2020年12月3日木曜日

令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 2日目

2日目 9月29日(火) 曇り

42佛木寺(7:00)-41龍光寺(8:06)-マルナカ宇和島店(11:38)-ファミリーマート 津島高田店(12:30)-19号津島・かも田(15:25)-嵐坂ポケットパーク 東屋(16:22)

歩行距離33km、歩数47700歩、累積歩行距離50km、累積歩数71300歩



 4時に起床し、即席ラーメンとおにぎりの朝食を摂り、テントを撤収しました。
 昨日洗濯した白衣は生乾きでしたが、どのみち汗で濡れるのでそのまま着用しました。ソックスなどの乾いていない洗濯物はメッシュ袋に回収し、歩きながら乾かすためにリュックにぶら下げました。
 すべての荷物をまとめ直ぐに出発できる体勢を整えて、傍らに庭箒があったので東屋周辺の落ち葉を片付けさせていただきました。

 そして、早朝にお勤めを済ませ、納経所が開く7時ジャストに御朱印をいただけるように、6時に42仏木寺の山門をくぐりました。

 お勤め後は、早朝の仁王像、弘法大師像、七福神尊像など、境内をゆっくりと散策させていただきました。

 7時ジャストに御朱印を頂き、朝一番に42仏木寺を打ち終え、約3km先の次の札所41龍光寺に向かうために門前の県道31号線を南下して行きました。
 朝日に照らされたのどかな田園風景に、どこか懐かしさを感じながら歩んで行きました。

 わかりますか?

 道路に垂直な溝の横の幅の1mに満たない砂利道が歩き遍路道なんですよ。

 順打ちだときっとこの場所に左折の表示があるのでしょうが ・・・・・

 実はこの場所を10mくらい行き過ぎて、GPS情報でどうもおかしいと言うことで戻ってくると、どうやらGPSは、この道あたりが歩き遍路道だと表示しているのです。
 先へ進んでみると、無舗装の細い道が畑へ、林へと繋がっています。

 さらに進むと遍路道と表示された黄色い札を発見することができました。間違いなく遍路道だと確信して先に進みます。

 辺りは薄暗くなり、ちょっとしたトレイルです。

 明るくなった先に現れたのは墓地です。
 そして、その先に見えたのが41龍光寺です。

 8時6分、41龍光寺に到着しました。

 41龍光寺を打ち終え、次の40観自在寺までは約50kmあるので、約30km先の嵐坂ポケットパークの東屋でテント泊する予定です。

 早速山門前の坂を降りてゆくと、稲荷寺として創建のころから神仏習合の寺であった41龍光寺の歴史を語るように鳥居がありました。

 三間の田園地帯を南下し、県道57号線に沿って宇和島市街に入ります。

 そこから国道56号線沿いに、津島町のポケットパークに向かいます。
 途中、マルナカ宇和島店で食糧補給と休憩をさせていただきました。

 ポケットパークの2.5km程手前にヘンロ小屋19号津島・かも田があるので寄ってみました。
 どうやら休憩のみで宿泊はできないようでした。

 壁に薀蓄のある文章が書かれた紙が貼られていたので思わず写真を撮りました。

『 速く歩くか ゆっくり歩くか なん日で廻るか なん回廻るか そんな事より しっかり歩け そして 何かをのこせ 』

 16時22分、嵐坂ポケットパークの東屋に到着しました。
 テント設営、洗濯、夕食を摂り、テントに潜り込みました。

 直ぐ横を国道56号線が通り、結構車の往来が激しかったけれど、疲れた体には子守歌のようであっという間に夢の世界でした。

 

 

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