2017年10月27日金曜日

H29橘湾岸スーパーマラニックW273装備準備

 橘湾岸スーパーマラニックW273部門の開催まで、一週間を切ってしまいました。
 先週に引き続き週末は台風22号が日本列島に襲来しそうですが、大会期間は天気に恵まれそうです。
 9月下旬と10月初旬に、何度か100km越えの練習を試みたのですが、いずれも70km前後でリタイアしてしまいました。
 せめて、装備だけでもしっかり準備をしておこうと、昨日は、半日かけて準備をしました。

・バックは、RaidLight Ultralight Olmo 12L
 (フレキシブルバルブ仕様のレードボトルがフロントに2本取り付けられますが、軽量化するために、500mlのボトル1本に変えました。)
・シナノのトレランポール 
 (小生の実力では、脚だけで276km越えは出来ません。ウルトラの必須アイテムです。小生の良き相棒です。)
・レインウエアは、ファイントラックのエバーブレスフォトン 
 (上下セットで470gと軽量。雨と寒さ対策用。また、ストレッチ性とベンチレーション機能により、RUNに適している。・・・が、天気が良さそうで必要ないと判断した時は留守番させます。)
・ミッドシェルは、ファイントラックのニュウモラップ®フーディです。
 (寒さ対策用です。これも必要ないと判断した時は留守番させる予定ですが、3日の早朝は12度前後の予想です。)

 

・ ファイントラックのドラウトエア®ジップT
 (ベースレイヤーの半袖Tシャツ)
・ ファイントラックのカミノショートパンツ
 (スリーシーズンのアクティブパンツ)
・ C3fitのパフォーマンスゲイター
 (ふくらはぎ用コンプレッションタイツ)
・ ファイントラックのラミースピン®ソックスクールアンクル
 (オールラウンドで活躍するソックス)
・ ファイントラックのアクティブスキンアームカバー
 (ドライレイヤー「アクティブスキン」素材のアームカバー)
・ アシックスのネックカバー付きキャップ
※ 同装備を2組準備し、一組は小浜中継所にデポジットします。

 

・ ファイントラックのフラッドラッシュパワーメッシュ T
 (肌に汗を残さない「撥水」ドライレイヤーの半袖Tシャツ)
・ ボクサーショーツ
 (肌触りの良いボクサーショーツ)
※ 同装備を2組準備し、一組は小浜中継所にデポジットします。

 

・ HOKA ONE ONE(ホカ オネオネ)のCLIFTON 4 (クリフトン 4)
 (異次元のクッション性です。)

 

・ 主ヘッドライト GENTOS HW-767H(300g弱:含む単三電池三本) 
 (非常に明るい。後頭部にある電池ボックス部にも光源があり、背後の安全性も確保できる。)
・ 予備ヘッドライト ハイマウント HOHER BERG HB108 LED(30g:含むリチウム電池2枚)×2
 (軽量化では、これですが、最近視力が悪くなって・・・ どちらを選択するか直前まで迷いそう。)
・ スマホ 京セラのTORQUE02と予備バッテリー×1 
 (緊急連絡、地図ロイド(道案内)、ブログ更新、写真撮影)
・ AUKEY モバイルバッテリー スマホ充電器(10000mAh 2USBポート同時充電 薄型 軽量 USB充電器 急速)
 (小浜中継所で、余裕があればスマホとGPSを充電予定。)
・ 萩往還のピカピカバッジ
 (ボタン電池を入れ替えて、何度も使ってます。)

 

・ Gaminのvivoactive HR
 (GPSは起動せず、現在時刻と活動量を記録します。)
・ エプソンのSF-720(約30時間稼働)
 (MZ-500が、小浜中継所で充電できなかった場合の予備GPSです。)
・ エプソンのMZ-500(高精度モード、GPS毎秒測位、約46時間稼働)(長時間モード、GPS間欠測位、約110時間稼働)
 (ログの記録と走行距離、速度、標高等を随時確認するために使用します。H29萩往還250kmで懲りたので、今回は、高精細モードで使用する予定です。)

 

・ ポケットティッシュ
・ キズテープ
・ ガスター10(胃薬)
・ 芍薬甘草湯(足の攣りに良く効く漢方薬)
・ セイロガン糖衣(腹痛薬)
・ ロキソニンS(鎮痛剤)
・ ボルタレンゲル(経皮鎮痛消炎剤)
・ プロテクト S1 (スポーツ摩擦皮膚保護クリーム)

 本ページを編集しているときに、メーカーのHPで、『プロテクトS1は、3~4時間の持続効果がありますのですべてのスポーツに適応できます。プロテクトJ1は、7~8時間の持続効果がありますのでサバイバル系スポーツに適応できます。』との記述を発見し、直、プロテクトJ1を注文しました。
 
 H29萩往還250kmは、両足のマメに泣かされました。
 新たに使ったインナーソックスが原因ではと思いましたが、その後よくよく観察した結果、悲しいことですが、どうやら加齢で足の保湿力とか潤いとかが乏しくなってきていることが一番の原因ではと考えています。
 
 そこで、今回は、それを実証するために、タイムロスはあるものの背に腹は代えられないので、20km毎にプロテクトS1を塗りたくろうと計画していました。しかし、プロテクトJ1なら、40km毎で良さそうなので、ロスタイムも半減しそうです。
 
 足が生きててからこそ、先に進めるわけですから ・・・ 
 本仮説が実証されますように!!
 って言うか、加齢って大変だよね。なんか、眼や皮膚で徐々に実感してきています。
 ・・・ 第2の人生に、ファイト!!

 

 なお、携行食やサプリメント類は、現地調達を基本にしたいと考えています。

 

 

・ ランナーズのランナーズウェストポーチ
 (下記のものを入れて走りたいと思います。)

・ 現金(万札1枚と4~5千円、自動販売機を考えると、小銭は必要。)
・ カード(コンビニでは、カードが重宝。ポイントも貯まる。)
・ 橘湾岸のコースマップ
・ チェックシート
・ 筆記用具(鉛筆)
・ 走行計画書
・ 健康保険証のコピー

 

 

 また、デポジットできるエイドには、栄養剤、汗拭きシート、テーピング用品一式、薬類一式等を準備しました。

 

 すべて準備が終わり、計測してみると携行装備品が500mlの飲料を入れて、3~4kgになりそうです。
 天候を見て、雨具類は留守番、ヘッドランプも軽量のものだけにするなどスリム化する必要がありそうです。

 なんか、ワクワクしてきました。

2017年10月17日火曜日

H29橘湾岸スーパーマラニックW273走行計画

 H29橘湾岸スーパーマラニックW273(実質276km)まで、2週間となりました。
 大会事務局より送られてきたコースマップを眺めながら、分かれ道やエイド、チェックポイントの場所をgoogleで細かく確認しています。

 今更ながら、とてつもなく長い距離に不安を感じながらも、あれこれと、対策を考えている時間は、何だか、至福のひとときとなっています。
 頭の中では、もう、すでに、10回は完踏したような気分です。

 

ざっくりとした計画

 ざっくりと、各エイド及びチェックポイント等での食事や休憩等のロスタイムを含み以下のように計画を立てました。

① 水辺の森公園を、11月2日10時にスタートし、平均速度6km/時(10分/km)で30時間走行し、小浜中継所(173.3km)に、3日16時頃までに到着。

② 小浜中継所で、4時間の小休止(食事、入浴、着替え、仮眠・・・ ができると良いな)

③ 小浜中継所を、3日20時にリスタートし、平均速度6km/時(10分/km)で10時間走行し、島原城森岳公民館(230.8km)に、4日6時頃までに到着。

④ 島原城森岳公民館からは、残りの45kmは、心身の疲労と、標高500mの眉山ロードと標高740mの雲仙岳超えが控えているため、平均速度5km/時(12分/km)で10時間走行し、小浜南本町公民館(276km)に、4日16時頃までにゴール。

 

 

P100部門及びL173部門との違い

 W273部門の小浜中継所からのコースは、P100部門のコースと全く同じであり、小生は、平成23年平成25年に完踏しました。
 また、W273部門の小浜中継所までの前半部分173kmは、L部門と全く同等であり、小生は、平成26年に完踏しました。なお、平成27年もL173部門に出場しましたが、荒天のためコースが短縮されました。

 W273部門は、L173部門とP100部門の2つ合わせて実質276kmを走るのですが、W273部門の小浜中継所までの前半部分173kmは、通常のL部門との幾つかの違いがあります。

 大きな違いは、コースの目印として要所要所の道路に引かれている白線が、W273部門では基本無いということです。
 また、L部門で設置されていた無人エイドは基本的に省略されています。

 よって、コースを熟知し、迷わず走行することと、道すがらのコンビニをうまく利用することが大切になってきます。
 ですから冒頭に記したように、大会事務局より送られてきたコースマップとgoogleを見比べながら、分かれ道やエイド、チェックポイントの場所を細かく確認しています。

 と、同時に、今回もスマホアプリ「地図ロイド」を活用したいと思います。

 

デジタルコースデータ

 次のマップは、小生が、平成25年に完踏したP100部門と平成26年に完踏したL173部門のGPSのログと大会のコースマップを元に、「地図ロイド」で利用できるファイルをルートラボにアップしたものです。(自己責任でお使いください。)

 

 ① H29橘湾岸(L173/W273)

 

 ② H29橘湾岸(P100/W273)

 

 ③ H29W273ウエイポイント.gpx
 H29橘湾岸W273上のエイドとチェックポイントの位置情報(ウェイポイントデータ)です。
 リンクを右クリックしてダウンロードを選ぶと、同ファイルをダウンできます。地図ロイドで利用できます。(自己責任でお使いください。)

 

地図ロイド

 ①、②、③のデータを地図ロイドに入れると次のようになります。

 長崎の地図の上に、W273のエイドとチェックポイントが緑色の雫印?(変更可)で表示されています。
 L173のコースが赤色、P100のコースが青色で表示されています。
 左下の+ボタンで、地図を拡大すると次のようになります。


 P100の走行ルートが、赤色実線で表示されています。
 現在地は、画面中央の十字印の部分です。

 島原城森岳公民館A17が緑色の雫印?(変更可)で表示されています。
 さらに、その上にリスタート小浜中継所からの現在地までの距離(58.4km)

 現在地から、島原城森岳公民館A17までの距離(934m)
 現在地から、千本木湧水A18までの距離(4.1km)が表示されています。

 現在地が、ルート(コース)上であれば、「ル:」表示され、距離はルート(コース)沿い距離で表示されます。
 現在地が、ルート(コース)を外れた場合は、「直:」表示され、直線距離で表示されます。
 右下には、現在地の前後10kmの標高グラフが表示されています。
 
 GPSをONにして、「現在地の追尾」を利用して走行すると、何処を走っているか一目瞭然です。また、ウェイポイント(設定したエイドやチェックポイント等)に到着した時やコースから外れた場合はアラームを鳴らす機能もあるようです。

 特に、夜は目標物が見つけにくいので重宝すると思います。しかし、橘湾岸W273では、50時間以上の長丁場ですので、スマホのバッテリーの事を考えると、コース確認のときだけに利用することが現実的でしょう。
 
 なお、YOHOOの地図データは、事前に閲覧しておくとキャッシュされ、スマホの電波が届かなくてもキャッシュデータで表示されます。
 ですから、大会前にコース確認しながら全コースを閲覧しておき、大会当日は、スマホを機内モードにし、コース確認のときにGPSだけをONにして地図ロイドを利用するなどするとバッテリーがかなり節約できます。

 

 

新道・旧道・ショートカット

 今回、事務局のホームページ(橘湾岸スーパーマラニック)がリニューアルされており、とっても充実しています。

 その中に、JKさんが作成されたW273のコースが紹介されています。
 そこで、事務局より配付された公式コースマップ、JKさんが作成された地図データ(青線)、小生が作成した地図データ(赤線)を比較してみると次のことが分かりました。 

 

① あぐりの丘から式見漁港の間
 公式コースマップ11~13番と、小生が平成26年に完踏したL173部門の地図データ(赤線)とは同じであるが、W273部門では、JKさんが作成されている青線のコースがデフォルトで容認されているようである。

 湾岸掲示板 No.4915で、以下のような記載がありました。
 
 『・・・・ あぐりの丘から式見への下りのルートは、前回のWの時は、地図と違い、「右折の下り直行街中ルート」でしたが、今回も前回と同じと考えてよろしのでしょうか?送付の地図では「迂回トンネルルート」となっておりますが。
 ・・・
 事務局で申し合わせておりますのは、「Wコースはあぐりの丘から右折していただきませう。」。Wは長かけんで、少しくらいサービスせんばたい、・・ということですけんが。
 ・・・・・・
 ただし、「うんにゃ、おらは正規コースで行くだ!!」ちゅう方は遠慮なく左折して長く走ってももちろんよかざんすよ。 ・・・ 』

 

② 水仙の里から野母漁港の間
 公式コースマップ30番と小生の地図データ(赤線)は、海岸沿いの道を通っているが、JKさんの地図データ(青線)では直進している。たいした距離ではないが、ショットカットができそうである。

 

③ 飯香浦の旧道と新道
 公式コースマップ53番には、以下の様に記載されています。
 新道は少し距離が長くなる。旧道は急坂上りがあります。
 新道・旧道どってでも可。
 同じような坂があと二つあるので、旧道を通過した方が気分転換になるかも。

 

④ 立石トンネルの完成(宮摺海水浴場から長崎ハウスぶらぶら間)
 公式コースマップ49番に、『平成29年3月に、立石トンネル(958m)の完成により海岸沿いを通る必要がなくなり、直線のトンネル通行となります。約250mほど距離が短くなります。』と記載されています。

 

⑤ P100部門のコースには、3つのデータに特に違いはありませんでした。