本日は移動日です。国道55号線沿いに、宿泊候補地ヘンロ小屋第6号宍喰を目指す35kmの行程です。 朝4時半頃に起きて、昨晩に引き続きインスタントラーメンとパンの朝食を摂り、洗濯物を取り込んで、荷物を整理し、清掃をして、6時2分に出発しました。 雲間から朝陽が差し込み、遠くに夫婦岩が見えてきました。 7時18分、夫婦岩に到着しました。 海に光の道ができています。
今日が始まりました。 朝から2時間半、12km歩いて、やっと佐喜浜地区のお店にたどりつきました。 ご飯類はなく、パン、饅頭、麦茶を購入しました。 この地域は、数十kmとコンビニはおろかお店も皆無です。自販機も乏しいですので計画的に飲食物を調達する必要があります。 昨日は、ホテルすぐのお店で食料を調達しましたが、その後25津照寺までお店にたどり着きませんでした。 特に遍路道は、幹線道路から外れたり、長いトレイルもあるので注意が必要です。 荷物になりますが、非常食としてカロリーメイト、羊羹、飴を常備していましたので、随分助かりました。 黙々と歩き、10時20分、淀ヶ磯休憩所に到着しました。 ただただ、圧倒される海 ・・・ でした。 12時2分、ゴロゴロ休憩所に到着しました。 自転車でツーリングしている夫婦に会いました。
自転車だと早くて楽だろうな~と羨ましく思ってしまいました。 しかし、どこまで行っても海 ・・・ でした。 朝6時から6時間、24km歩きましたが、まだ、ずっと先まで海 ・・・ でした。 雲間より朝陽の差す海や岩に砕け散る波しぶきの感動は、すでに麻痺し遠く過去のものとなっていました。 ただただ、黙々と歩き続けました。 ・・・ とっ、海岸の様子が異なったなと気付いたら、15時12分、海の駅東洋町に来ていました。 トイレ休憩と思って行くと、シャワー施設がありました。 たっぷり汗をかいたので、早速使わせていただきました。 レストランもありましたので少し早めの夕食もいただきました。 お水が冷たくて美味しかった。一粒一粒のご飯が口の中で転げた。味噌汁の塩分に背筋が伸びた。久しぶりの肉料理に元気が出た。 合掌 15時58分、今夜の宿、ヘンロ小屋第6号宍喰に到着しました。隣の建物は公衆トイレです。 この海陽町宍喰より、高知県を脱出して徳島県(阿波國、発心の道場)の最南端に到達したことのなります。 テーブルとイスに挟まれて大変でしたが、何とかテントを張りました。 海の駅で早めの夕食を摂りましたが、インスタントラーメンとパンの晩食をいただき、洗濯し、明日の日程を計画・確認しました。 令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 メニュー画面へ
0 件のコメント:
コメントを投稿