2020年12月9日水曜日

令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 9日目

9日目 10月6日(火) 晴れ

岩本寺通夜堂(駐車場ガレージ)(5:56)-道の駅 あぐり窪川(6:47)-影野駅(7:48)-七子峠(9:50)-安和海岸(13:25)-道の駅 かわうその里すさき(14:17)-遍路小屋須崎第17号(16:8)

歩行距離39km、歩数50800歩、累積歩行距離287km、累積歩数401500歩



 朝4時半頃に起きて、朝食を摂り、洗濯物を取り込んで、荷物を整理し、清掃をして、5時56分に出発しました。

 本日は、移動日です。基本国道56号線を通って須崎の遍路小屋を目指す約40kmの行程です。

 この日は、スマホのGPSの調子が良くなく、出だしからうろちょろでした。

 後で、GPSウォッチの歩行軌跡データを見てみると、これまたジグザグになっています。理由はよくわかりません。

 朝は涼しくていいのですが、今日も暑くなりそうな天気です。

 6時47分、道の駅あぐり窪川に到着しました。岩本寺の通夜堂に宿泊できなかった場合はここでの野宿を考えていました。

 基本国道を歩きましたが、遍路道との札が見えるとふらふらとそちらに向かってしまいます。

 7時48分、影野駅に到着し、待合室で小休止させていただきました。

 影野駅から国道56号線に戻ると、白銀大明神御法殿という素敵な神社と休憩所がありました。

 またもや遍路道と札がさがっています。暫くはのどかな田園風景を楽しめるのですが ・・・・

イノシシ避けの柵を開けて進むと道はもう未舗装です。次第に草に覆われ、林の中へ入って行きます。

 歩き遍路道は大変な道ではありますが、国道を通るよりは木陰になっており涼しく、路面が不整地であろうがコンクリートやアスファルトの道より足に優しいように感じます。

 9時50分、国道56号線上の七子峠に到着しました。

 昔からの山越えの歩き遍路道は、ここではパスし国道を選択しました。

 多くのトンネルと橋を通り七子峠を下って行きます。

 下りでしたが、暑い日で汗だくだくでした。どうしようもなく、途中、陰になってる道端で小休止させていただきました。

 七子峠をだらだらと下って来ましたが、順打ちの方は上って来る訳で初めて逆打ちが良いなと思いました。

 さらに下って土佐久礼のコンビニに到着し、食糧補給と小休止をさせていただきました。

 やっと、今日の日程の半分は消化しました。残りは、約16kmでしょうか。

 土佐久礼まで下ってきましたが、ここから再び焼坂峠を越えて須崎を目指します。

 またもや汗だくだくとなり焼坂峠に到着し、休憩所で小休止させていただきました。

 さらに下って、13時25分、美しい朝日が見られる安和海岸沿いの国道56号線まできました。

 残念ながら、昼間であり、なおかつ安和海岸まで行く気力はありませんでしたが、いつか安和海岸での「だるま朝日」を見てみたいものだと思いました。

 ここから国道56号線は、両側がミカン畑になっている美しい海岸沿いを進みます。

 ミカン畑の丘を下り、新荘川を渡り、14時17分、道の駅かわうその里すさきに到着しました。

 本日の宿泊場所、遍路小屋須崎第17号まで後約6kmとなりました。

 今しばらく須崎市街の国道56号線を歩き、押岡川沿いの県道23号線を通って郊外の遍路小屋須崎第17号を目指します。

 16時8分、本日の宿、遍路小屋須崎第17号に到着しました。

 水場、電灯、電源があり、近くにトイレもあるので快適です。

 特に簡易水洗トイレのボックスは、民家の敷地内端に設置されていますが、清潔に保たれており、トイレットペーパー等も充足していました。

 ここの民家の方が毎日のように点検清掃しているのだろうことは容易に想像できました。

 遍路にとっての遍路小屋は心のオアシスだといわれますが、素敵な遍路小屋と維持管理に感謝いたします。ありがとうございます。

 今日は非常に暑く汗だくだくだったので、まず、シャンプーして、身体全身を拭きました。

 一息ついて、洗濯をし、夕食をいただき、テント設営をしました。

 テント生活すると朝夕2時間、都合4時間これにかかってしまいます。要領のよさもあるのでしょうが、計画段階では考慮していなかった結構な時間が実際にはかかることがわかってきました。

 一段落した頃、順打ちの二組のお遍路さんと会い情報交換しました。いずれもホテル・民宿での宿泊で須崎市内まで行くとのことでした。

 明日は、日程の関係上6時前に出発したいので早く眠りにつきました。

 

 

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