平成30年10月21日(日)、四万十川ウルトラマラソンショート(60km)部門に参加してきました。
先月9月25日に両脚の下肢静脈瘤の手術を受け、運動制限が大会1週間前にようやく解けました。
本大会は、その手術後の復帰第一戦の慣らしランとなりました。
表面序は確認できませんが、両太腿の静脈は焼き潰されていますので妙なつっぱり感がまだ残っています。
また、何より3週間近く走っていませんので、とても心配でしたが大きな不調を生じることなく7時間44分05秒で完走することができました。
本大会、かねてより参加したかったのですが、過酷なコースと宮崎からのアクセス手段等の問題から、なかなかエントリーに踏み込めませんでした。
今回、日程の都合がつきそうなことから、まずは手始めにコースがほぼ下り基調になっているショート(60km)部門にエントリーしました。
しかし、実際に走ってみるとかなり小刻みなアップダウンの連続でした。
下の図は、大会Webページのコース高低図と小生のGPSウォッチのデータによる高低図を併記したものです。
トンネルや崖影の影響でGPSデータに信頼性の欠ける部分が多々観られるものの、ほぼなだらかな下り基調との初期の認識とは大きくかけ離れ、小刻みなアップダウンが見てとれます。
勿論、このことは公式コース高低図が虚偽なのではなく、100km部門の前半の標高600mを越える超ハードなコースが、後半の小刻みなアップダウンを縮尺の関係で覆い隠してしまっているからなのです。
このことに、もっと早く気付くべきでした。
そうすればもう少し心づもりもでき、もっと違った走りができたように思いましたが後の祭りでした。
しかし、次回フル100km部門参加時の大きな情報を得ることができました。
大会会場へのアクセスと帰宅は次のように行いました。
大会前日、10月20日(土)、9時過ぎに宮崎の自宅を出発し、臼杵港を目指しました。
グーグルでは、東九州自動車道を利用して2時間20分前後で、臼杵港に到着予定でしたが、自動車搭載のナビが東九州自動車道の完成を感知しておらず、不用意に高速を途中下車してしまい延岡市内でうろちょろしてしまいました。
ちょっと慌てましたが、フェリーの乗船手続等のため余裕を持たせて計画していましたので、予定通り12時40分発八幡浜行きフェリーに乗船することができました。
また、乗船前にフェリー乗り場の食堂で鶏天弁当を購入し、フェリー内で昼食を済ませました。
フェリーの乗船時間は2時間20分で、15時ちょうどに八幡浜港に到着しました。
八幡浜港からは、特に急ぐ必要が無かったので一般道を利用して、前日受付会場の十和体育館(高知県高岡郡四万十町久保川)を目指しました。
途中、給油と朝食の調達を予定していましたが、給油は帰宅まで保ちそうであること、朝食は鮮度を考えて目的地近くでと考えていると近くにコンビニがなくなってしまいました。
十和体育館は、国道から少し引っ込んだところに位置していましたが、案内掲示板が設置されていましたので助かりました。
17時半頃、十和体育館に到着し前日受付を済ませ、同会場で18時からの実施される前夜祭(選手無料)を待ちました。
ステージでは、地元の可愛い子どもたちの太鼓演奏のおもてなしがありました。
18時に、前夜祭の会開行事が行われました。
テーブルの上には、地元の婦人会のみなさんが丹精込めてつくられたご馳走がずらりと並んでいました。
また、しし汁の振る舞いもありました。
前夜祭のおもてなしメニュー表です。
すっかり地元の食材を堪能し、贅沢な夕食を済ませることができました。
婦人会の皆様、ごちそうさまでした。そして、ありがとうございました。
十和体育館を出るときには、辺りは真っ暗でしたが、星はきれいでした。
国道沿いにあるはずのこいのぼり公園は、よく分かりませんでした。
そこで、道の駅とうわで車中泊をすることにしました。
スタートからゴールまでは、その2に記載したいと思います。
帰路で困ったことは、まず、ゴール時間が何時になるだろうか。
また、ゴール場所からスタート場所(こいのぼり公園:選手駐車場)に戻る大会専用バスは何時頃着くのだろうかということです。
不確定要素が多いので、とにかく早くゴールすることと、フェリーは最終(八幡浜23時50分発)を予約しました。
幸いなことに17時44分にゴールしましたので、直ぐにこいのぼり公園に向かう無料の大会専用バス停に向かいました。
予定では、17時30分、18時30分、19時00分、20時00分、20時30分が予定されていましたが、18時10分くらいのバスに乗ることができました。
相席したランナーさんとは、ランナー話に話が弾み、あっという間に選手駐車場こいのぼり公園に着きました。
19時半前には、到着していましたから、バスの所要時間は、7、80分くらいだったと記憶しています。
駐車場は、真っ暗でした。
常連のランナーさんは、懐中電灯を用意していました。
駐車場を出ると直ぐ近くにある温泉旅館十和を尋ね、汗を流しました。
立ち寄り湯は、19時までだそうですが、特別に入浴させていただきました。
ありがとうございました。すっきりした身体と気分で帰路につくことができました。
次は夕食ですが、さすがに疲れて胃がムカムカしており、うどんしか胃が受け付けないような状態でした。
すでに20時近くになり、近くに開いているうどん屋さんを探すことは無理そうでしたので、帰路の途中のコンビニを目指しました。
20時半頃、コンビニでうどんをいただき、遅い夕食を済ませました。
22時少し前に、八幡浜港に着きました。
係員さんに、ちょうど22時に出港する便に変更して乗船しますかと問われましたが、変更する気力も無く、深夜に帰宅しても妻を起こすことになるので、車中で仮眠して最終便を待つことにしました。
うとうとしていると、運転席のウィンドウを叩く音に目が覚めました。
23時半頃でしたでしょうか、乗船を知らせる係員さんでした。
一番に乗船すると、2等船席のフロアーに倒れ込み爆睡でした。
2時少し前に目が覚め、すっきりした気分で下船時刻2時15分を迎えることができました。
元気になると無性にお腹が空いて、下船すると直ぐにコンビニに向かいおにぎりを購入しました。
帰路では、往路での轍を踏むこと無く、東九州高速道を下車させようとする情報の古いナビに逆らい、宮崎まで高速を下りることなく走行することができました。
そして、5時少し前に、我が家に無事完走メダルを持ち帰ることができました。
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