台風5号の影響で前夜祭から荒天の中での開催となりました。
小生は、ここ3回ロングが完走できていないので今回初めてショートにエントリーしました。
5時40分、辺りは次第に明るくなってきましたが、雨と濃霧で視界はこの有様です。
コースは、降りしきる雨で土砂が音を立てて流れています。
泥沼でバランスを失ったランナーの悲鳴があちらこちらから響き、写メなど撮る余裕は全くありませんでした。
しかし、林道に出ると、登りは早歩き下りはジョグで、雨は降っていましたが逆に直射日光にさらされることなく気持ち良く走ることができました。
8時49分、日添林道入口エイド(14.9km)に到着しました。
途中林道の舗装が風雨に浸食されズタズタになった部分もありましたが、スタッフの方が待機され注意喚起されており問題なく通過できました。ありがとうございました。
お蔭で、林道後半の下りも、気持ち良くジョグできました。
10時25分、栗野岳レクレーション村エイド(27km)に到着しました。
毎回、軽い熱中症でフラフラしながらエイドに到着し、頭から水をかぶり、暫しエイドでぐったりしているのだけれども、今回はいたって元気でした。
また、すでに全身ずぶ濡れ状態ですので薄軽撥水シェルジャケットをバックに収納し、シューズの靴紐の固く締め直し出発しました。
残り10km、3時間20分ですので、通常なら何とかなりそうですが・・・
まずは、栗野岳名物?枕木階段。
毎回ここで息を切らし、何度となく立ち止まってしまいますが・・・
なんと今回は一度も立ち止まることなくクリア!!
自分でもビックリ!!
いよいよ、登山道に入っていきます。
予想通り、登山道は泥濘状態でした。幾百人の先行選手の靴跡を追いながら、滑りそうにない所を選びながら進むも、やっぱりずり下がる。
悪戦苦闘しながら、ゼイゼイと肩で息をしながら進むも、雨が火照った身体を冷やし、ある意味気持ち良いトレーニングのようでした。
ということで、栗野岳の登りも、途中休息をとることなく気持ち良く登ることができました。
次は栗野岳の降りです。
これは、とんでもなく危険でした。(写メを撮る余裕なんてありません。)
急斜面は、どこもずるずると滑り、何度となく手を着き、転倒し、泥だらけになりました。
栗野岳越えを終えると、次はえびの高原ピクニック広場の周辺の沢を周回するコースです。
この場所は、比較的水が綺麗でしたので、手を洗って岩の上から写メしましたが、大方は泥沼状態でした。
はじめは、泥沼を避け、道の縁を通っていましたが、2・3度泥沼に入ってしまうと、後は諦めてバシャバシャと中央突破です。
しかし、気をつけなくてはいけないのは、時折妙に深い場所やヘドロ状になっているところが有り、足を取られるのです。
休み無く進みましたが、栗野岳の下りと沢を周回するコースでかなり時間を取られました。
ピクニック広場に戻ってきたときには、残り時間が45分程度となっていました。
ラストは、えびの岳を越える3km程度のコースです。
通常なら何とかクリアしそうですが、今日のコースは泥沼状態です。
最後まで、諦めたくなかったので、ゼイゼイいいながらえびの岳登りを自分でもビックリするくらい一気に登りました。
でも問題は、やはり下りでした。
数百人もの選手が通過したコースは、ドロドロになり、ずるずると滑り、何時事故っても不思議でないような状態でした。
慎重に、しかし、少しでも早く・・・
ゴールのアナウンスが間近で聞こえ始めました。
残りは500mないでしょう。しかし、のこり時間も、そう沢山ありそうにありません。
ショート8時間制限14時ジャストのカウントダウンのアナウンスをえびの岳最後の泥沼の下りで聞くことになりました。
14時4分、残念ながら4分オーバーでゴールすることになりました。
でも、とんでもないコースを怪我することなく完走できたすがすがしさを感じることができました。
また、来年も挑戦したいですね。
すると、荒天のためゴールエイドがえびの高原荘内に設置されていました。(また、ロングも荒天のためショートコースで終了だったようです。)
お汁や果物をたらふくいただいて、入浴させていただきました。
参加賞です。( + 温泉入浴券)
本日のワークアウト R01霧島えびのエクストリームトレイル 走行距離 37km グロスタイム 8時間4分(4分オーバー) でした。
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