本日は、70本山寺、69観音寺、68神恵寺、67大興寺の4寺を打ち、予定宿泊場所は民宿青空屋または白藤大師堂とする約31kmの行程です。 朝起きてみると駐車場には車中泊に混じって、ライダーさんがテント泊していました。 私を含め、都合3名が道の駅ふれあいパークみのでテント泊したことになります。 菓子パンで朝食を済ませ、後は道すがらコンビニでおにぎりを購入することにして、6時29分、道の駅ふれあいパークみのを出発しました。 県道221号線沿いの歩き遍路道を南下して行きます。 暫く、郊外の住宅街と畑の間を進んで行きました。 その後、コンビニで食料等を調達し、国道11号線沿いの歩き遍路道を南下して行きます。 9時4分、70本山寺に到着しました ・・・ 。 裏門から観る本山寺は大きな料亭かと思うような色彩の壁と広告照明で、一瞬入るのをためらい、何度も周囲を見返しました。 裏門をくぐると、いきなり遊園地を彷彿させるような二頭の馬の像があったことも驚きでしたが、本尊が四国霊場では唯一の馬頭観世音菩薩ということで納得です。 また、本堂・五重塔・仁王門は、国指定の重要文化財です。 70本山寺を打ち終え、約4.5km先の69観音寺に、10時32分に到着しました。 69観音寺を打ち終え、同じ敷地内の68神恵寺の本堂をお参りします。 68神恵寺の本堂は、鉄筋コンクリート造りの建物の2階にありました。 まったく同じ敷地内に2つの札所がありますので、納経所(御朱印)も同じ場所で2札分いただくことができます。 69観音寺および68神恵寺を打ち終え、札所の後ろの象ヶ鼻岩銭形展望台に上って行きました。 11時13分、象ヶ鼻岩銭形展望台に到着しました。 有名な銭形砂絵が良いお天気に映えていました。 ところで、本日の宿泊場所として、66雲辺寺山の中腹に宿泊できそうな白藤大師堂と民宿青空屋がある事をリサーチしていました。 なお、白藤大師堂は、コロナ禍の影響で宿泊できないかもしれないので、今のうちに民宿青空屋に電話連絡することにしました。 ・・・ と、民宿青空屋は、日曜日はお休みとの事でした。残念 まぁ、白藤大師堂に泊まれることを願いながら、約9km先の67大興寺に向かいました。 これから2日間は、お店や自販機が乏しい地域を歩きますので、途中のスーパーで行動食やインスタントラーメン等の食料品を調達しました。 13時56分、67大興寺に到着しました。 ちなみに、金剛力士像は仏師として名高い運慶作と伝えられています。 山門をくぐると、深々とした森と本堂へと続く石段が現れます。 14時過ぎに、67大興寺を打ち終えました。 次の66雲辺寺までは、約10kmで、四国霊場のうち最も高い標高911mの山の上だから4~5時間かかりそうですので参拝は明日となります。 それに、今日も昨日に引き続きロードで、足裏の皮が剥がれそうです。 さて、これからどうするか暫く考えました。 民宿青空屋が本日休業とわかったので、ここ67大興寺の山門または駐車場にテント泊するか、白藤大師堂に泊まれることを信じて前に進むか、です。 暫く考えて、ダメもとで白藤大師堂に向かい、ダメなら66雲辺寺まで上ることにしました。 さらに、66雲辺寺に辿り着く前に暗くなるようであれば、山中でテント泊を強行することも止むなしとしました。 まぁ、同行二人、きっとお大師さまが見守っていてくれるという根拠のない自信です。 そうと決まれば早速、県道240号線沿いの歩き遍路道を上って行きます。 今日のゴールは、あの山の上かな等と考えながら進みました。 白藤大師堂には、宿泊禁止の貼り紙がありました。 後から歩き遍路さんと情報交換して分かったことですが、数年前から白藤大師堂は、そもそも宿泊禁止になっているそうです。 いよいよ、66雲辺寺に向かうしかなくなりました。 現在16時、66雲辺寺まで約5km、試練の行脚になりそうです。 道はすぐに、トレイルに変わりました。 66雲辺寺への歩き遍路道は「遍路ころがし」と呼ばれる難所です。 息をゼイゼイさせながら、かなり厳しい時間が続きました。 もう、写真を撮るような余裕はありませんでした。 辺りは次第に暗くなります。 山中でのテント泊の場所を探しながら上って行きました。 しかし、GPSはゴールが近いことを示していましたのでがむしゃらに進みました。 最後はヘッドライトを点灯させなくてはならない状態になりました。 暗闇でのトレイルは、もう限界かな、などと考えていると、舗装道に辿り着きました。 ゴールは間近です。舗装道を上って行きます。 ライトに照らされ暗闇から不気味に浮かび上がる両脇の五百羅漢像に、今はお願いだから味方してくださいなどと念じながら進みました。 18時過ぎに、66雲辺寺の公衆トイレ(トイレの後ろに通夜堂の入り口がある)に到着しました。 辺りは真っ暗です。社務所がどこにあるかも分かりません。 雲辺寺に電話し、通夜堂の交渉をしましたが、17時までに申請ということで、通夜堂の軒下にテント泊の許可をいただきました。 合掌 通夜堂というか公衆トイレの軒先にテントを設営しました。 ちなみに、この公衆トイレの裏側から入る通夜堂は、こんな雰囲気です。素晴らしい。 当然、夜食はパンとインスタントラーメンです。 汗びっしょりになった衣服を着替え、寒さに備えて着られるだけの衣類を着て睡眠につきました。 令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 メニュー画面へ
2020年12月25日金曜日
令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 28日目
28日目 10月25日(日) 晴れ
道の駅ふれあいパークみの(6:29)-70本山寺(9:04)-69観音寺(10:32)-68神恵寺(10:46)-象ヶ鼻岩銭形展望台(11:13)-67大興寺(13:56)-66雲辺寺通夜堂(18:00)
歩行距離37km、歩数53300歩、累積歩行距離897km、累積歩数1278500歩
本日は、70本山寺、69観音寺、68神恵寺、67大興寺の4寺を打ち、予定宿泊場所は民宿青空屋または白藤大師堂とする約31kmの行程です。 朝起きてみると駐車場には車中泊に混じって、ライダーさんがテント泊していました。 私を含め、都合3名が道の駅ふれあいパークみのでテント泊したことになります。 菓子パンで朝食を済ませ、後は道すがらコンビニでおにぎりを購入することにして、6時29分、道の駅ふれあいパークみのを出発しました。 県道221号線沿いの歩き遍路道を南下して行きます。 暫く、郊外の住宅街と畑の間を進んで行きました。 その後、コンビニで食料等を調達し、国道11号線沿いの歩き遍路道を南下して行きます。 9時4分、70本山寺に到着しました ・・・ 。 裏門から観る本山寺は大きな料亭かと思うような色彩の壁と広告照明で、一瞬入るのをためらい、何度も周囲を見返しました。 裏門をくぐると、いきなり遊園地を彷彿させるような二頭の馬の像があったことも驚きでしたが、本尊が四国霊場では唯一の馬頭観世音菩薩ということで納得です。 また、本堂・五重塔・仁王門は、国指定の重要文化財です。 70本山寺を打ち終え、約4.5km先の69観音寺に、10時32分に到着しました。 69観音寺を打ち終え、同じ敷地内の68神恵寺の本堂をお参りします。 68神恵寺の本堂は、鉄筋コンクリート造りの建物の2階にありました。 まったく同じ敷地内に2つの札所がありますので、納経所(御朱印)も同じ場所で2札分いただくことができます。 69観音寺および68神恵寺を打ち終え、札所の後ろの象ヶ鼻岩銭形展望台に上って行きました。 11時13分、象ヶ鼻岩銭形展望台に到着しました。 有名な銭形砂絵が良いお天気に映えていました。 ところで、本日の宿泊場所として、66雲辺寺山の中腹に宿泊できそうな白藤大師堂と民宿青空屋がある事をリサーチしていました。 なお、白藤大師堂は、コロナ禍の影響で宿泊できないかもしれないので、今のうちに民宿青空屋に電話連絡することにしました。 ・・・ と、民宿青空屋は、日曜日はお休みとの事でした。残念 まぁ、白藤大師堂に泊まれることを願いながら、約9km先の67大興寺に向かいました。 これから2日間は、お店や自販機が乏しい地域を歩きますので、途中のスーパーで行動食やインスタントラーメン等の食料品を調達しました。 13時56分、67大興寺に到着しました。 ちなみに、金剛力士像は仏師として名高い運慶作と伝えられています。 山門をくぐると、深々とした森と本堂へと続く石段が現れます。 14時過ぎに、67大興寺を打ち終えました。 次の66雲辺寺までは、約10kmで、四国霊場のうち最も高い標高911mの山の上だから4~5時間かかりそうですので参拝は明日となります。 それに、今日も昨日に引き続きロードで、足裏の皮が剥がれそうです。 さて、これからどうするか暫く考えました。 民宿青空屋が本日休業とわかったので、ここ67大興寺の山門または駐車場にテント泊するか、白藤大師堂に泊まれることを信じて前に進むか、です。 暫く考えて、ダメもとで白藤大師堂に向かい、ダメなら66雲辺寺まで上ることにしました。 さらに、66雲辺寺に辿り着く前に暗くなるようであれば、山中でテント泊を強行することも止むなしとしました。 まぁ、同行二人、きっとお大師さまが見守っていてくれるという根拠のない自信です。 そうと決まれば早速、県道240号線沿いの歩き遍路道を上って行きます。 今日のゴールは、あの山の上かな等と考えながら進みました。 白藤大師堂には、宿泊禁止の貼り紙がありました。 後から歩き遍路さんと情報交換して分かったことですが、数年前から白藤大師堂は、そもそも宿泊禁止になっているそうです。 いよいよ、66雲辺寺に向かうしかなくなりました。 現在16時、66雲辺寺まで約5km、試練の行脚になりそうです。 道はすぐに、トレイルに変わりました。 66雲辺寺への歩き遍路道は「遍路ころがし」と呼ばれる難所です。 息をゼイゼイさせながら、かなり厳しい時間が続きました。 もう、写真を撮るような余裕はありませんでした。 辺りは次第に暗くなります。 山中でのテント泊の場所を探しながら上って行きました。 しかし、GPSはゴールが近いことを示していましたのでがむしゃらに進みました。 最後はヘッドライトを点灯させなくてはならない状態になりました。 暗闇でのトレイルは、もう限界かな、などと考えていると、舗装道に辿り着きました。 ゴールは間近です。舗装道を上って行きます。 ライトに照らされ暗闇から不気味に浮かび上がる両脇の五百羅漢像に、今はお願いだから味方してくださいなどと念じながら進みました。 18時過ぎに、66雲辺寺の公衆トイレ(トイレの後ろに通夜堂の入り口がある)に到着しました。 辺りは真っ暗です。社務所がどこにあるかも分かりません。 雲辺寺に電話し、通夜堂の交渉をしましたが、17時までに申請ということで、通夜堂の軒下にテント泊の許可をいただきました。 合掌 通夜堂というか公衆トイレの軒先にテントを設営しました。 ちなみに、この公衆トイレの裏側から入る通夜堂は、こんな雰囲気です。素晴らしい。 当然、夜食はパンとインスタントラーメンです。 汗びっしょりになった衣服を着替え、寒さに備えて着られるだけの衣類を着て睡眠につきました。 令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 メニュー画面へ
本日は、70本山寺、69観音寺、68神恵寺、67大興寺の4寺を打ち、予定宿泊場所は民宿青空屋または白藤大師堂とする約31kmの行程です。 朝起きてみると駐車場には車中泊に混じって、ライダーさんがテント泊していました。 私を含め、都合3名が道の駅ふれあいパークみのでテント泊したことになります。 菓子パンで朝食を済ませ、後は道すがらコンビニでおにぎりを購入することにして、6時29分、道の駅ふれあいパークみのを出発しました。 県道221号線沿いの歩き遍路道を南下して行きます。 暫く、郊外の住宅街と畑の間を進んで行きました。 その後、コンビニで食料等を調達し、国道11号線沿いの歩き遍路道を南下して行きます。 9時4分、70本山寺に到着しました ・・・ 。 裏門から観る本山寺は大きな料亭かと思うような色彩の壁と広告照明で、一瞬入るのをためらい、何度も周囲を見返しました。 裏門をくぐると、いきなり遊園地を彷彿させるような二頭の馬の像があったことも驚きでしたが、本尊が四国霊場では唯一の馬頭観世音菩薩ということで納得です。 また、本堂・五重塔・仁王門は、国指定の重要文化財です。 70本山寺を打ち終え、約4.5km先の69観音寺に、10時32分に到着しました。 69観音寺を打ち終え、同じ敷地内の68神恵寺の本堂をお参りします。 68神恵寺の本堂は、鉄筋コンクリート造りの建物の2階にありました。 まったく同じ敷地内に2つの札所がありますので、納経所(御朱印)も同じ場所で2札分いただくことができます。 69観音寺および68神恵寺を打ち終え、札所の後ろの象ヶ鼻岩銭形展望台に上って行きました。 11時13分、象ヶ鼻岩銭形展望台に到着しました。 有名な銭形砂絵が良いお天気に映えていました。 ところで、本日の宿泊場所として、66雲辺寺山の中腹に宿泊できそうな白藤大師堂と民宿青空屋がある事をリサーチしていました。 なお、白藤大師堂は、コロナ禍の影響で宿泊できないかもしれないので、今のうちに民宿青空屋に電話連絡することにしました。 ・・・ と、民宿青空屋は、日曜日はお休みとの事でした。残念 まぁ、白藤大師堂に泊まれることを願いながら、約9km先の67大興寺に向かいました。 これから2日間は、お店や自販機が乏しい地域を歩きますので、途中のスーパーで行動食やインスタントラーメン等の食料品を調達しました。 13時56分、67大興寺に到着しました。 ちなみに、金剛力士像は仏師として名高い運慶作と伝えられています。 山門をくぐると、深々とした森と本堂へと続く石段が現れます。 14時過ぎに、67大興寺を打ち終えました。 次の66雲辺寺までは、約10kmで、四国霊場のうち最も高い標高911mの山の上だから4~5時間かかりそうですので参拝は明日となります。 それに、今日も昨日に引き続きロードで、足裏の皮が剥がれそうです。 さて、これからどうするか暫く考えました。 民宿青空屋が本日休業とわかったので、ここ67大興寺の山門または駐車場にテント泊するか、白藤大師堂に泊まれることを信じて前に進むか、です。 暫く考えて、ダメもとで白藤大師堂に向かい、ダメなら66雲辺寺まで上ることにしました。 さらに、66雲辺寺に辿り着く前に暗くなるようであれば、山中でテント泊を強行することも止むなしとしました。 まぁ、同行二人、きっとお大師さまが見守っていてくれるという根拠のない自信です。 そうと決まれば早速、県道240号線沿いの歩き遍路道を上って行きます。 今日のゴールは、あの山の上かな等と考えながら進みました。 白藤大師堂には、宿泊禁止の貼り紙がありました。 後から歩き遍路さんと情報交換して分かったことですが、数年前から白藤大師堂は、そもそも宿泊禁止になっているそうです。 いよいよ、66雲辺寺に向かうしかなくなりました。 現在16時、66雲辺寺まで約5km、試練の行脚になりそうです。 道はすぐに、トレイルに変わりました。 66雲辺寺への歩き遍路道は「遍路ころがし」と呼ばれる難所です。 息をゼイゼイさせながら、かなり厳しい時間が続きました。 もう、写真を撮るような余裕はありませんでした。 辺りは次第に暗くなります。 山中でのテント泊の場所を探しながら上って行きました。 しかし、GPSはゴールが近いことを示していましたのでがむしゃらに進みました。 最後はヘッドライトを点灯させなくてはならない状態になりました。 暗闇でのトレイルは、もう限界かな、などと考えていると、舗装道に辿り着きました。 ゴールは間近です。舗装道を上って行きます。 ライトに照らされ暗闇から不気味に浮かび上がる両脇の五百羅漢像に、今はお願いだから味方してくださいなどと念じながら進みました。 18時過ぎに、66雲辺寺の公衆トイレ(トイレの後ろに通夜堂の入り口がある)に到着しました。 辺りは真っ暗です。社務所がどこにあるかも分かりません。 雲辺寺に電話し、通夜堂の交渉をしましたが、17時までに申請ということで、通夜堂の軒下にテント泊の許可をいただきました。 合掌 通夜堂というか公衆トイレの軒先にテントを設営しました。 ちなみに、この公衆トイレの裏側から入る通夜堂は、こんな雰囲気です。素晴らしい。 当然、夜食はパンとインスタントラーメンです。 汗びっしょりになった衣服を着替え、寒さに備えて着られるだけの衣類を着て睡眠につきました。 令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 メニュー画面へ
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