2018年10月26日金曜日

H30四万十川ウルトラマラソンショート完走記その2

 20日(土)は、道の駅とおわで車中泊しました。
 肌寒く、星のきれいな夜でした。
 流れ星を観ることもできました。

 21日(日)、昨日早くに就寝したものですから5時前には目が覚めていました。しかし、顔の周りのひんやりとした空気に寝袋の中で暫くガサゴソしていました。
 6時前に起き上がり、朝食代わりにクッキーなどを摘まみ、トイレ、着替えを済ませて7時前にこいのぼり公園に向かいました。
 
 昨晩は気がつかなかったこいのぼり公園の入口に今朝は警備員さんがおられ、スムースに選手駐車場に到着することができました。
 こいのぼり公園は、国道から車1台くらいの幅の急坂・急カーブを下ったところですので、夜は見つけにくいし初めての人には夜はちょっと危険ですね。

 テーピングしたり、ストレッチしたりしながら、10時のスタート時間を待ちました。
 また、9時頃、地域の小学生によるブラスバンド演奏のおもてなしがありました。ありがたいことです。
 
 そのころ、四万十川の対岸では、5時にスタートした100km部門の選手がちらほらと見えてきました。
 凄い。600mの高低差を登り越え、既に40km走っているのですから・・・

 会場では、メーカーさんがアミノバイタルを無料配付していました。
 スタート30分前に摂ると良いとのことで早速いただきました。
 この後、ゴールを含め、20kmおきにアミノバイタルを無料配付していただきました。

 10時15分くらい前になると、こいのぼり公園から、国道上のスタート位置に移動しました。
 10時ジャスト、60km部門がスタートしました。

 スタート直後は、集落に挟まれた国道381号線を1kmくらい下ります。

 左手にある橋を一度100mくらいやり過ごし、距離調整でしょうか?ユーターンして橋を渡って、四万十川の対岸のロードに向かって行きます。

 橋の上からは、雄大な四万十川を観ることができました。

 対岸に渡ると直ぐに1.8km地点のエイドがありました。
 ここには、おにぎりがありましたので、朝食代わりに2個いただきました。
 本大会エイドが充実しています。
 大会Webページには『約2.5km毎に水。5km毎にスポーツドリンク、コーラ、バナナ。20km毎にはおにぎり、パンなどの給食。その他にもカステラ、みそ汁、レモン、梅干し、みかん等を準備し、ウルトラランナーをサポートします。』とありましたがその通りでした。
 

 左は崖、右は雄大な四万十川を眺めながら快適なランです!!

 しかし、離合も難しそうなこの狭い道に結構車両が行き来していました。
 バスにも3,4回遭遇し、崖にへばりつくことも何度かありました。
 
 好天に恵まれ、暑くなるだろうと思っていましたが、山陰になっているコースに助けられました。(前半だけでしたが・・・)

 10時54分、8.2kmの給水エイドの様子です。
 スタッフの方々は多分地域の方なんだろうなと思いながら、生活道路を走行させていただけることに感謝しながら走りました。

 11時27分、13.6kmの給水エイドの様子です。
 小刻みなアップダウンが見てとれますね。
 この後、川沿いまで下って行きます。

 出ました!!
 四万十川ウルトラマラソン名物の沈下橋です。

 そして、沈下橋の往復です。

 11時36分、15km付近の様子です。
 これから、沈下橋付近の標高50mくらいから、標高150mくらいの場所まで一気に登り、一気に下って行きます。 

 11時49分、17km付近の様子です。
 この頃から、影がなくなり暑さとの戦いも始まりました。

 12時01分、18.5kmの給水エイドの様子です。
 暑さしのぎにエイドに到着する度にポリバケツの水を毎回頭からかけていただきました。

 12時25分、21.8kmのレストステーション(カヌー館)です。
 選手、スタッフ、応援の方々人で賑わっていました。
 トイレを済ませ、顔を洗い、給食、給水タイムをとりました。

 12時51分、25.3kmの給水エイドです。
 そう言えば、郷土宮崎県の100km部門出場のランナーさんからエールをいただき元気が出ました。
 帰宅して調べてみると、宮崎県からは100km部門に登録男子5名、一般男子15名、60km部門に一般男子4名の計24名の参加でした。

 13時17分、28.6kmの給水エイドの様子です。

 13時35分、30km付近の茅生大橋の往復です。
 やっと、コースの半分をクリアしました。

 13時42分、31.3kmの給食エイドの様子です。

 14時15分、35.1kmの給食エイドの様子です。

 14時38分、37.6kmの給水エイドの様子です。
 四万十川ウルトラマラソンのエイドは充実していますので、手ぶらで走ることができます。
 しかし、『筋肉消炎鎮痛スプレーは用意していません。』と記載されていたので、ボトルフォルダー付ウェストポーチに筋肉消炎鎮痛スプレーを放り込んで臨みました。
 しかし、ゴールまで使うことはありませんでした。また、非公認で筋肉消炎鎮痛スプレーを準備してくださっているところもあったようです。

 14時54分、39.5kmの給食エイドの様子です。

 14時57分、40km付近のトンネルです。
 トンネルは直射日光を遮ってくれる一時のオアシスです。

 15時41分、45.2kmの給食エイドの様子です。
 やっと、フル一本分をクリアしました。

 16時04分、48km付近の四万十川です。
 雄大な景色ですね~
 こんな場所を走っていることに感動と感謝です!!
 そして、日が傾いてきました。

 16時12分、49kmの給水エイドの様子です。
 後、10kmちょっと!!

 16時28分、50.9kmの軽食エイドの様子です。
 残り10kmを切りました。

 17時35分、ゴールまで7、800km付近の住宅街の最後の急坂です。
 辺りはすでに薄暗くなり、かがり火が焚かれています。
 
 そう言えば、5km以上前から、沿道ではライトやかがり火の準備をしていました。
 『もっと暗くなって、この幻想的な光の中を通過すれば、きっといい思い出になるだろうな!!』とゴール前に次回の100km部門への思いを馳せていました。

 この後、住宅街を右に左にこれでもかとうねりながら、17時44分05秒、無事ゴールテープを切ることができました。
 高校生ボランティアさんに完走メダルをかけていただき、ドリンクを手渡され、イスに座るとランナーズチップを素速く取っていただきました。
 高校生ボランティアさんのスピーディーで、温かなおもてなしに感謝です。

 その後、完走証を受け取りました。

 手荷物を取りに行くと、学生ボランティアさんが遠くからゼッケンを読み取り、受付に着いたときには荷物が届いていました。
 素晴らしい!!学生ボランティアさんのキビキビした活躍に感動でした!!

 ドリンクや給食が準備されていましたが、ゴール直前のアップダウンでのラストスパートで胃がムカムカして食する気分になれませんでした。残念!!

 また、帰りのフェリーに少しでも早く近づきたいとの思いで、スタートこいのぼり公園への無料大会バス乗り場へ急ぎ順番待ちしました。

 この後のことは、その1を参照してください。

 

 

 参加賞のTシャツです。

 参加賞のチキンラーメンとカップヌードルです。

 

 

 本日のワークアウト 第24回四万十川ウルトラマラソンショート 走行距離 60km グロスタイム 7時間44分05秒 ネットタイム 7時間43分49秒 でした。

 

2018年10月23日火曜日

H30四万十川ウルトラマラソンショート完走記その1

 平成30年10月21日(日)、四万十川ウルトラマラソンショート(60km)部門に参加してきました。

 先月9月25日に両脚の下肢静脈瘤の手術を受け、運動制限が大会1週間前にようやく解けました。
 本大会は、その手術後の復帰第一戦の慣らしランとなりました。

 表面序は確認できませんが、両太腿の静脈は焼き潰されていますので妙なつっぱり感がまだ残っています。
 また、何より3週間近く走っていませんので、とても心配でしたが大きな不調を生じることなく7時間44分05秒で完走することができました。

 

 

 

 本大会、かねてより参加したかったのですが、過酷なコースと宮崎からのアクセス手段等の問題から、なかなかエントリーに踏み込めませんでした。

 今回、日程の都合がつきそうなことから、まずは手始めにコースがほぼ下り基調になっているショート(60km)部門にエントリーしました。
 しかし、実際に走ってみるとかなり小刻みなアップダウンの連続でした。

 下の図は、大会Webページのコース高低図と小生のGPSウォッチのデータによる高低図を併記したものです。
 トンネルや崖影の影響でGPSデータに信頼性の欠ける部分が多々観られるものの、ほぼなだらかな下り基調との初期の認識とは大きくかけ離れ、小刻みなアップダウンが見てとれます。

 勿論、このことは公式コース高低図が虚偽なのではなく、100km部門の前半の標高600mを越える超ハードなコースが、後半の小刻みなアップダウンを縮尺の関係で覆い隠してしまっているからなのです。
 このことに、もっと早く気付くべきでした。
 そうすればもう少し心づもりもでき、もっと違った走りができたように思いましたが後の祭りでした。
 しかし、次回フル100km部門参加時の大きな情報を得ることができました。

 

 

 大会会場へのアクセスと帰宅は次のように行いました。

 大会前日、10月20日(土)、9時過ぎに宮崎の自宅を出発し、臼杵港を目指しました。
 グーグルでは、東九州自動車道を利用して2時間20分前後で、臼杵港に到着予定でしたが、自動車搭載のナビが東九州自動車道の完成を感知しておらず、不用意に高速を途中下車してしまい延岡市内でうろちょろしてしまいました。
 ちょっと慌てましたが、フェリーの乗船手続等のため余裕を持たせて計画していましたので、予定通り12時40分発八幡浜行きフェリーに乗船することができました。

 また、乗船前にフェリー乗り場の食堂で鶏天弁当を購入し、フェリー内で昼食を済ませました。

 フェリーの乗船時間は2時間20分で、15時ちょうどに八幡浜港に到着しました。
 八幡浜港からは、特に急ぐ必要が無かったので一般道を利用して、前日受付会場の十和体育館(高知県高岡郡四万十町久保川)を目指しました。
 途中、給油と朝食の調達を予定していましたが、給油は帰宅まで保ちそうであること、朝食は鮮度を考えて目的地近くでと考えていると近くにコンビニがなくなってしまいました。
 

 十和体育館は、国道から少し引っ込んだところに位置していましたが、案内掲示板が設置されていましたので助かりました。
 17時半頃、十和体育館に到着し前日受付を済ませ、同会場で18時からの実施される前夜祭(選手無料)を待ちました。
 ステージでは、地元の可愛い子どもたちの太鼓演奏のおもてなしがありました。

 18時に、前夜祭の会開行事が行われました。

 テーブルの上には、地元の婦人会のみなさんが丹精込めてつくられたご馳走がずらりと並んでいました。

 また、しし汁の振る舞いもありました。

 前夜祭のおもてなしメニュー表です。

 すっかり地元の食材を堪能し、贅沢な夕食を済ませることができました。
 婦人会の皆様、ごちそうさまでした。そして、ありがとうございました。

 十和体育館を出るときには、辺りは真っ暗でしたが、星はきれいでした。
 国道沿いにあるはずのこいのぼり公園は、よく分かりませんでした。
 そこで、道の駅とうわで車中泊をすることにしました。

 

 スタートからゴールまでは、その2に記載したいと思います。

 

 帰路で困ったことは、まず、ゴール時間が何時になるだろうか。
 また、ゴール場所からスタート場所(こいのぼり公園:選手駐車場)に戻る大会専用バスは何時頃着くのだろうかということです。
 不確定要素が多いので、とにかく早くゴールすることと、フェリーは最終(八幡浜23時50分発)を予約しました。

 幸いなことに17時44分にゴールしましたので、直ぐにこいのぼり公園に向かう無料の大会専用バス停に向かいました。
 予定では、17時30分、18時30分、19時00分、20時00分、20時30分が予定されていましたが、18時10分くらいのバスに乗ることができました。

 相席したランナーさんとは、ランナー話に話が弾み、あっという間に選手駐車場こいのぼり公園に着きました。
 19時半前には、到着していましたから、バスの所要時間は、7、80分くらいだったと記憶しています。

 駐車場は、真っ暗でした。
 常連のランナーさんは、懐中電灯を用意していました。

 駐車場を出ると直ぐ近くにある温泉旅館十和を尋ね、汗を流しました。
 立ち寄り湯は、19時までだそうですが、特別に入浴させていただきました。
 ありがとうございました。すっきりした身体と気分で帰路につくことができました。

 次は夕食ですが、さすがに疲れて胃がムカムカしており、うどんしか胃が受け付けないような状態でした。
 すでに20時近くになり、近くに開いているうどん屋さんを探すことは無理そうでしたので、帰路の途中のコンビニを目指しました。
 20時半頃、コンビニでうどんをいただき、遅い夕食を済ませました。

 22時少し前に、八幡浜港に着きました。
 係員さんに、ちょうど22時に出港する便に変更して乗船しますかと問われましたが、変更する気力も無く、深夜に帰宅しても妻を起こすことになるので、車中で仮眠して最終便を待つことにしました。

 うとうとしていると、運転席のウィンドウを叩く音に目が覚めました。
 23時半頃でしたでしょうか、乗船を知らせる係員さんでした。
 一番に乗船すると、2等船席のフロアーに倒れ込み爆睡でした。

 2時少し前に目が覚め、すっきりした気分で下船時刻2時15分を迎えることができました。
 元気になると無性にお腹が空いて、下船すると直ぐにコンビニに向かいおにぎりを購入しました。

 帰路では、往路での轍を踏むこと無く、東九州高速道を下車させようとする情報の古いナビに逆らい、宮崎まで高速を下りることなく走行することができました。
 そして、5時少し前に、我が家に無事完走メダルを持ち帰ることができました。