジューシーな琵琶をいただいたことを思い出しました。 ところで、この為石から茂木までは山間をクネクネと縫うコースで、何時も夜間走行なので地理音痴の小生にとって、どこをどう走っているのか見当さえつきません。
そこで、頼りになるのがスマホアプリ地図ロイドなのですが、山間のためGPS信号を十分に捉えることができません。
空が開いているところを通る度に、少々ゆっくりと歩き位置を確認しながら走行しました。
ほぼ道なりのコースなのですが、さりとて目印も見つけにくい一人夜間走行。間違いなくコース上であるという確証が歩みに力強さを与えます。
ですから、次回は、日本版GPSみちびきに対応しているスマホを準備したいと思いました。
それにしても、坂道だらけのコースです。
登りはトレランポールに頼り、下りは一気に駆け出しを繰り返し、ゼイゼイいいながら走っていました。
その度に、痰が増え、痰が絡み、なんか最悪の状態でした。 それでも、歩みを止めなければ目的地に着くもの。
全長958mの立石トンネルの入口に到着したときは、茂木への希望が一気に膨らみました。
この下り坂の立石トンネルを一気に駆け下り、海岸沿いに進むと見えてきましたエイドの光。
■ W273_08茂木長崎ハウスぶらぶらA06CP05
走行距離 = 115.4Km
残り距離 = 160.6Km
予定時刻 = 05時40分
通過時刻 = 05時40分
関門時刻 = 04時47分
エイド06
チェックポイント05
貯金は、まだ50分あります。
走行距離が100kmを越えました。
第05チェックポイントをチェックし、荷物を受け取り、気分が優れずトイレに直行。
下からも上からも、何も出てきません。気分だけ最高に悪いです。
すべての荷物を放りだし、3階の仮眠室で休息させていただくことにしました。
薄暗い部屋で、すでに、5~6名のランナーが仮眠していました。
適当な余白を見つけると崩れるように倒れ込み、目をつぶりちょっとだけでも寝ようと努力しました。
身体は重く、咽が痛く吐き気がするのですが、頭だけはやたらチカチカと興奮していました。
短いような長いような時間が流れ、とにかく起きてみようという気になってきました。
トイレで顔を洗い、お腹が空いていたことを思い出し、ふらふらと1階に下りて行きました。
時計を見ると5時40分くらいでした。約1時間ダウンしていたことになります。
これで貯金は0です。でも、いわば予定通りですからと自らを慰めながらシューズを履き食事に向かいました。
スタッフさんに事情告げ、角煮麺とご飯他をいただきました。
食事をしながら、周囲の話に耳を傾けていると何だか様子がおかしいのです。
「まだ出発できない」「しかたがない、5時45分にリスタートしよう」・・・?
そう、ここ茂木では、後発16時の先頭選手が到着するまでリスタートできずに全員足止めなのです。
つまり、小生は、1時間3階で仮眠していたけれど、その間誰一人としてリスタートできていないのです。
そして、5分後の5時45分にリスタートしようとしている真っ最中に、小生は起き上がってきたのです。
なんてラッキー。守られてるなと思った瞬間です。
俄然食欲が進み、走る気満々。
そうこうしていると、後発16時の先頭選手が5時45分に計ったように到着。と同時にリスタート開始です。
小生は、食事を済ませ、足のメンテを行って、降ることの無かった雨に感謝しながら、レインウエア(ファイントラックのエバーブレスフォトンの上下)をデポジットし、代わりに防寒用ミッドシェル、ファイントラックのニュウモラップ®フーディをバックに詰め込みました。、
さらに、足のメンテ用品を入れ替えて、15分後のジャスト6時に茂木をリスタートしました。
つまり、最先頭集団から、15分遅れでのリスタートですから、やる気満々です。走る気ガンガンです。
次は、アップダウンを繰り返しながら、135m程度の丘を越えて、日見公園までの14.6kmです。
日見公園エイドでは、朝食として豚汁、いなり他がいただけるはずですから、それを励みに頑張ります。
頑張っている郷土宮崎県のランナーを確認し、軽くエールを交換し、川原エイドに向かって出発しました。 後発した往路の選手と次々と出会い、エールを交換します。やっぱ、後発のランナーはただ者じゃありません。みんな元気ピンピンです。
小生はと言えば、咽は相変わらずイガイガし、痰は切れません。
スクイズボトルにスポーツドリンクを入れ、ポケットには温かいミルクティーを入れてチビチビと咽を湿らせながらのランです。 脇岬三叉路を為石方面に直進し、暫く進むと登り急坂が現れ始めました。
トレランポールを使って、ひたすら登って行きます。
登っても登っても、どんなに角を曲がっても登り坂です。 トレランポールとシューズが乾いた音をたて、耳元で今にも潰れそうな心臓と呼吸音が機械的に木霊します。
しかし、林を斬る風の音も、遙か下の海岸から届く潮騒の音もなく、辺りには月の光がだけが静かに溢れていました。
あまりにもの静寂に、この時が永遠に続くのではないかという思いに必死に抵抗している自分が可愛くて可愛くて、それが為か、何故か、この時が永遠に続いて欲しいという思いも同時に交差していました。 そんな、非日常に酔っていると、突如の賑わいが目の前に現れました。
91km地点、旧サザンパーク亜熱帯植物園前に設営された私設エイドです。
ありがたいですね。このコースは、お店も自販機もありません。地獄で仏です。 ドリンクを頂き、「ピークはまだ先ですか。」と尋ねると、「直ぐそこです。1km位ですよ。」とのこと。
俄然スイッチが入り、お礼を告げるや否や猛烈にスタートしていきました。
あっという間に、ピークに達し、下りが見えてきました。 今の体力、下りしか走れません。
そう思うと、ガンガン走り始めました。
咽と鼻をヒューガラいわせながら、下り坂になると反射的に走っていました。 途中、自販機で給水し、走りに走ると右手に大池が見えてきました。
川原エイドまでもう少しです。最後の登りを一気に駆け下ると左手にエイドを知らせるライトが点滅していました。
■ W273_07川原コミュセンターA05
走行距離 = 98.5Km
残り距離 = 177.5Km
予定時刻 = 02時50分
通過時刻 = 01時47分
エイド05
1時間の貯金は維持できてます。
エイドでは、水餃子、チャーハン他をいただきましたが、走りすぎたのでしょうムカムカしてチャーハンは口にできませんでした。ごめんなさい。
景色も分からない深夜の走行に、疲れがピークに達してきました。
夜が明けると気分もリフレッシュするでしょう。今暫くの辛抱です。
次は、130mと120m程度の丘を越えて、茂木長崎ハウスぶらぶらまでの16.9kmです。
あと1.5km走行すると走行距離が100kmを越えます。
足のメンテをして、顔を洗って出発です。 GPSの電池切れでのデータ消失を最小限に抑えるために、とりあえず100km地点で立ち止まり一度データを保存し、GPSを再スタートさせました。
結果的には、小浜中継所まで電池は保ちました。
茂木長崎ハウスぶらぶらまで、あと15kmです。
為石から茂木までの県道34号線は枇杷ロードとも呼ばれ、枇杷畑が延々と続くそうです。
平成28年度、春のL173部門では、茂木長崎ハウスぶらぶらでジューシーな琵琶をいただいたことを思い出しました。 ところで、この為石から茂木までは山間をクネクネと縫うコースで、何時も夜間走行なので地理音痴の小生にとって、どこをどう走っているのか見当さえつきません。
そこで、頼りになるのがスマホアプリ地図ロイドなのですが、山間のためGPS信号を十分に捉えることができません。
空が開いているところを通る度に、少々ゆっくりと歩き位置を確認しながら走行しました。
ほぼ道なりのコースなのですが、さりとて目印も見つけにくい一人夜間走行。間違いなくコース上であるという確証が歩みに力強さを与えます。
ですから、次回は、日本版GPSみちびきに対応しているスマホを準備したいと思いました。
それにしても、坂道だらけのコースです。
登りはトレランポールに頼り、下りは一気に駆け出しを繰り返し、ゼイゼイいいながら走っていました。
その度に、痰が増え、痰が絡み、なんか最悪の状態でした。 それでも、歩みを止めなければ目的地に着くもの。
全長958mの立石トンネルの入口に到着したときは、茂木への希望が一気に膨らみました。
この下り坂の立石トンネルを一気に駆け下り、海岸沿いに進むと見えてきましたエイドの光。
■ W273_08茂木長崎ハウスぶらぶらA06CP05
走行距離 = 115.4Km
残り距離 = 160.6Km
予定時刻 = 05時40分
通過時刻 = 05時40分
関門時刻 = 04時47分
エイド06
チェックポイント05
貯金は、まだ50分あります。
走行距離が100kmを越えました。
第05チェックポイントをチェックし、荷物を受け取り、気分が優れずトイレに直行。
下からも上からも、何も出てきません。気分だけ最高に悪いです。
すべての荷物を放りだし、3階の仮眠室で休息させていただくことにしました。
薄暗い部屋で、すでに、5~6名のランナーが仮眠していました。
適当な余白を見つけると崩れるように倒れ込み、目をつぶりちょっとだけでも寝ようと努力しました。
身体は重く、咽が痛く吐き気がするのですが、頭だけはやたらチカチカと興奮していました。
短いような長いような時間が流れ、とにかく起きてみようという気になってきました。
トイレで顔を洗い、お腹が空いていたことを思い出し、ふらふらと1階に下りて行きました。
時計を見ると5時40分くらいでした。約1時間ダウンしていたことになります。
これで貯金は0です。でも、いわば予定通りですからと自らを慰めながらシューズを履き食事に向かいました。
スタッフさんに事情告げ、角煮麺とご飯他をいただきました。
食事をしながら、周囲の話に耳を傾けていると何だか様子がおかしいのです。
「まだ出発できない」「しかたがない、5時45分にリスタートしよう」・・・?
そう、ここ茂木では、後発16時の先頭選手が到着するまでリスタートできずに全員足止めなのです。
つまり、小生は、1時間3階で仮眠していたけれど、その間誰一人としてリスタートできていないのです。
そして、5分後の5時45分にリスタートしようとしている真っ最中に、小生は起き上がってきたのです。
なんてラッキー。守られてるなと思った瞬間です。
俄然食欲が進み、走る気満々。
そうこうしていると、後発16時の先頭選手が5時45分に計ったように到着。と同時にリスタート開始です。
小生は、食事を済ませ、足のメンテを行って、降ることの無かった雨に感謝しながら、レインウエア(ファイントラックのエバーブレスフォトンの上下)をデポジットし、代わりに防寒用ミッドシェル、ファイントラックのニュウモラップ®フーディをバックに詰め込みました。、
さらに、足のメンテ用品を入れ替えて、15分後のジャスト6時に茂木をリスタートしました。
つまり、最先頭集団から、15分遅れでのリスタートですから、やる気満々です。走る気ガンガンです。
次は、アップダウンを繰り返しながら、135m程度の丘を越えて、日見公園までの14.6kmです。
日見公園エイドでは、朝食として豚汁、いなり他がいただけるはずですから、それを励みに頑張ります。
2017年11月17日金曜日
H29W273完踏記その3
あぐりの丘より右折して式見港に至るルートは、配付されたルートマップには記載されていませんでしたが、橘湾岸のホームページ等で事前に承知していましたし、これまた、ストリートビューで何度もバーチャル試走していました。
車の離合もやっと思われるような道幅が狭い箇所もあるような小さく急峻な坂道です。前半は山間部を、後半は住宅街を縫うように走り、式見港までほぼ道なりの道路です。 あぐりの丘で、足のメンテを行い20分程度休んだことも幸いして、一気に駆け下ることができました。
しかし、昼からの雨の予報に反してカンカン照りの天気となり、汗ぐっちょりとなりました。
L173部門では、あぐりの丘エイドから、女神大橋エイドの間に2つの無人エイドがありますが、W273部門にはありません。
そこで、35km地点の小江小浦トンネル通過直後のコンビニを利用することを事前に計画していました。
と言うことで、今大会一本目のガリガリ君です!!
暫くガリガリ君を頬張りながら歩き、この後120m程度の急峻な丘を越えることになる福田霊園の坂の手前でトレランポールを準備しました。 カンカン照りの天気の中、トレランポールを使って、喘ぎながら福田霊園の坂を登りきると・・・・
何と、私設エイドが設営されていました。ありがたいことです。
ドリンクを頂き、お礼を言って、登っただけ一気に駆け下りました。 一気に駆け下りると、またまた汗びっしょりになってしまいました。
そこで、29kmの小浦町のコンビニで2個目のアイスを購入しました。 何時もは、ガリガリ君なのですが、今回は甘くクリーミーなものを身体が欲してくるのです。
実は、昨晩辺りから微熱と咽の炎症を発症していました。
風邪ではなく、毎年この時分から生じる花粉症スタートの合図なんです。
4~5日くらい微熱と咽の炎症、痰の絡み、鼻詰まりが強く生じ、その後は症状が緩和するも春過ぎまでモヤモヤした不快感が続くのです。
今年も、始まったなとは思いました。
しかし、走っていますから水分も少なくなって、鼻が詰まりで口呼吸になっていますから、やたら痰が絡み、甘くクリーミーなものを欲していたのでしょう。 さて、40Km地点にある女神大橋につながる大浜トンネルまでは残り1kmです。
トレランポールを使いながら、トンネルまでの坂を黙々と登っていきました。 しかし、ここからが、また長い。
大浜トンネルは、752m。
トンネルを出た後、分かりにくい地下道とはす向かいの横道。
さらに、女神大橋までの2km程の行程・・・ やっとの思いで、女神大橋にたどり着きました。
走行路は、エイドに若干近いということで湾外側を選びました。 女神大橋の上からは、夕刻の陽に照らされた長崎湾外が飛び込んできました。
女神大橋全長1289mの向こうに待っているエイドに向かってレッツゴーです。
■ W273_04女神大橋A02
走行距離 = 45.0Km
残り距離 = 231.0Km
予定時刻 = 17時40分
通過時刻 = 16時23分
エイド02 1時間以上の貯金ができました。
心配していた雨は降りませんでしたが、暑くて途中コンビニでアイスを二個食べてしまいました。
エイドのメニューは、うどん、いなり他でした。
汗がいっぱい出たので、うどんの汁が最高の塩分補給でした。
おいなりさんも美味しかったね!!
女神大橋エイド最高でした。
フル1本分走行しました。残りフル5本半です。
美しい女神大橋を走って渡ったのも3回目となりました。
足のメンテを行って、エイド横のトイレで顔を洗ってすっきりして出発です!!
次は、野母崎半島突端、標高198mの権現山山頂までの25.0kmです。
L173部門では、途中2つの無人エイドが設置されていますが、W273部門では無いので、道添えのコンビニに寄り道しながら走行することにします。
野母崎半島を下っていくと、右手に軍艦島がありますが、今回は陽がすっかり落ちて確認できないでしょうね。
また、この後5kmで、走行距離が50kmを越えます。また、トレランポールは、権現山まで収納することにしました。 暫く走ると、薄暗くなってきたので、萩往還のピカピカバッチを4つ点灯させました。
この萩往還のピカピカバッチ、丸2日は平気で光り続けますから重宝します。ですから、ボタン電池を入れ替えて夜間走行の際は何時も使っています。
来年で、萩往還も終了ですので、このバッチも貴重品となりました。橘湾岸でもピカピカバッチ創ってくれるとうれしいな。 50km付近の草住町辺りでしょうか、スタート時にエールを交わした郷土宮崎県のランナーTKさんに遭遇。
小刻みなピッチで、着実に走行していくTKさんとは、この後、栄上三叉路付近まで、抜きつ抜かれつしながら進みました。
そうこうしている内に、辺りがすっかり暗くなりヘッドランプを付けたのもこの頃であったと思います。 栄上三叉路前の、ドラッグストアで数名のランナーが休息をとっていました。
一瞬、自分もここで休息しようかなと考えたのですが、自分が計画した休息場所は、この先だったのでエスケープしました。
しかし、自分が計画したコンビニは、コースから少し離れていたので、これもエスケープ。
次回は、必ずあのドラッグストアを利用しようと考えました。 辺りは、真っ暗。風光明媚な海岸沿いも、その先に見えるはずの軍艦島等の島々も見えません。
ただただ、63km地点の前半最後のコンビニを目指してGPSの距離を睨んでいました。
19時半頃、目的のコンビニに着きました。残り、7kmで権現山チェックポイント03です。
咽が痛くて、この頃から自販機やコンビニでは温かいミルクティーを好んで飲むようにしていました。 水仙の里を通り、野母崎漁港をぐるりと回り、権現山登山道入り口前に20時半頃つきました。
近くのブロックに座り込み、トレランポールを取り出し組み立てていると、またもやTKさんにお会いしました。
なんか、こんなところで知り合いに会えるとテンション上がってきます。 トレランポールを組み立てていると、どこからともなく近くのおば様方が3名現れて質問攻めにあいました。我々の理解にほど遠い行動に、半信半疑で感心しエールを頂きました。
で、すっかりレストして、いざ権現山登山です。
復路の選手とエールを交わしながら、トレランポールを使ってゼイゼイ言いながら山頂目指して登って行きました。
なんか、月がきれいだったような気がします。
■ W273_05権現山山頂A03CP03
走行距離 = 70.0Km
残り距離 = 206.0Km
予定時刻 = 21時50分
通過時刻 = 20時50分
エイド03
チェックポイント03
急峻な山道を復路の選手とのエール交換をエネルギーにして登り、標高198mの権現山山頂の展望台で、第03チェックポイントをチェックしました。
貯金は、まだ1時間あります。
そうそう、チェック終了後、展望台を下るときに、階段を踏み外し、怪我をするところでした。
やっぱり、少々重くなってもヘッドライトは明るい方が良さそうです。
その後、展望台の駐車場に下り、ドリンク、パン、ミネストローネ他をいただきました。
ここのミネストローネも、なんか美味しいんだよね。グッドです!!
平成26年のL173部門では、ここでふくらはぎが攣ってしまい、エイドのボランティアさんから「芍薬甘草湯」をいただきました。
ありがとうございました。あれ以来、「芍薬甘草湯」は、小生のマラニック大会の常備薬となりました。
でも、今回は、今のところ足に問題なし。さらに、駐車場にドカッと座り込み、入念に足のメンテです。
次は、標高198mの権現山山頂から海岸まで一気に駆け下り、野母崎半島のもう一つの突端、樺島公民館までの7.7kmです。
さらに、そこから、野母崎半島最南端に位置する標高100mの断崖に立つ樺島灯台までの山道3.0kmの往復です。 往路の選手とエール交換しながら、権現山を一気に駆け下り、その勢いで脇岬の海岸を一気に制覇と思ったけれど・・・
途中で何度も歩きが入りました。しかし、平成26年のL173部門では、対岸の樺島灯台を見て、気が遠くなるような思いをしましたが、今回は2時間もあれば着くかなと気楽に考えることができていました。 相変わらず、咽が痛くて、自販機で、温かいミルクティーを購入してチビチビ咽を湿らせながら走行していました。
また、樺島公民館までの間に、私設エイドが2カ所開設されていました。お世話になりました。 往路の樺島公民館で給水して樺島灯台を目指す予定でしたが、復路での利用ですと言われ、そのまま、灯台向けてゴー。
標高100mくらいだから、トレランポール要らんやろうと思っていたら、以外や以外、こんなにきつかったと思うようなコースでした。
次回は、絶対トレランポール使うぞ、と反省でした。
また、最終日のとあるランナー同士の会話に聞き耳を立てていると、なんと、往路樺島公民館に荷物を置き、走ってくるとのこと。頭いい~。
復路の選手とのエール交換をエネルギーにし、さらに灯台のサーチライトに導かれ、22時43分、なんとか樺島灯台第04チェックポイントをクリアしました。
灯台の明かりは楽しめましたが、昼間に来るとさぞかし美しいオーシャンビューが待っていることだろうと思いながら復路につきました。 咽を枯らし、痰を絡めながら、トレランポールも使わず、ゼイゼイ言いながら何とか樺島灯台をクリアしたのですが、その直前よりスクイズボトルにほとんどドリンクが残っていないことに気付きました。
樺島灯台到着時には、2口残っていたでしょうか。とりあえず、そっと1口飲み。復路へ出発です。 今度は、往路の選手とエールを交わしながら、進んでいくのですが、何度となく、ドリンクを分けていただけるように頼もうかなどと考えながら進みました。
1口しか残っていないドリンクで咽を湿らせながら、GPSで残りの距離を確認し、自分自身を鼓舞しながら進みました。
目下に、旧樺島小学校跡地が見えたとき、残り半口以下になっていたドリンクを飲み干し、何とか樺島公民館に到着しました。
■ W273_06樺島公民館A04
走行距離 = 83.8Km
残り距離 = 192.2Km
予定時刻 = 00時20分
通過時刻 = 23時12分
これで、フル2本分を走行しました。残りフル4本半です。
予定通り、樺島公民館で計画より、1時間余り貯金をつくることができました。
エイドでは、最高においしいカレーをいただ、エネルギーが充填されました。
次は、標高260mの丘を越え、川原コミュセンターまでの14.7kmです。
深夜で、先の見えない曲がりくねった急峻な長い坂道に、リタイヤ者が続出する地点でもあります。
平成26年のL173部門では、遠く崖下から聞こえてくる潮騒と林を斬る風の音に朦朧となりながら、ひたすら登って行った思い出があります。
また、この道沿いには、お店が無く、L173部門では設置されていた無人エイドもありません。ですから、本エイドで、再度しっかり栄養補給と小休止をして出発です。
車の離合もやっと思われるような道幅が狭い箇所もあるような小さく急峻な坂道です。前半は山間部を、後半は住宅街を縫うように走り、式見港までほぼ道なりの道路です。 あぐりの丘で、足のメンテを行い20分程度休んだことも幸いして、一気に駆け下ることができました。
しかし、昼からの雨の予報に反してカンカン照りの天気となり、汗ぐっちょりとなりました。
L173部門では、あぐりの丘エイドから、女神大橋エイドの間に2つの無人エイドがありますが、W273部門にはありません。
そこで、35km地点の小江小浦トンネル通過直後のコンビニを利用することを事前に計画していました。
と言うことで、今大会一本目のガリガリ君です!!
暫くガリガリ君を頬張りながら歩き、この後120m程度の急峻な丘を越えることになる福田霊園の坂の手前でトレランポールを準備しました。 カンカン照りの天気の中、トレランポールを使って、喘ぎながら福田霊園の坂を登りきると・・・・
何と、私設エイドが設営されていました。ありがたいことです。
ドリンクを頂き、お礼を言って、登っただけ一気に駆け下りました。 一気に駆け下りると、またまた汗びっしょりになってしまいました。
そこで、29kmの小浦町のコンビニで2個目のアイスを購入しました。 何時もは、ガリガリ君なのですが、今回は甘くクリーミーなものを身体が欲してくるのです。
実は、昨晩辺りから微熱と咽の炎症を発症していました。
風邪ではなく、毎年この時分から生じる花粉症スタートの合図なんです。
4~5日くらい微熱と咽の炎症、痰の絡み、鼻詰まりが強く生じ、その後は症状が緩和するも春過ぎまでモヤモヤした不快感が続くのです。
今年も、始まったなとは思いました。
しかし、走っていますから水分も少なくなって、鼻が詰まりで口呼吸になっていますから、やたら痰が絡み、甘くクリーミーなものを欲していたのでしょう。 さて、40Km地点にある女神大橋につながる大浜トンネルまでは残り1kmです。
トレランポールを使いながら、トンネルまでの坂を黙々と登っていきました。 しかし、ここからが、また長い。
大浜トンネルは、752m。
トンネルを出た後、分かりにくい地下道とはす向かいの横道。
さらに、女神大橋までの2km程の行程・・・ やっとの思いで、女神大橋にたどり着きました。
走行路は、エイドに若干近いということで湾外側を選びました。 女神大橋の上からは、夕刻の陽に照らされた長崎湾外が飛び込んできました。
女神大橋全長1289mの向こうに待っているエイドに向かってレッツゴーです。
■ W273_04女神大橋A02
走行距離 = 45.0Km
残り距離 = 231.0Km
予定時刻 = 17時40分
通過時刻 = 16時23分
エイド02 1時間以上の貯金ができました。
心配していた雨は降りませんでしたが、暑くて途中コンビニでアイスを二個食べてしまいました。
エイドのメニューは、うどん、いなり他でした。
汗がいっぱい出たので、うどんの汁が最高の塩分補給でした。
おいなりさんも美味しかったね!!
女神大橋エイド最高でした。
フル1本分走行しました。残りフル5本半です。
美しい女神大橋を走って渡ったのも3回目となりました。
足のメンテを行って、エイド横のトイレで顔を洗ってすっきりして出発です!!
次は、野母崎半島突端、標高198mの権現山山頂までの25.0kmです。
L173部門では、途中2つの無人エイドが設置されていますが、W273部門では無いので、道添えのコンビニに寄り道しながら走行することにします。
野母崎半島を下っていくと、右手に軍艦島がありますが、今回は陽がすっかり落ちて確認できないでしょうね。
また、この後5kmで、走行距離が50kmを越えます。また、トレランポールは、権現山まで収納することにしました。 暫く走ると、薄暗くなってきたので、萩往還のピカピカバッチを4つ点灯させました。
この萩往還のピカピカバッチ、丸2日は平気で光り続けますから重宝します。ですから、ボタン電池を入れ替えて夜間走行の際は何時も使っています。
来年で、萩往還も終了ですので、このバッチも貴重品となりました。橘湾岸でもピカピカバッチ創ってくれるとうれしいな。 50km付近の草住町辺りでしょうか、スタート時にエールを交わした郷土宮崎県のランナーTKさんに遭遇。
小刻みなピッチで、着実に走行していくTKさんとは、この後、栄上三叉路付近まで、抜きつ抜かれつしながら進みました。
そうこうしている内に、辺りがすっかり暗くなりヘッドランプを付けたのもこの頃であったと思います。 栄上三叉路前の、ドラッグストアで数名のランナーが休息をとっていました。
一瞬、自分もここで休息しようかなと考えたのですが、自分が計画した休息場所は、この先だったのでエスケープしました。
しかし、自分が計画したコンビニは、コースから少し離れていたので、これもエスケープ。
次回は、必ずあのドラッグストアを利用しようと考えました。 辺りは、真っ暗。風光明媚な海岸沿いも、その先に見えるはずの軍艦島等の島々も見えません。
ただただ、63km地点の前半最後のコンビニを目指してGPSの距離を睨んでいました。
19時半頃、目的のコンビニに着きました。残り、7kmで権現山チェックポイント03です。
咽が痛くて、この頃から自販機やコンビニでは温かいミルクティーを好んで飲むようにしていました。 水仙の里を通り、野母崎漁港をぐるりと回り、権現山登山道入り口前に20時半頃つきました。
近くのブロックに座り込み、トレランポールを取り出し組み立てていると、またもやTKさんにお会いしました。
なんか、こんなところで知り合いに会えるとテンション上がってきます。 トレランポールを組み立てていると、どこからともなく近くのおば様方が3名現れて質問攻めにあいました。我々の理解にほど遠い行動に、半信半疑で感心しエールを頂きました。
で、すっかりレストして、いざ権現山登山です。
復路の選手とエールを交わしながら、トレランポールを使ってゼイゼイ言いながら山頂目指して登って行きました。
なんか、月がきれいだったような気がします。
■ W273_05権現山山頂A03CP03
走行距離 = 70.0Km
残り距離 = 206.0Km
予定時刻 = 21時50分
通過時刻 = 20時50分
エイド03
チェックポイント03
急峻な山道を復路の選手とのエール交換をエネルギーにして登り、標高198mの権現山山頂の展望台で、第03チェックポイントをチェックしました。
貯金は、まだ1時間あります。
そうそう、チェック終了後、展望台を下るときに、階段を踏み外し、怪我をするところでした。
やっぱり、少々重くなってもヘッドライトは明るい方が良さそうです。
その後、展望台の駐車場に下り、ドリンク、パン、ミネストローネ他をいただきました。
ここのミネストローネも、なんか美味しいんだよね。グッドです!!
平成26年のL173部門では、ここでふくらはぎが攣ってしまい、エイドのボランティアさんから「芍薬甘草湯」をいただきました。
ありがとうございました。あれ以来、「芍薬甘草湯」は、小生のマラニック大会の常備薬となりました。
でも、今回は、今のところ足に問題なし。さらに、駐車場にドカッと座り込み、入念に足のメンテです。
次は、標高198mの権現山山頂から海岸まで一気に駆け下り、野母崎半島のもう一つの突端、樺島公民館までの7.7kmです。
さらに、そこから、野母崎半島最南端に位置する標高100mの断崖に立つ樺島灯台までの山道3.0kmの往復です。 往路の選手とエール交換しながら、権現山を一気に駆け下り、その勢いで脇岬の海岸を一気に制覇と思ったけれど・・・
途中で何度も歩きが入りました。しかし、平成26年のL173部門では、対岸の樺島灯台を見て、気が遠くなるような思いをしましたが、今回は2時間もあれば着くかなと気楽に考えることができていました。 相変わらず、咽が痛くて、自販機で、温かいミルクティーを購入してチビチビ咽を湿らせながら走行していました。
また、樺島公民館までの間に、私設エイドが2カ所開設されていました。お世話になりました。 往路の樺島公民館で給水して樺島灯台を目指す予定でしたが、復路での利用ですと言われ、そのまま、灯台向けてゴー。
標高100mくらいだから、トレランポール要らんやろうと思っていたら、以外や以外、こんなにきつかったと思うようなコースでした。
次回は、絶対トレランポール使うぞ、と反省でした。
また、最終日のとあるランナー同士の会話に聞き耳を立てていると、なんと、往路樺島公民館に荷物を置き、走ってくるとのこと。頭いい~。
復路の選手とのエール交換をエネルギーにし、さらに灯台のサーチライトに導かれ、22時43分、なんとか樺島灯台第04チェックポイントをクリアしました。
灯台の明かりは楽しめましたが、昼間に来るとさぞかし美しいオーシャンビューが待っていることだろうと思いながら復路につきました。 咽を枯らし、痰を絡めながら、トレランポールも使わず、ゼイゼイ言いながら何とか樺島灯台をクリアしたのですが、その直前よりスクイズボトルにほとんどドリンクが残っていないことに気付きました。
樺島灯台到着時には、2口残っていたでしょうか。とりあえず、そっと1口飲み。復路へ出発です。 今度は、往路の選手とエールを交わしながら、進んでいくのですが、何度となく、ドリンクを分けていただけるように頼もうかなどと考えながら進みました。
1口しか残っていないドリンクで咽を湿らせながら、GPSで残りの距離を確認し、自分自身を鼓舞しながら進みました。
目下に、旧樺島小学校跡地が見えたとき、残り半口以下になっていたドリンクを飲み干し、何とか樺島公民館に到着しました。
■ W273_06樺島公民館A04
走行距離 = 83.8Km
残り距離 = 192.2Km
予定時刻 = 00時20分
通過時刻 = 23時12分
これで、フル2本分を走行しました。残りフル4本半です。
予定通り、樺島公民館で計画より、1時間余り貯金をつくることができました。
エイドでは、最高においしいカレーをいただ、エネルギーが充填されました。
次は、標高260mの丘を越え、川原コミュセンターまでの14.7kmです。
深夜で、先の見えない曲がりくねった急峻な長い坂道に、リタイヤ者が続出する地点でもあります。
平成26年のL173部門では、遠く崖下から聞こえてくる潮騒と林を斬る風の音に朦朧となりながら、ひたすら登って行った思い出があります。
また、この道沿いには、お店が無く、L173部門では設置されていた無人エイドもありません。ですから、本エイドで、再度しっかり栄養補給と小休止をして出発です。
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