残念ながら中間地点109kmの恐竜博物館でリタイアでした。
5月3日、長崎出島を4時45分にスタートしました。
7km地点の稲佐山山頂チェックポイントに4時42分に到着しました。
自分的には、結構な早さで到着できてビックリでした。
西には、昼から到着するであろう女神大橋と伊王島が見えていました。
また、東を見ると朝日が丁度昇ってきており、本大会を祝福しているように思え感激でした。
コロナ禍で大会を控えている内に、体重は増えるは、筋力・体力・持久力は落ちるはで、今回は、エイドやコンビニでの時間や記録写真など走力を妨げる行為を極力減らす方針で臨みましたが、稲佐山での感激的な風景には暫し脚を止めて写真を撮ってしまいました。
ですから、以降写真は殆どありません。しかし、帰宅して振り返ってみると写真があるから記憶がたどれるし、写真を撮ることをモチベーションに走ることもできたのではと思いました。
8時10分、23.5kmの時津町久留里郷エイドに到着し、パンとスープをいただきました。美味しかった。写真撮っとけば良かった。
エイドやコンビニでのロスタイムを含めて、前半はキロ9分,後半はキロ10分で走行すれば完踏できるのではと皮算用しました。
また、run&walkで、体力を温存しながら不眠不休で34時間かけて217km走行し続ける作戦です。今のところ、いいペースです。
陽射しと登り坂に少しずつ走れなくなってゆく身体を感じながら、9時28分、鳴見ダムチェックポイント&エイドに到着しました。
エイドでボランティアをされているAさんお会いし、『これから暫く下りですので走れますよ!』とエールをいただき、再度run&walkで進んで行くも、豊洋台団地への最後の登りで走れなくなりました。
豊洋台団地からの下りは何とか走ることができましたが、アグリの丘への登り坂は、只々黙々と歩くのみでした。
Aさんは、明日は、じゃがいも畑でエイドボランティアをするとのことでしたので、是非辿り着きたいと思ったのですが ・・・ 残念な結果になってしまいました。
11時36分、45.0kmのアグリの丘チェックポイント&エイドに到着しました。
トイレ休憩を取り、アグリの丘からの下りは、run&walkを再開しました。
一昔前なら、一気に下ることができたのでしょうが、今は、膝や腰をかばいながらの走行です。
式見漁港まで降りてくると、アップダウンの激しい海岸沿いを10km程度進みます。
陽射しと登り坂で徐々に体力が消耗し、気力も萎えてきます。
またもや只々黙々と歩くのみになってきました。
女神大橋へ向かう大浜トンネルの入口で、後ろから声がかかります。
振り返るとkさんです。
実はkさん、名簿では5時出発でしたが、今朝見当たらないなと思ったら、7時出発に繰り下げての挑戦の申告したとのことでした。素晴らしい!!羨ましい!!
kさんには、女神大橋の入口まで併走していただきましたが、こちらは只々黙々と歩くのみになっていましたので恐縮でした。
14時42分女神大橋を渡り、15時前に65.0kmの女神大橋エイドに到着しました。
うどんが美味しかったですね。
夏のC120kmの大会では、ちょくちょく走れていたのにと思える場所も、悔しいことに今回は只々黙々と歩くのみになっていました。
伊王島大橋道路公園エイドを通過し、17時56分、82.2kmの伊王島灯台に到着しました。
太腿や脹ら脛に痙攣が出始め、芍薬乾燥湯を飲みました。
心配していた膝、足首の故障と足の肉刺は、テーピングが功を奏していたようです。
しかし、美しい伊王島大橋などを写真として納める気力は、すでに失せていました。
19時14分、88.9kmの復路の伊王島大橋道路公園エイドに到着しました。
パスタを美味しくいただきました。
・・・ で、思ったことは、何時もは、この時点で食べ物を受け付けなくなるのですが、今日は、美味しくいただける。
きっと走ってないからでしょうね。嬉しいような情けないやら ・・・
この時点で、予定より1時間遅れが出ていますので、完踏は難しくなってきました。
中間地点109.0kmの恐竜博物館体育館まで頑張ることにして只々黙々と歩きました。
ヘッドランプをつけて、香焼町のアップダウンの激しい海岸沿いを進んで行きます。
104.4kmの以下宿エイドの2km先にコンビニがありますので、そこでビールを購入することをアメにして黙々と歩きます。
もう、全く記録写真はありません。
500mlのビールを片手にグビグビ飲みながら、真っ暗闇を黙々と進み、中間地点109.0kmの恐竜博物館体育館に23時前に到着しました。
リタイア宣言をし、シャワーを浴び、ボランティアリタイア収容車で、まずは、樺島公民館に運んでいただけることになりました。
車のシートに座るや否や座ることを想定していない筋肉が引きつり脂汗が吹き出してきます。
さらに、車に揺られ、今頃になってビールが効き出したのか、吐き気がして車を止めていただいて吐き出す始末。
なんとか樺島公民館に辿り着き、ステージでぐったり横になり、食べたかった樺島公民館のカレーを戴くことができませんでした。残念!!
その後、リタイア収容バスで、茂木長崎ハウスぶらぶらに移送していただき、朝まで爆睡でした。
6時頃に再度、リタイア収容バスで、ゴール小浜南本町公民館に移送していただきました。
ここで、大切なことを思い出しました。
茂木長崎ハウスぶらぶらで自分の荷物をすべて受け取らないと直ぐに帰れないのです。
諦めて、7時30分からの望洋荘温泉に行きました。
2時間ぐらいたっぷりと浸かり、特に打たせ湯でマッサージして、小浜南本町公民館に戻り仮眠して荷物を待つことにしました。
・・・ と、10時頃に小浜南本町公民館に戻るや否や荷物がトラックで届きます。
そこにいるすべてのボランティアスタッフおよびリタイア者が荷物運びと仕分けにかり出されます。
今しがた温泉で流した汗が、復活です。
しかし、一仕事終わった後に、お味噌汁とおにぎりお稲荷さんをいただき、美味しく戴きました。
その後は、荷物を担いで、駐車場に行き、まずは一番近い今村パーキングエリアに向かい仮眠しました。
その後も、サービスエリアやパーキングエリアで小休止しながら、宮崎の自宅に22時頃到着しました。
本日のワークアウト 2022橘湾岸スーパーマラニック273(E217km) 走行距離 217km 109kmでリタイア 18時間18分 でした。
今回も、多くのボランティアさんや選手の皆さまに支えられた大会でした。感謝いたします。
思うような成果は出せませんでしたが、次回に向けて頑張ります。
追伸、昨日、妻から『少し痩せた?』と聞かれました。
実は、本大会で念願の70kgをやっと下回ることができました。
お遍路さん後は、65kg程度でしたのに、コロナ禍の影響もあり、最高75.3kgにもなり、減量が課題でした。
リバンドしないようにトレーニング継続し、秋に向けて頑張るぞ~