2020年12月5日土曜日

令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 5日目

5日目 10月2日(金) 曇り

中筋川ダムお遍路休憩所(7:20)-上長谷集会所(9:27)-お遍路休憩所(三原村)(10:47)-真念庵(12:00)-ドライブイン水車(12:26)-ローソン 土佐清水下ノ加江店(14:35)-旧下ノ加江中学校裏(下ノ加江海浜)(14:45)

歩行距離27km、歩数37100歩、累積歩行距離132km、累積歩数189100歩



 次の札所38金剛福寺までは、約50kmあるので、今日は約27km先の旧下ノ加江中学校裏(下ノ加江海浜)までの移動日とします。
 旧下ノ加江中学校裏の公衆トイレには、シャワー室が併設されているので楽しみです。

 今朝も5時に起床し、テント撤収、洗濯物の回収、朝食を摂って、7時20分に出発しました。

 まずは、ダム湖の橋とトンネルを通り、三原村宮ノ川の交差点を目指します。

 三原村宮ノ川の交差点は、県道21,46,344号線が複雑に交差しています。

 歩き遍路道は、三原村宮ノ川の交差点より、県道344号線を少しだけ通り、集落の生活道を抜けて行きます。
 さらに、宮ノ川トンネルを通って県道46号線を東進し、上長谷集会所へ向かいます。

 この日はGPSの反応が悪く、この地域で随分迷ってしまいました。
 歩行軌跡にも迷って無駄な動きをしていたことが記録されています。



 9時27分、上長谷集会所に到着しました。

 上長谷集会所のトイレは公衆トイレに指定されており利用させていただきました。

 さらに県道46号線、途中より県道346号線を東進し、約5km先のお遍路休憩所(三原村)を目指します。

 10時47分、お遍路休憩所(三原村)に到着し、荷物を下ろし小休止させていただきました。

 ここから県道346号線を道なりに進み、約5km先のドライブイン水車を目指します。

 ドライブイン水車まで500mくらいになった時に、前方に歩きお遍路さんを発見!!

 早足で追いかけていくと、歩き遍路道の道標が立っており、集落の生活道を通り、トレイルに続いています。

 石段を上ったところでお遍路さんに追いつきました。
 この道はドライブイン水車に繋がっているのかを伺いましたが、彼もよくわからず、真念庵にお参りに行くのだと言うことでした。

 僕は、真念庵への予定も知識も無く、ここからドライブイン水車までは500mは切っていることはわかっていました。

 また、空は曇天、雨粒がちらほらでしたので、僕は山中で迷うのを回避し、昼食休憩を予定していたドライブイン水車を目指す旨伝え残念ですが彼とは別れました。

 県道346号線に戻りドライブイン水車が目の前になったとき、右手の土手に真念庵に続く石段が現れます。

 先ほどのトレイルは、ここに繋がっているのです。

 縁あるものと感じ、先ほどのお遍路さんと途中で再会できるのではと思い石段を登って逆方向から真念庵を目指しました。

 予想通り先ほどのお遍路さんと再会することができ、この先がドライブイン水車になっていることを告げ、私は真念庵を目指しました。

 真念庵は、1681~1683年頃に真念法師が、地蔵大師堂として建立したそうです。札所間の距離が最も長い37岩本寺と38金剛福寺の中間地点にあり、38金剛福寺を打ち戻って39延光寺に向かう途中でもあります。そこで、真念庵は、善根宿として、また、38金剛福寺から打ち戻る遍路の荷物置き場として利用されたそうです。

 真念庵を参拝した後、12時26分にドライブイン水車の東屋に到着しました。

 東屋で昼食はインスタントラーメンをいただきました。

 真っ昼間に、東屋のベンチに腰掛け、インスタントラーメンをすすって、ボケーと道向こうの山を眺めていると平和やなぁ~と思ったりします。

 先ほどのお遍路さんは食事を取ることなく挨拶をして先に出発して行きました。

 昼食後は、下ノ加江川沿いに、国道321線及び対岸の県道21号線を基本に歩き遍路道を南下して行きました。

 14時35分、本日の宿泊地に着く前に、コンビニによって食料を調達しました。

 14時45分、旧下ノ加江中学校裏の公衆トイレに到着しました。

 立派なトイレに無料のシャワー室が併設されていました。
 きっと、サーファーさんを想定した施設でしょうね。この日も、3組のサーファーさんの車が止まっていました。

 早速お遍路に来て初めて、5日ぶりのシャワーを堪能し、体全身の汗を流させていただき、さっぱりしました。

 また隣には、食事作りができる竈と水道を備えた棟もありました。

 風を遮ることができますので、夕食と朝食はここでインスタントラーメンを作らせていただきました。

 また、公衆トイレの側面には自販機もありました。

 至れり尽くせりの施設ですが、残念なことはテントを張れるような東屋や軒先がなく、目の前の防波堤を越えた下ノ加江海浜にテントを設営することにしました。

 夜は、潮騒の子守歌を聴きながら月夜の浜辺でのテント泊となりました。

 最高のシチュエーションに自己満足してぐっすりでした。

 

 

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