2020年12月17日木曜日

令和2年四国歩き遍路(逆打ち)回想録 20日目

20日目 10月17日(土) 雨

快活CLUB 徳島蔵本店(6:58)-17井戸寺(7:44)-16観音寺(8:47)-15国分寺(9:33)-14常楽寺(10:05)-13大日寺(10:56)-お遍路さん休憩所おやすみなし亭(11:45)-広野小トイレ(13:32)-駒坂峠(14:24)-植村旅館(14:56)

歩行距離21km、歩数37300歩、累積歩行距離634km、累積歩数904100歩



 本日は、17井戸寺、16観音寺、15国分寺、14常楽寺、13大日寺の5寺を打ち、植村旅館を目指す約21kmの行程です。

 終日小雨予報ですので、ゆっくりと朝7時から行動し、早めに民宿に引きこもることにしました。

 5時頃に起きて、すべての荷物をまとめ、折りたたみ傘を取り出し、リュックにはレインカバーを掛けて出発準備をしました。

 朝食は、ネットカフェの6時からの無料朝食を美味しくいただきました。

 6時58分、小雨の中、快活CLUB徳島蔵本店を出発しました。

 国道318号線に沿って上鮎喰橋まで進み、鮎喰川を渡ったところで住宅街を北上して行きます。さらに、徳島線線路を横切り、住宅街と田園地帯を抜けて行きます。

 (雨天時で雲が厚かったためか、または傘を差していたためか、GPSウォッチの歩行軌跡が3km程うまく記録されていませんでした。)

 7時44分、17井戸寺に到着しました。

 17井戸寺を打ち終え、住宅街の生活道路を南下し徳島線線路と国道318号線を横切ります。

 さらに住宅街の生活道路を南西方向に歩き16観音寺に向かいます。

 8時47分、16観音寺に到着しました。

 バスツアーの集団お遍路さん方とかち合いました。
 たしか私が、17井戸寺を打ち終えたときに入ってこられたお遍路さん方です。

 バスツアーと重なると、納経所は少なくともツアー参加者分の御朱印を書かなくてはならなくなるので、当然その間待たなくてはならなくなります。

 まあ、ツアー参加者が直接納経所に並ぶのではなく、旅行業者さんが全員分まとめて納経所に持ち込んでいますので密にならない部分はありがたいですね。

 16観音寺を打ち終え、約2km南下し、9時33分、15国分寺に到着しました。

 15国分寺を打ち終え、さらに約1km南下し、10時5分、14常楽寺に到着しました。

 境内は自然の大岩盤でできた「流水岩の庭園」となっています。

 ここでもバスツアーの集団お遍路さん方とかち合いました。

 実は写真は撮ってないのですが、15国分寺でもバスツアーの集団お遍路さん方と一緒になりました。それも、まったく同じ集団なのです。

 つまり、このバスツアーは、私と同じように逆打ちのバスツアーであるということです。

 そして、面白いことは、このバスで移動しているお遍路さん方と歩いて移動している私の進行が、ほぼ同期しているのです。

 まぁ、札所間の距離が短いですからね。

 14常楽寺を打ち終え、次は2.5km先の13大日寺です。

 さらに南下して、一宮橋を通って鮎喰川を再び渡り、川の右岸を上って行きます。

 10時56分、13大日寺に到着しました。

 ここでも、同じバスツアーのお遍路のみなさんと一緒になりました。

 同じバスツアーのみなさんと5寺全てで一緒になったという事です。
 向こうのみなさんも苦笑いでした。なかの一人に『井戸寺から、ずっと一緒ですよね。』と話しかけてこられました。

 次は12焼山寺ですが、約21km先ですので今度はバスには勝てないでしょうし、12焼山寺は明日の予定です。

 「幸せを願うと幸福になれる」という「しあわせ観音」の前で暫し立ち止まります。合掌

 13大日寺を打ち終え、コンビニで今日及び明日必要な食料等を購入し、鮎喰川沿いにさらに上って行きます。

 11時45分、お遍路さん休憩所おやすみなし亭に到着しました。

 荷物を下ろし小休止させていただきました。
 また、コンビニで購入したおにぎりとお接待で置かれているミカンを美味しくいただきました。

 その後も、鮎喰川沿いを上って行きます。

 雨はしょうしょうと降っています。

 菅笠に傘をさしての移動です。

 シューズは、ずっぽり濡れました。

 さらに、鮎喰川沿いを上って行きます。

 この川、透明度抜群です。

 かなり高い位置にある道路からも川底がしっかりみえるんですよ。素晴らしい。

 13時32分、公衆トイレとしてトイレを開放している広野小学校に立ち寄り小休止しました。

 さらに、鮎喰川沿いを上り、阿野橋で渡って川の左岸に移り上って行きます。

 一つ上の長瀬橋の袂に公衆トイレが見えてきました。

 「川遊び」と呼ばれているところで、川遊びやバベキューで賑わう場所だそうです。

 この橋の下でのテント泊も検討していました。

 さらに、鮎喰川沿いを上って行くと鮎喰川を潜水橋で渡る歩き遍路道がありました。

 川の増水を考え、ちょっと迷いましたが、さほどでもなさそうですので進んでみました。

 潜水橋の幅は狭く、下を流れる水の勢いは激しく、立ち止まって写真を撮る勇気はありませんでした。

 潜水橋の恐怖の後は、田舎によくあるコンクリートの狭小激坂で一気に脈拍が跳ね上がりました。

 暫く上ると、駒坂峠と表示された峠に着きました。

 駒坂峠を下ると集落が現れ、ほっこり、おとぎの国が待ちかねていました。

 おとぎの国のちょっと先が今夜の宿です。

 橋を渡り、14時56分、植村旅館に到着しました。

 お風呂で、身体を温めている間に、雨ですっかり濡れた衣服を洗濯・乾燥していただきました。

 夕食は、贅沢な品々で、どれも美味しかったです。

 他に3名の順打ちの歩き遍路さんが泊まっておられ、食事会場では情報交換や談話で大いに盛り上がりました。

 近所にコンビニもありませんので、明日のおにぎりも頼みました。

 明日は、いよいよ遍路転がしで有名な12焼山寺です。

 久しぶりの畳と布団の上で、ゆっくりと休みました。

 

 

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