2018年9月30日日曜日

H30九州脊梁山脈トレイルランin山都町関門アウト

 平成30年9月23日、九州脊梁山脈トレイルランin山都町に参加してきました。
 この大会、過去3回出場し、2勝1敗です。
 昨年度よりコースが一部変更され、制限時間も30分延長されるなど、少しハードになっています。

 しかし、昨年度は荒天のため大会が中止されましたので、新コースでの大会は今回が初めてとなります。
 なので、非常に楽しみにしていたのですが、結果は残り7kmの得意の下りロードを残して、28km地点の遠見山第2ASで残念ながら関門アウトになってしまいました。
 これで、本大会は、2勝2敗になってしまいました。

 22日(土)の昼食後、宮崎の自宅より延岡周りの一般道で、大会前日の車中泊予定地「道の駅 そよ風パーク」を目指しました。
 17時前に、「道の駅 そよ風パーク」到着しましたが、近くに食事場所がなくて苦労しました。
 なんとか近くの惣菜店で夕食を済ませて、今回「道の駅 そよ風パーク」をチョイスした最大の目的である道の駅内の温泉で一汗流しました。

 その後、本道の駅で車中泊するつもりでしたが、ホテルやコテージ、キャンプ場など充実しているものの、他の道の駅のような気軽な駐車場所が見つからず急遽予定を変更することにしました。

 まずは、次の車中泊候補「道の駅清和文楽邑」に移動しました。駐車場、トイレ、自販機が揃い、車中泊として申し分ありませんでしたが、コンビニが近くにありませんでした。
 次に、「道の駅通潤橋」に移動しました。道すがらにコンビニはありましたが、真っ暗な駐車場で躊躇しました。
 そこで、コンビニで食料を調達し、「道の駅清和文楽邑」に再度戻って車中泊をしました。ここは、トイレも明るく良かったです。

 23日(日)、4時に起床し、軽食とトイレを済ませて、4時半前に大会会場に向かいました。
 4時45分頃、大会駐車場となっている緑仙峡キャンプ場に到着しました。
 その後、約1km離れている受付会場緑仙峡 水の森交流館に徒歩で移動し、受付を済ませました。

 受付では、誓約書の確認の他に、山での遭難に備えてでしょうか、携帯番号の確認と、GPSの起動確認が行われました。

 受け付け終了後、再度約1km歩き、緑仙峡キャンプ場に戻り、着替え、トイレ、準備を行いました。
 そして、6時過ぎに、再々度、約1km歩き、スタート地点緑仙峡清流館に向かいました。

 神事、開会式、準備体操の後、7時15分、いよいよスタートです。

 まずは、ロードを上って行きます。

 7時15分、2km程進んだところで、人一人がやっとのトレイルとなりました。
 しかし、全く進みません。
 何度も立ち止まりながら、のろのろとした歩みです。

 一向に進まない原因が分かりました。
 先頭選手の大部分が、写真の5m程先の左折して崖を登らなくてはいけない部分を直進してしまい戻ってきているのです。
 この部分で、大渋滞が起こっているのです。

 崖を登ると再びロードでした。

 7時52分、4km手前から再びトレイルとなりました。
 写真は、トレイルに入り20分ぐらいしたときの様子です。

 8時30分、約4.9km地点です。

 8時42分、約5.2km地点です。

 8時49分、5.7km付近の様子です。

 10時02分、9.3km付近です。
 この頃から、脚の痙攣が始まり、登りが思うようにいかなくなってきました。

 10時24分、10km付近の小川岳山頂です。

 11時35分、予定より1時間以上遅れて、14km地点の五ヶ瀬ハイランドスキー場第1ASに到着しました。
 関門10分前の到着でした。
 スキー場の急峻な坂を登り、疲れ切って、暫く倒れていました。
 エイドで、給水と酢飯、ブドウ等をいただき、少し元気を取り戻して先に進むことにしました。

 エイドから向坂山までは、700m位ですが、リフト乗り場の急峻な坂と丸太階段が待っています。
 案の定、情けないことに両脚のふくらはぎに続き太腿が痙攣を起こし始めました。
 そうこうしているとスイーパーさんが追い付いてきました。
 スイーパーさんにエアーサロンパスを吹きかけていただき、11時54分、本校ース最高峰向坂山(1685m)に到着しました。

 スイーパーさんに、『リタイアするなら今です。この後は、14km先の遠見山まで、自力で行かないと収容できません。』と言われました。
 確かに、完走は難しくなりましたが、関門アウトになってもリタイアはしたくなかったので先に進むことにしました。

 疲れてはいましたが、下りは結構楽しく走ることができました。
 しかし、登りになると途端に脚の痙攣がぶり返し、とんでもなく大変な走行になりました。

 それでも、三方山の関門時刻を考えると歩みを止める訳にはいきません。
 フラフラとしながら、13時40分、20km地点、標高1578mの三方山に到着しました。
 関門5分前でした。

 遠見山第2ASの関門に間に合うためには、残り1時間で8km走行する必要があります。
 基本下りですが、トレイルですから・・・
 走れる下りは、かなり頑張りましたが、結構アップダウンがあるのです。
 緩い上りも、疲れた脚には厳しいものがありました。

 14時56分、遠見山第2ASまで、残り1kmを切っている地点です。
 しかし、残念ながら、今回は関門アウトですね。

 15時10分、28km地点、遠見山第2ASに到着しました。
 14時45分が関門ですので、25分のオーバーとなりました。
 残り7kmは、ほぼ下りロードですので、時間にして50分にもならないでしょうが残念です。

 収容車で会場に戻ると、片付けの最中でした。
 しかし、振る舞いの獅子カレーと猪鍋が待っていてくれました。
 お腹が減っていたのか結構なボリュームを完食しました。
 美味しかったです。ありがとうございました。

 食事後は、約1km先の駐車場まで歩いて戻り、川で足と顔を洗い、通潤山荘「浜の湯」に向かいました。

 無料温泉券を使って、汗を流してすっきりした後は、高速(九州道)を使って宮崎に戻りました。

 参加賞のTシャツです。

 

 今回のトレイル残念ながら関門アウトでしたが、丁寧なコース案内、スタッフのみなさんの温かな励ましなど、非常に多くのみなさまにお世話になりました。
 ありがとうございました。
 来年は、完走できるように精進して戻ってきます。

 本日のワークアウト 第11回九州脊梁山脈トレイルランin山都町 走行距離 35km 28km地点で関門アウト グロスタイム 7時間55分 でした。

2018年9月9日日曜日

H30キタクマヤッホートレイル中止

 H30年9月9日(日)、H30キタクマヤッホートレイルに参加してきましたが、残念ながら荒天のため大会が中止になりました。

 参加賞は、キタクマヤッホートレイル特製渋うちわ、鶏塩たまご麺、ラビンエイド、ENARGYSAURUSgel、ゆず蜜とアセロラ&ハニー、マックフライポテトとハンバーガー招待券、山鹿温泉さくら湯入湯券でした。

 天候が回復するのを祈りながら、8日(土)、16時すぎに宮崎の自宅を出発し、北熊本SAに19時頃到着し、夕食を摂った後車中泊しました。
 19時の大会Webページは、『現在発表されている気象情報と現地状況を総合的に判断を致しまして、明日は予定通りの開催を致します。 ただし、明日朝の状況では、コースの短縮、大雨警報が発令された場合、スタート時間の1〜2時間の後倒し、 当日の中止発表をせざる得ない状況があることをご理解いただけますと幸いです。その判断は明日の受付時間帯にアナウンスをさせていただきます。 明日も雨予報、気温も低いです。雨対策(レインウエアやエマージェンシーシート等)のご準備をよろしくお願い致します。』でした。
 よって、レインウェア必須だな。カンカン照りよかましかなと思いながら眠りにつきました。

 9日(日)4時に起床し、朝食、トイレ、テーピング、着替えを済ませて、会場に向かいました。
 朝、結構な雨で、気にはなったのですが、大会Webページがつながらず、とにかく会場へという感じでした。

 で、6時頃会場駐車場に到着した後、残念ながら大会中止を知り、参加賞をいただき、早朝から行く当てもなく宮崎にとんぼ返りでした。
 しかし、自宅に帰って参加賞の山鹿温泉さくら湯入湯券をよく見てみると朝6時から入浴OKでした。残念!!

 大会スタッフさんも、苦渋の開催中止だったでしょう。
 おつかれさまでした。
 また、来年よろしくお願いします。

2018年9月1日土曜日

H30水上マウンテンパーティー棄権記

 平成30年8月26日(日)、H30水上マウンテンパーティーに参加してきました。
 結果は、2度のコースアウトのあげくに、コースロストに陥り、残念ながら13kmの第一エイドに2.5km程オーバーして到着し、気力・体力を喪失し リタイアとなりました。

 8月25日(土)、昼過ぎに宮崎の自宅を出発し、西米良回りで湯山小学校に向かい、16時頃受付を済ませました。

 受付では、身分証明書と申込用紙を提出し、ゼッケン、大会冊子等を受け取りました。
 参加賞は、ENERGYJELL、湯山の紅茶、水上村産ヒノヒカリ2合、乾燥にんにく、本格焼酎「鬼倒」、「みずかみ村の水」でした。

 受付後は、「ゆのまえ温泉湯楽里」に移動し、温泉にどっぷり2時間浸かり、夕食をいただきました。

 夕食後、コンビニで、朝食を調達し、大会臨時駐車場となっている水上村あめんぼー館にて、車中泊をしました。

 26日(日)、4時に起床し、朝食、トイレ、準備をしました。
 水上村あめんぼー館と湯山小学校の間を走る大会臨時ピストンバスに乗車し、5時半前に、湯山小学校体育館に到着しました。
 

 暫く体育館で休んで、6時30分にショートの部がスタートしました。

 スタートから市房山キャンプ場までの序盤4kmはロードですが、後半は結構な急勾配でした。

 7時8分、4km付近の市房山登山道の入口です。

 7時10分、登山道入口から2~300m程登ったところです。

 7時20分、4.7km付近の丸太橋です。

 結構な崖と斜面に苦しめられました。

 8時10分過ぎ、6km付近で、1度目のコースアウトです。
 右折場所が分からず、100m近く登りすぎたところで、先行選手がコースアウトに気づき下ってきました。
 先行選手によりコースアウトが分かったということは、自分にとってはコースアウトした距離が先行選手より短く、さらに、ほぼ最後尾集団で進んでいましたが、この件で自分より後方に10数名程度選手が増えることになりました。
 まあ、そういう意味では、このコースアウトはラッキーでした。

 8時21分、6.3km付近の沢です。
 トレイルの沢は、なんか冒険心をくすぐりますね。

 8時51分、8.4km付近の下り斜面です。
 ウェットですりやすくなっており、身体を支える樹木のないところでは、おしりを着けるようにして、斜面を下って行きました。

 8時57分、8.6km付近の沢です。
 このコース、小さな沢が沢山ありました。ワクワクです。

 結構多彩な顔を見せるトレイルに気合いが入り、楽しく走っているといつの間にかソロランになっていました。

 9時過ぎに下りの林道に到着し、こことばかりに意気揚々と一気に駆け下って行きました。
 しかし、暫くして、異変に気がつきます。
 いくら駆け下っても、周りにコース目印の黄色テープが見当たらないのです。
 慌てました。

 本コースの正確なGPSデータを持ち合わせず、大会WebのPDFコースマップから、手作業で入力した荒いデータをトレッキングナビに入力しただけでした。
 しかし、今となっては無いよりはまし。早速調べてみると案の定2度目のコースアウトです。
 なんと今回は、林道を1km近くコースアウトして駆け下っていました。
 一本道だと思っていた林道のどこかに分かれ道があったのです。
 駆け下った分、登り直さなければなりません。

 林道の周囲に目を配り、コース目印の黄色テープを探索する気が遠くなるような登りになりました。
 林道には、陽射しが容赦なく照りつけ、飲料水も残り少なくなっています。
 さらに、本コース、携帯のつながりも乏しく、下手をすると遭難しそうでした。

 9時50分、やっと右手に黄色テープを発見しました。
 往復、およそ30分間、約2kmオーバーのコースアウトとなりました。

 10時前に、林道を抜け、尾根を進むコースとなりました。
 暫く進むと、またもやコース目印の黄色テープが見当たりません。

 先程のコースアウトで、すっかり弱気になっています。
 トレッキングナビでの確認では、間違っていないようなのですが、黄色テープが見当たらないと、一歩も先に進めなくなっていました。
 数百メートルの尾根伝いを行ったり来たりのコースロストに陥ってしまいました。

 そうこうしていると、後続選手が近づいてきました。そして、その後ろには、なんとスィーパーさんがいます。
 道は間違っていなかったのです。と同時にラス2を進んでいることが分かりました。
 安堵感とともに気力が無くなり、すぐに最後尾となってしまいました。

 最後尾になると、急に楽になり、スィーパーさんとあれこれ談笑しながら進みました。
 で、気がついたことは、スィーパーさんが、最後尾で黄色テープ回収しているのです。

 で、思ったのです。
 先程の林道でのコースアウトからの復帰が、もう少し遅れていたら、コース目印の黄色テープは、このスィーパーさんに回収されていたのです。
 これって、怖くありません?
 と同時に、スィーパーさんの黄色テープ回収前に、コース復帰できたことを幸運だと思いました。

 11時06分、13km地点の第一エイドに到着しました。
 頭からたっぷり水をかぶりました。

 エイドでは、水上村の美味しい水をたっぷりいただき、プチトマトをいただきました。
 さらに、スタッフさんから温かいエールをいただき感激でした。
 しかし、気分はすっかりリタイヤに固まっていましたので、ここでリタイア宣言させていただきました。

 リタイア宣言し、スタッフさんと話していると、意外な事実が判明します。
 最後尾だと思っていた自分の後ろに、あと7名の選手がいるはずだとのことです。
 えぇ、スィーパーさんがコース目印の黄色テープを回収しています。
 どうなるんだろう。
 スタッフさんも大慌てで連絡を取り合っていましたが、その後大きなニュースにもなっていないので大丈夫だったってことですね。

 また、2度目のコースアウトの箇所は、昨年度、先頭の選手もコースアウトしたとこだと慰めていただきました。

 今回の件で、トレイルに挑戦する場合は、やはり詳細な地図情報を確保しておくことが重要であることが思い知らされました。
 帰宅後、色々と調べてみると、YAMAPに過去のレース記録が登録されていました。
 次回からは、このYAMAPよりGPSデータをダウンし、コースアウト、コースロストを極力避けたいと思いました。
 また、次回からのトレイルでは、GPSデータの活用としてアプリGeographicaの活用を研究中です。

 ということで、今回は第一エイドからゴールまでは、リタイヤ収容車にて移動でした。
 運転手さん、ありがとうございました。

 ゴール地点では、鹿カレー、鹿味噌汁、自家製パンの振る舞いをいただきました。
 鹿カレーも鹿味噌汁も初めてでしたが、とっても美味しかったです。
 自家製パンは、ビニル袋に入れていただき、妻へのお土産にしましたが、美味しいと好評でした。
 スタッフのみなさんありがとうございました。

 今回は、くぐることができなかったゴールゲートですが、次回は必ずくぐりたいと思います。
 スタッフ、関係者、地元の皆様、そして選手の皆様、ありがとうございました。
 悔しくも、楽しい一時を過ごせることができました。
 次回もよろしくお願いいたします。

 食事の後は、湯山小学校と水上村あめんぼー館との間を30分おきにピストン運行される臨時大会バスに乗り込んで、車を駐車している水上村あめんぼー館に向かいました。
 バスの車中からは、最後の力走をしている選手を見ることができました。
 各選手にエールを送りながらも、次回は、あそこに絶対に仲間入りするぞと固く誓いました。

 駐車場では、軽く着替えて、一路、西米良村経由で宮崎の自宅に向かいました。
 途中、西米良温泉で汗を流して、すっきりさせて、17時頃帰宅しました。